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痛んだしだれ桜の葉でウールを染める

 2011-07-05
我が家のベランダは風が強いです。今までにも和棉がダメになったりしているので、一応、風当たりの弱そうなところにおいたりしていたのですが……、先月の強風で藍としだれ桜の葉っぱがかなり痛みました。
悲しみながら痛んだ葉っぱをとりました。

こちら、しおしおになった藍の葉。
img666_DSCN2042.jpg

こちらは、かさかさになった桜の葉。
img667_DSCN2043.jpg

廃棄するのは勿体無いので、染めに挑戦しました。
まずは藍で生葉染め。……痛んでいたせいか液自体、本に書かれている程緑にならなかったのですが。
そこに以前に収穫した洋綿を投入してしまいまして。
その後に本の別のページに、コットンは生葉の水抽出では染まらない、という記載を発見。うわあ……。
慌ててメリノのスライバーを投入してみましたが、後の祭り。
コットンはなんとなーく変な色になったかも?程度。スライバーは……全く……。

気を取り直して、しだれ桜の方。例によって、アルカリ抽出で3番液までとりました。いつものように赤い液ができました。

これでみょうばん媒染したウール糸を染めました。
img668_DSCN2049.jpg

残液で、メリノスライバーを。
img669_DSCN2051.jpg

写真は多少濃く写っていますが、実際にはもっとうすーい、オレンジがかった黄色です。どのくらい薄いかと言えば「本当に染めたの?」と言われかねない位……。

液は赤かったのですが……。わからないものです。


染めたもの
草木染め用ウール糸2/20番手(約100g 1180m)
メリノスライバー80g
媒染剤
生みょうばん20gと酒石英5gで、ウール糸100gとメリノスライバー100gをまとめて媒染。
参考書籍
『草木染め大全』


参考用語
あ行:藍 アルカリ抽出法
さ行:酒石英 スライバー
ま行:みょうばん、メリノ


(以下2012/1/4追記)
原毛の残量などを考え合わせるに、これはメリノではなくフォークランドのような気がしてきました。

新春恒例小豆染め

 2011-01-16
新春恒例(といっても去年はやっていないようですが)の、小豆染めをしました。何故恒例って、鏡開きのお汁粉を作る際、小豆を煮こぼした液をとっておいてもらうからです。
染物に使っていたメリノの量が乏しくなってきたので(先日アナンダで染め用に買おうかと思いましたが、うちには白い羊毛は他にもいっぱいある!と自分に言い聞かせてやめました。我が家にある羊毛の使用予定用途を確認した後なら、余った分を染めにまわせるのですが)、何を染めようかと思いましたが、糸にしたものがあったので、それにしました。
どうも、2006年にJoyで試しに紡いだ糸らしいです。相当昔ですね……。
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精練・先媒染・染色・洗い・お酢処理、と、けっこうマジメにやりました。(実はお酢処理をしていないことにこの記事を書きながら気が付いたので、今お酢の液に入れたのですが)

染めたもの
Joyで紡いだメリノ+ロムニー 89g
媒染剤
生みょうばん12g。助剤は酒石英2g。
参考書籍
『草木の染色工房―身近な草花、樹木を使って』
『草木染―四季の自然を染める』


参考用語
さ行:先媒染、酒石英、助剤、精練
ま行:みょうばん媒染、メリノ
ら行:ロムニー

メリノを栗で染める

 2009-11-05
紡ぎ終えたばかりのメリノを、より止めも兼ねて染めました。
染料は栗。

栗ご飯を作るのでむいた皮をとってありました。
ところが先日購入した本は、栗そのものから染料をとっていたので、残りの栗を煮る時に、一緒にむいた皮も投入して、染料をとりました。

そんなわけで参考文献は
『キッチン染めを楽しむ12か月』
染料をとるところまでは、秋の部の栗のページを参考に。染めるところは冬の部のみかんでアラン編みセーターを染め直したページを参考にしました。
媒染は鉄で、同浴染め。助剤はなしです。

栗の染料は、鍋に入れておいたら、家族に「あのしょうゆ何?」と言われた程茶色かったのですが、それに本の通り2Lになるまで水を加えたものに(まだまだ茶色い)、2.5ccの木酢酸鉄を入れたら、あっというまに墨汁色に……。鉄のすごさを思い知りました。
栗色を生かすために、みょうばん媒染も次回は試したいと思います。

それで染めたら、こういう色でした。
img542_DSCN1378.jpg

しぶい色ですね。

新春恒例くちなしの実染め

 2009-01-10
今年もまた、栗きんとんを作った後のくちなしの実で染めました。

1/2に染料液をとりました。本によると4番液までとれるということだったので、(金時を染めたのが1番液と考えて)2,3,4番液をとりました。くちなしの実が2個程度だったので、全部合わせても1.5リットル位しかとれませんでしたが。

その後うっかり寝込んでしまったので、染めるのは1/10になりました。一週間おきっぱなしでしたが寒いおかげか染料液は何ともなっていませんでした。よかったよかった。
紡いだもので白いの(2006年9月に紡いだロムニー)があったので、それを染めることにしました。

普段だと手抜きしがちなのですが、精練・先媒染・染色・洗い・お酢処理と、珍しくまあまあちゃんとやりました。(去年のくちなし染めもちゃんとやったみたいですが。新年最初の染め位、ちゃんとやろうという気になるのでしょうか)

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立派にくりきんとん色に染まりました。

そうそう、去年は3番液でさらに鉄媒染での染めもしたようです(残液ではなく3番液だったのだろうか……?)。今年は残液がかなり残っていたのでちと心惹かれましたが、えいやっと捨ててしまいました。うーん、やっぱり勿体無かったかなあ……。


染めたもの
スピンドルで紡いだロムニー 40g
媒染剤
生みょうばん2g。助剤は酒石英1g。
参考書籍
『草木の染色ノート―身近な草花、樹木を使って』
『草木染―四季の自然を染める』


参考用語
さ行:先媒染、酒石英、助剤、スピンドル、精練
ま行:みょうばん媒染
ら行:ロムニー

ロムニーを人参の葉で染める

 2008-07-09
最近人参には立派な葉っぱがついていることがあります。
葉つきの人参を買って、冷凍保存しておりましたが、冷凍庫で場所をとって邪魔なので、土曜日に染料液をとりました。

人参3本分の葉っぱを、1.5リットルの水でゆでました。沸騰してから弱火で15分位キープ。これで1番液をとり、その後1リットルの水で2番液をとり、合わせて置いておきました。

日曜日に染めようかと思っていたのですが、いろいろあって染められませんでした。まあ、桜は液をとってから一週間後に染めたしな……と放置しておこうと思ったのですが。

月曜朝、部屋から変な匂いが……。うわっかびが!いや、桜も1週間後にはかびがでてましたが、二日でかび……(桜は蓋付きの容器に入れていたのでもった、ということもあるかもしれません)。
週末まではもたせられないかも、と一瞬諦めて染料液を捨てようかと思ったのですが、二日おいておいたら、かなり濃い液になっていて勿体無く思いました。
で、出勤前に突貫工事で染めました!

かび部分をとりさり、染料液を火にかけました。その辺にあったロムニーのかせをぬるま湯で洗ったあと染料液に投入。
「あ、媒染媒染……。ウールだから助剤もか」と、みょうばんと酒石英を、「うーん、面倒だから同浴で!量は……いいやてきとーてきとー!」と、小さじ1杯位ずつ鍋に投入。
そのまま15分位煮て、鍋を火から下ろし、蓋をして一日置きました。

翌朝、また出勤前に、すすいで、脱水して、干しました。干した状態がこれです。
img355_DSCN0589.jpg

大変に濃く染まったと思います……。

媒染剤
みょうばん。助剤に酒石英を使用。



参考用語
さ行:酒石英、助剤
た行:同浴染色
は行:媒染
ま行:みょうばん媒染
ら行:ロムニー

ロムニーを小豆で染める

 2008-02-17
残った小豆で家族がまたお汁粉を食べたようで、小豆の汁をとっておいてくれました。ちなみに私がいないときにばかりお汁粉を食べているようなのは、別に冷遇されているわけではなく、私が小倉あん系のあんこがあまり得意ではないせいです(^^;。

今回は量が少なかったとかで、一番液から?番液まで全部混ぜた状態でとってありました。約1リットル。今までと違って……小豆も2粒入っていたりして、ゆでこぼした液というより、お汁粉ドリンクに見えるんですけど?というような感じのにごった汁でした。

さてその汁で、こないだまとめてみょうばん媒染しておいたロムニー(JOY回転比6:1で紡いだもの)を染めました。

煮れば煮るほど液が糸の中に入っていく感じで、にごっていた液が最後には透明な茶色になっていました。
img296_DSCN0389.jpg

濃く染まったように思います。

媒染剤
みょうばん。助剤に酒石英を使用。
参考書籍
『草木の染色工房―身近な草花、樹木を使って』


参考用語
か行:回転比
さ行:酒石英、助剤
ま行:みょうばん媒染
ら行:ロムニー

小豆でコリデールを紡いだ糸を染める

 2008-01-25
土曜日の朝、京都から帰って来たら部屋に新たに小豆汁の瓶が増えていました。どうやら私が不在の間にもう一度お汁粉を食べたようです。

みょうばん媒染をロムニーとコリデールとまとめて行い、ロムニーを染めたあとこちらの汁でコリデールを染めてみました。

1.6lと、けっこう多めにありましたので、堅木スピンドルで紡いだコリデールを染めました。今シーズン、マフラーを一つも作ってないので、マフラーに使えるものを作りたかったのです。
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割とよく色づきました。

媒染剤
みょうばん。助剤に酒石英を使用。
参考書籍
『草木の染色工房―身近な草花、樹木を使って』


参考用語
か行:コリデール
さ行:酒石英、助剤、スピンドル
は行:媒染
ま行:みょうばん媒染
ら行:ロムニー

小豆でロムニーを紡いだ糸を染める

 2008-01-23
メリノのスライバーを染めた小豆の汁をとっておきました。
今日は所用あって仕事を休んだのですが、用事は3:30頃に完了したので、「じゃあ染めよう」と思い、みょうばんでの先媒染・染めを実施しました。

染めたのは回転比11:1で紡いだロムニーです。量が25gあって、鍋に入れた時、糸が液から出ていましたから、あきらかに小豆汁は足りなかったのですが、水を足して薄めるのも気が進まず、「まあいいかー」とそのまま染めてしまいました。時々糸の上下を入れ替えましたが。

img271_DSCN0345.jpg

となりにあるのが染めていないロムニーなので、比較すると、それなりに色がついていることがわかるかと思います。

媒染剤
みょうばん。助剤に酒石英を使用。
参考書籍
『草木の染色工房―身近な草花、樹木を使って』


参考用語
か行:回転比
さ行:先媒染、酒石英、助剤、スライバー
ま行:みょうばん媒染、メリノ
ら行:ロムニー

くちなしの実で鉄媒染。

 2008-01-06
メリノをみょうばん媒染で染めた後、くちなしがまだまだ大丈夫そうだったので、3番液で鉄媒染で染めてみました。
# 1番液=さつまいもを染めた(栗きんとん用)

img261_DSCN0302.jpg

左側は推定メリノなのですが……右側の糸は素性が不明です。このblogの最初から最後まで見てみましたが、該当するものをみつけられませんでした。小さいニディノディでかせにしてますので、試しにちょっとだけつむいでみた、とかなんでしょうか……。

ちなみに素性探しのついでに、全ての紡いだものの素性の確認をしました。……もう1玉素性のわからないものがありました。

えー、話を染めに戻しますと。
くちなしの3番液で染めた後、鉄で後媒染しました。鉄の量を加減したせいか、あまり黒くなりすぎず、渋い黄色というか緑がかった黄色でおさまりました。


媒染剤
鉄(木酢酸鉄液)
参考書籍
『草木の染色工房―身近な草花、樹木を使って』



参考用語
あ行:後媒染
た行:鉄媒染
ま行:みょうばん媒染、メリノ、木酢酸鉄液

くちなしの実でメリノを染める

 2008-01-04
一年前に味をしめたので、今度も栗きんとんを作った時のくちなしの実をとっておきました。そして1/3に、前に紡いだメリノ15g(4.2番手)を染めてみました。
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くちなしの実は3つをしばらく水につけておいてから、火にかけ、沸騰してから弱火で20分煮出して染料を作りました。
糸は、一応精練した後、みょうばんで一時間ほど先媒染しました。(酒石英を助剤に使いました)
それから、糸を染料につけて、一時間ほど煮ました。
その後、いつもは面倒がって省く酢酸処理もしました。まあ……食酢でやりましたけども。

今年もよく染まりました。

ただ、優しさが足りなかったのか隣の糸とからまりまくっています……。


参考書籍
『草木の染色工房―身近な草花、樹木を使って』
『草木染め―Enjoy! Natural Dyeing』


参考用語
さ行:先媒染、酢酸処理、酒石英、助剤、精練
ま行:みょうばん媒染、メリノ

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