2010年のセミナーの宿題
2015-03-16
2010年に「リビングアート手織倶楽部全国セミナー」に参加しました。説明を聞いて、試し用の糸をくださって、「忘れないうちに家で試してね!」と言われた手法があったのですが。
5年も経ってしまいました(苦笑)。
いただいたテキストには2011年とあるのですが、2010年のはず。
ちなみに箕輪先生と初めてお話した時です。そう思うと、まだ5年しか経っていないのか、という気もします。だって去年旅行までご一緒しちゃいましたよ(笑)。
さて2010年のセミナーのテーマは「工夫」で、宿題になっていたのは「太糸マジック」です。
えー、出来上がりはこちら。経糸を二度かけて、3つずつパターンを試しています。糸始末がまだなので、ちょっと見苦しい状態となっています。

写真の手前の左から、1.コイリング、2.ツイスト、3.ピックアップ。
奥の左から、4.綾織り、5.ハックレース、6.ななこ、です。
カメラをクローズアップが得意なやつにしたので、一個ずつご紹介します。なおもっと近寄れるんですよ。組織をもっと細かく見たいもののときに活躍するのではないかと!
1.コイリング。アップで見ても、ぷっくら具合が可愛いですね。

1,2,3で、経糸を70cmでかけるのですが、「(70cm)でコースターサイズで切り離せるように織(れる)」とあったので、ならコースターにしようかなと、2との間に隙間を空けました。
しかし考えてみたら、コイリングです。次もツイストです。でっぱるのです。コースターには不向きなのではないでしょうか。というわけで、2,3の間はくっつけて織りました…。
あと、コイリングが最初の織りだったわけですが、白糸はちょっと伸びる糸(フエルトヤーン)だったので、水色のリネン糸と比べて、経糸の張り具合が違っていたようです。まっすぐ織れませんで、ちょっと歪んでいます。
2.ツイスト。経糸の張りを直しました。1の平織りのすかすか具合と比べるとちゃんと詰まっていることがわかるかと思います。

これ、渡しておいた緯糸の間をシャトルでくぐらせるんですが。…つまりシャトルが細くないとくぐらないですよねー。うちのシャトルはくぐれませんでした(苦笑)。糸状態にして渡しました(^^;。
3.ピックアップ。

この課題では真ん中の経糸を一本白糸に変えるのですが。真ん中ということは11本目ね、と思って、経糸を張る時にちゃんと、後から外せるように結んでおいたのですが。…一本ずれていたらしく、糸を切ったら結んでいない糸でした。幸い、隣の結んであった糸に結んで事なきを得ましたが。
変えた経糸は、張るわけではなく、浮かしておいて、渡した白糸を引っ張り上げるのですが。ひっぱりあげる以外の場所ではこの糸はどうしたらいいのかが、テキストの文面ではよくわかりませんでした。写真を見て多分張ってあるとして扱うのだろう、と考えて、写真のようにしてみました。
写真だと左右対称じゃないのが変な感じ。と思って、テキストをよくよく見たら、脇の白糸は表に出ていました。つまり白糸がつながっているのね、とわかる感じです。むう、その方が左右対称じゃないと思わなくて済むなあ…。
さて、改めて経糸を張って、残りの3パターンに挑戦。ちなみにこちらは経糸を何センチ張るのかテキストに記述がありませんでしたが、同じく3枚織るんだから、70cmで大丈夫だろうと、70cm張りました。
4,5,6はぷっくらするわけではないので、コースターにできるわね!と思って、一枚ずつ切り離せるようにしました。
4.綾織り。

すくって綾織りです。空羽の作り方で、すくいやすくできますよ、というパターン、ですかね。
空羽を作ったとはいえ、このフエルトヤーンで5/cmのソウコウはちょっときついですね。ソウコウで緯糸を打ち込むと経糸が歪むので、4,5,6の打ち込みは咲きおりのホルダー(くし代わり)でやりました。
5.ハックレース。

うーん、多分間違ってないんじゃないかな、と思います。
6.ななこ織り。

くっきりはっきり模様が出ていい感じですね。
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