ネクタイ裂き織り地残りで三角ポーチ
2016-06-21
ネクタイ裂き織り地の残りのC面で、三角ポーチを作りました。手持ちの12cmファスナーを使いました。持ち手は、以前に母のズボンのベルト通しを作った時の残り。…こういうテープ状のものは作っておくと役に立ちますねー。
横向き。タグをはさみました。また持ち手の裏に縫い付けようかと思ったのですが、持ち手よりタグの方が幅が広かったのです…。

作り方は『すぐ使いたい裂織りバッグ』を参考にしています。裏地もつけましたよ、苦手なまつり縫いで…。
『花と緑の染織』で見た時から、可愛いなあと思って、作りたかった三角ポーチ。しかし出来上がってみると何を入れるのか疑問な形ですね(笑)。飴とかかな。
しかしネクタイバッグと三角ポーチと。裏地も手持ちの黒い布だし、ファスナーもマグネットボタンも持ち手に使ったものも家にあったし。手持ちのものだけで出来上がりました。
カテゴリ : 裂き織りバッグ用生地
トラックバック(-)
コメント(2)
ネクタイ裂き織りバッグ三つめ
2016-06-19
『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』に載っていた参考用語を「用語」カテゴリに追加していたら、一週間の更新が用語ばっかりになってしまいましたが(こんなに新たな用語ばかりなのはおかしい…と思っていたら、参考用語をつけていない記事がけっこうありました…)、ネクタイバッグ作りもちまちまと進めていました。出来ました!
こちらがA面。…たぶん。

こちらはB面。たぶん。

当人が「多分」とつけてしまうくらい、写真で撮ると差がわかりませんが。底を見るといくらか差があるのがわかります。上がA面、下がB面。A面の方が縞がくっきりしています。

サイズはおおむね『すぐ使いたい裂織りバッグ』のP10のトートバッグ(小)と同じですが、ファスナーではなくマグネットボタンをつけました。つけるのが楽ですしね!あと裏地のポケットは2か所につけました。

持ち手はちょうど家にあった革の端切れなのですが、そのままでは持つところが太い、という母の助言もあり、一番上の辺りは折って縫いました。縫ったついでに片側にはタグをつけました。

ちょっと持ち手の位置がいまいちだったなーと思いますが、まあ使えるでしょう。
マチがけっこうあるので、全体的には小さいトートバッグになりました。
高さ21cm、口のところの幅31cm、底の幅19cm、マチ12cmです。
カテゴリ : 裂き織りバッグ用生地
トラックバック(-)
コメント(0)
ネクタイで裂き織り3つめ
2016-06-11
はるか大昔に友人Hちゃんが旦那さんの古くなったネクタイをくれました。2枚目のネクタイバッグ地を織るより前だった気がするので、本当に大昔。この度、ネクタイの在庫がまた増えまして…、ようやくたまっていたネクタイを織り始めたという次第。
出来上がり全体像はこちらです。
Hちゃんの旦那さん…趣味が渋いな!ていうか前回のYちゃんの旦那さん、前々回のうちの父と違って赤系のネクタイがないんですよ。

元のネクタイはこちら。写真は洗って解いた後。この後の説明用に、文字を入れています。


多分、青+白と黄色のネクタイは大層お気に入りだったんじゃないでしょうか。くたびれ方が半端ではありませんでした。
7本あったので、目立つだろう白は全体にアクセントとしてちらして入れることにして、あとは半分に3本、残り半分に3本を入れました。A面に青+白・黄色・青+紫、B面に紫・青+黄色・青、と色合いもばらけさせたつもりでした。
A面はまあ問題ないかな。

B面の方、黄色の入っている青と青のネクタイがどうも同系色で、紫も金色の模様が入っていて黄色とかぶったせいか、織り進めたら境目がはっきりしなくてぼんやりした感じになりまして。
境目をはっきりさせるために細いラメ糸を入れました。…ふちどりしただけでけっこうくっきりしますねー(写真ではよくわからないようです…。ないともっとぼんやりなんです!)。

ところでこのラメ糸は、扱いを間違った結果、ますます扱いが難しくなってしまった糸でして。要は木枠におまけ(?)で巻いてあったのですが、木枠を使用するにあたって慌てて外して玉巻き機で巻いたら、その後玉のまま絡んでしまったのでした。ああいう糸は玉にするもんじゃないですねえ…。
そういうわけで、最初のうちはまだ糸な部分を使って境目をはっきりさせていたのですが、色合い(黄色系にしました)が悪くなかったもので、いい気になって、絡んでいるものもそのままぐしゃっと入れたりしました!暴挙!
いやおかげで絡んでいたものを全部使い切りましたよ!(苦笑)
まあ大変細い糸なので、写真のとおり、ぐしゃっと入れても大した厚みにはなっていません(^^;。…はみ出てはいますが(^^;。

ちなみに最初のネクタイバッグ地にも木枠に巻いてあった赤系のラメ糸を使っています。こちらは絡んでいたわけじゃなかったので普通に赤糸として使いました。境目をはっきりさせるために使ったわけでもなかったですね。ラメ糸の使い道に困って入れてみたんじゃないかな…。
さて、A面を33cm+α織って、B面をネクタイ地がなくなるまで織りましたが、まだ経糸が残っていたので、A面のネクタイ地を使って残りも織りました。C面と呼びますか…。

織り始めと織り終わりは、秩父で知った「メルター」と経糸と同じ糸を引きそろえて使いました。
織り上がり後に織り始めと織り終わりに接着テープを貼る(『すぐ使いたい裂織りバッグ』より)のが要らなくなる感じですね。
あと、使ったネクタイの材質はおおむね絹ですが、黄色いネクタイは絹80%、麻20%。A面の青+紫のネクタイはポリエステル100%でした。
さて、あとはバッグに仕立てなくては…。
- 織り上がり予定サイズ
- 31cm×66cm
- 仕上がりサイズ
- 32cm×82cm
- 経糸総本数
- 128本(脇を1本ずつ丸羽にしたので+2本)
- 整経長
- 130cm
- 通し幅
- 32cm
- 筬目
- 4目/cm
- 使用した糸
- 経糸 アナンダ染色綿糸 100g550mのもの、青緑
緯糸 厚地のネクタイ(織りで柄を出しているもの)を5mm位、薄地のネクタイ(プリントで柄を出しているもの)を8mm目安に切ったもの。全部でネクタイ7本。ちょっとあまり。
ラメ糸少々 - 使用織り機
- 咲きおり
- 作成期間
- 2016/6/5~11
- 参考用語
- あ行:筬、筬目
か行:木枠
さ行:裂き織り、整経、整経長
た行:玉巻き(機)、経糸、通し幅
や行:緯糸
カテゴリ : 裂き織りバッグ用生地
トラックバック(-)
コメント(0)
洋裁ハギレの裂き織りバッグ
2010-02-08
五月に織っておいた洋裁ハギレの裂き織り地をようやくバッグに仕立てました。正面。ファスナー付きのポケットが一つついています。

背面。ファスナー付きのポケット一つと、電話を入れるための小さいポケットが一つついています。写真では小さいポケットにPHSをさしてあります。

上。ファスナーで閉じるようになっています。

中身。わかりづらいですが、ポケットをつけてあります。

あ、上部や中袋も洋裁の同じハギレです。さすがにそんなに大きくは残っていなかったので、中袋は3枚くらいはいで作りました。
ちなみに持ち手も同じ布で作ろうとしたのですが……太さが足りなくなってしまったので、手持ちの市販の化繊テープでお茶を濁しました。
えっと、自分が持っている、使いやすいと思っているバッグと同じ感じを目指して作りました。ポケットが多いのはそのせいです。で、一応
![]() | バッグ作りの基礎ノート―バッグくらいは作ってみたい by G-Tools |
とか
![]() | モードなデイリーバッグ by G-Tools |
を参考にしましたが、基本的に試行錯誤しながら作りました。
縫ったのは、2/6,7日。丸二日かかったのですが、試行錯誤したせいも大きいと思います……。
で、型紙とか作るでもなくアバウトにマチ針と仮縫いで確認しながら作った結果……持ち手の位置がズレていたりしますが、ま、まあ気にしないことにします……。
ちなみに、本当だったらこの裂き織り地、もっと先まで放置されていたと思われますが、この度通っている洋裁教室の高等科修了作品として、ジャケット・ズボン・ベストを出すことになったので「じゃあ合わせてバッグも出すか、同じ布だし」と思い立って、勢いよく作りました。
本当に何かきっかけがないと作らない人ですね……。
- 参考用語
- さ行:裂き織り
着物裂き織りバッグ
2009-09-24
ほぼ一年前に織り上げた織り地(着物地で裂き織り)を、ようやくバッグに仕立てました……。
元々は織り地を縦に使うつもりだったのですが、想定より長く仕上がったために横に使いました。そのため、白線のバランスがちょっと悪いかなあと。
あと、接着芯を貼った時点でもまだ縦に使うつもりだったので、耳のけっこうギリギリまで芯を貼りました。……それが口になったため、芯が見えないよう、裏地をギリギリまで伸ばしました。苦労と言えばそこら辺でしょうか。
あ、持ち手は、去年松本で購入したものを使用。裏は無地です。内側にポケット一つ付き。あと、マグネットボタンをつけています。
洋裁ハギレで裂き織り
2009-05-26
自分のズボンとベストとテーラードジャケットと母のズボンを同じ布地で作りましたが。おかげで半端なハギレが色々と残りました。ロックミシンをかけると長細いハギレができちゃいますし。というわけで、裂き織りをしてみました。


穴をあけて織ったのはポケットにするつもりだからです。
ロックで切り落とした部分までも無駄なく使えて満足です。
しかし、バッグにしようと思っている布がたまっている現状。これもいつバッグになるのやら……。
- 仕上がりサイズ
- 94cm×38cm
- 経糸総本数
- 158本
- 整経長
- 150cm位
- 通し幅
- 40cm
- 筬目
- 4目/cm 片羽
- 使用した糸
- 経糸 アナンダ染色綿糸 100g550mのもの、青
- 緯糸 T/Cバーバリー(ポリエステル65% 綿35%)。洋裁で使用した布の余り。
- 緯糸 T/Cバーバリー(ポリエステル65% 綿35%)。洋裁で使用した布の余り。
- 使用織り機
- クロバー咲きおり
- 作成期間
- 2009/5/16,17,23
- 参考書籍
- 『すぐ使いたい裂織りバッグ』
- 参考用語
- あ行:筬目
か行:片羽
さ行:裂き織り、整経長
た行:経糸、通し幅
や行:緯糸
着物地で裂き織り
2008-09-14
母の友人が裂き織りに使ってと着物を下さいました。いただいたのはもう1,2年前かと思いますが、先日ようやく織り始めました。緯糸に使用した着物地は、

こういう、紺地に白と赤が散ったものでした。
織るとこんな感じ。

経糸の余分が思ったより少なくて済んだのか、できあがってみたら予定よりかなり長いです。さて、何を作りましょうか……。
- 仕上がりサイズ
- 92.5cm×29.5cm
- 経糸総本数
- 124本(両脇を2本ずつ丸羽にしたので+4本)
- 整経長
- 130cm位
- 通し幅
- 32cm
- 筬目
- 4目/cm 片羽
- 使用した糸
- 経糸 アナンダ染色綿糸 100g550mのもの、紺と白
- 緯糸 着物地を1cm幅を目安に切ったもの。
- 緯糸 着物地を1cm幅を目安に切ったもの。
- 使用織り機
- クロバー咲きおり
- 作成期間
- 2008/7/12~2008/9/9
- 参考書籍
- 『すぐ使いたい裂織りバッグ』
……今確認のため経糸を数えていたら、通し方を間違っているところが2箇所も……!
- 参考用語
- あ行:筬目
か行:片羽
さ行:裂き織り、捨て糸、整経長
た行:経糸、通し幅
ま行:丸羽
や行:緯糸
ネクタイ裂き織りミニバッグとポーチ
2008-01-05
ネクタイ裂き織りバッグ(大)を作った余りのネクタイで、布地を二枚ばかり織っておきました。
この度、それを用いてミニバッグとポーチを作りました。

一見まともそうですが、かなり適当に作っています。特に中はボロボロです。
- 仕上がり予定サイズ
- ミニバッグ 33cm×30cm
ポーチ ?×30cm(経糸が余った分) - 経糸総本数
- 128本(片脇を2本丸羽にしたので+4本)
- 通し幅
- 32cm
- 筬目
- 4目/cm
- 使用した糸
- 経糸 アナンダ染色綿糸 100g550mのもの、赤
- 緯糸 ネクタイを5~7mm目安に切ったもの、10本。
カネボウ ミスリム COL.7709(今はベルクリエイトから出ている糸でしょう) - 緯糸 ネクタイを5~7mm目安に切ったもの、10本。
- 使用織り機
- 咲きおり
- 作成期間
- 織ったのは、2007/11。縫ったのは2008/1/4。
ネクタイ裂き織りバッグ(大)と同様、友人にもらってもらおうと思っていますが、さて使ってもらえるでしょうか……。
ちなみにポーチの方は作るのに『すぐ使いたい裂織りバッグ』を参考にしました。
ミニバッグはこの本を参考にしています。
![]() | 帯でBag 大泉 睦子 by G-Tools |
帯やリボンを何かにする本は、織り地を何かにするのに参考になります。細長い布なので。
- 参考用語
- あ行:筬目
さ行:裂き織り
た行:経糸、通し幅
や行:緯糸
ネクタイ裂き織りバッグ(大)
2007-10-14
ネクタイを裂き織りしたものをバッグにしました。

友人のリクエストで、W36cm H30cm D12cmのけっこう大きなトートバッグです。

これも友人のリクエストで、裏地は淡色で、内ポケットが充実(6つ!)しています。
持ち手は基本肩にかけるからということで、長いのがメインですが、ひょいっと持つこともあるから、とリクエストがあり、短いのもつけました。……ちょっと愉快な感じに?
持ち手と言えば今回はミシンでつけました。太目のミシン糸の手持ちが先日Gパンを直した時の、山吹色しかなかったので、それを使ってしまいました。……まあ、アクセント?
- 参考用語
- さ行:裂き織り
ネクタイで裂き織り
2007-09-25
友人から、旦那さんのダメになったネクタイがたまったんだけど、何かにならないか、と相談をうけました。それはやはり織るでしょう。というわけで、預かって織りました。預かったネクタイは9本。リクエストでは、横36cm、幅12cm、高さ30cmの鞄を作りたいということでした。けっこう大きいので、前回のネクタイ鞄のことを考えても9本じゃ足りないかもしれないなと思い、足りなかった場合に調整がきくよう、緯糸には糸も入れながら織りました。
当初経糸と同じ糸を入れようと思ったのですが、かたい糸とかたい糸だからか、どうもあまり詰まらなかったので、急遽、手持ちの黒糸を採用しました。手持ち……って、要はオーバーショットのボレロ作った時の余り糸ですが。
前回のネクタイ鞄では、織り上がった後「どんな柄のものだったかわからん……」と言われたので、今回は予めネクタイの写真をとりました。

このようなネクタイがどうなったかというと、

こうなりました。
前回のネクタイ鞄に使ったネクタイよりも厚地のものが多かったのか、けっこう余裕で織れてしまいました。緯糸に黒糸入れなくても十分でしたね……。
- 仕上がり予定サイズ
- 38cm×100cm
- 仕上がりサイズ
- 38cm×105cm
- 経糸総本数
- 152本(片脇を2本、もう片脇を1本丸羽にしたので+3本)
- 整経長
- 150cm
- 通し幅
- 40cm
- 筬目
- 4目/cm
- 使用した糸
- 経糸 アナンダ染色綿糸 100g550mのもの、赤
- 緯糸 ネクタイを5~7mm目安に切ったもの、10本。
カネボウ ミスリム COL.7709(今はベルクリエイトから出ている糸でしょう) - 緯糸 ネクタイを5~7mm目安に切ったもの、10本。
- 使用織り機
- 咲きおり
- 作成期間
- 2007/9 二週間……ていうか実質5日位?
ピンクのネクタイはアクセントに全面に入れましたが、あとは半分ずつ、入れるネクタイを変えました。要するに半分まで5種類のネクタイ、残り半分も5種類のネクタイで織ったということですが。
前回はたまたま途中で足りなくなって半分ずつ違う柄になったのですが、今回は意図的に半分ずつにしました。前回の鞄ほど目だって差があるわけではありませんが、違う柄なことはわかるかと思います。
ところで、ネクタイ裂き織りの何が面倒かって、やはり、形が変なので切りにくいということにつきます。私は裂き織りの緯糸準備は大抵ロータリーカッターでやるのですが、重ねて切るわけにはいかない形なので、大変でした。
織り進むのは、厚地のおかげか早かったですが。
- 参考用語
- あ行:オーバーショット、筬目
さ行:裂き織り、整経
た行:経糸、通し幅
ま行:丸羽
や行:緯糸