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真綿のワカメ染め

 2015-09-09
ここに賞味期限切れの乾わかめがあり、
DSC00282.jpg

使用期限切れの過酸化水素水がある。
DSC00284.jpg

ときたら、やっぱり、『だれでもできる 最新 草木の染色教室』を見て以来、一度やってみたかった「オキシドール脱色法」をやってみるしかないでしょう!
本で紹介されていたのは乾燥きくらげでしたが、コラムでワカメなどにも有効と書いてあったのですよ。

ちなみに、過酸化水素水は写真の通りコンタクトレンズの消毒液ですが。成分を見ると、
DSC00285.jpg

間違いなく過酸化水素水で、3.0W/v%なので、オキシドールと同じ扱いでいいかと考えました。まあpH調整剤が入っているようですが。

といっても消毒薬は125ccしかなかったので(本では500cc使っています)、それに合わせて、乾ワカメも本の乾燥きくらげの1/4の量を使いました。

しかし。ワカメを消毒薬につけて一晩。別に脱色された風でもなく、ただ単にワカメが戻りました。うーん、乾ワカメではだめなのか、消毒薬が古くて効果がなかったのか、pH調整剤が悪いのか。

わかりませんがせっかくなので、消毒薬で戻したワカメで、染料を抽出しました。

とりあえず何となく色は出たので、ミョウバン媒染済みの真綿を投入。

これは染め終わって、放置冷却を始めた時点の写真ですが、おや、なんとなく色が出たような。
DSC00291.jpg

一晩放置して、水洗い・脱水して干した状態がこれです。
DSC00296.jpg

黄色というか薄いオレンジでしょうか。なかなかいい色に染まっています。


染めたもの
ミョウバン媒染済みの真綿 10g
染料
乾ワカメ 12.5g
染め方
オキシドール脱色法
参考書籍
『だれでもできる 最新 草木の染色教室』



参考用語
あ行:オキシドール脱色法
ま行:真綿、みょうばん媒染

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