第三回北欧手工芸の旅 ヴェブ・メッサ 2014 編
2014-09-29
本当言うと、旅行会社さんが最初に提案してくれたのは最初にストックホルムに行って、ウメオでイベントに参加して、日曜日にストックホルム経由でヘルシンキに行って、ヘルシンキから帰国する、というプランでした。あとにして思えば、日曜日は休みのお店が多いので、その日が移動日になるように配慮してくれたのでしょう。それに、このプランだと、帰りはヘルシンキから直行便で成田に帰れるんですよね。
しかし我々は「最初の一日でウメオに行ってしまう」無謀な計画を望んだのでした。いや、元気なうちにイベントの方がいいかと思って…。ある意味正解ではありましたよ。このプランだとヴェブ・メッサ初日に参加できますから。初日で売り切れてしまったものとかあったみたいですから。
というわけで17日。ストックホルム アーランダ空港で国内便に乗り換えでしたが、アーランダ空港に飾ってあった裂き織り。

こういうのに迎えられると「おおー織りの旅に来た~」という感じが。
そして18日。ウメオでのヴェブ・メッサの会場。

ちなみにホテルからこの会場までの移動手段は徒歩でした。この辺の話は、我楽多日誌 北欧旅行 2014/09/18-19 ウメオにもちょっと書いています。9番のバスが憎い話なども少々…。
会場に一歩入ると、織りのタペストリー群が待ち構えていました。

白樺とか自然がテーマで色々な人が織ったものと思われます。
その次は、休憩コーナーがありまして、普通にみんなが土足で踏む場所にバリバリ裂き織りマットが敷いてあります…。

いや普通に土足で使うものなのね!感がひしひしと。
で、作品展示?コーナーがありまして、「ダーラドレルは単色だけどカラーで織ったものなのよ」とか「オリジナルが色落ちしているので再現して織ってみたのよ」とか説明してくれました。…同行の友人に訳してもらいました(笑)。

バンド織りを実演している方もいらっしゃいました。サーメの伝統工芸の一環としての実演だったようです。
次に紡ぎとかやってる人がいるコーナーがちょろっとあって、さらに奥がメインイベント会場です。入ってすぐにBorgsさんのブースがありました。欲しい糸リストにばっちり入っていますよ!…というわけでさっそくチェック。いくつかの種類しかありませんでしたが、欲しかったTUNAはあったしイベント価格になっていたので早速買いました。…ここで、やたらと大きい紙袋に入れてくれたんですよね…。
どうもこの大きな紙袋が、その後糸を買う勢いになったような気が…。
もう一軒。行きたかった糸屋さんで欲しかった糸を2種類買いました。
そのあと、メーカーは違うけど、欲しかった糸と、種類と太さが同じ糸があったので買い…、とやっていて、はっと。「いや、買うのはいいけど織りきれないからね?」と現実の声が降ってきて、糸の購入は控えめになりました(苦笑)。

でもスピンドルを見たら買うでしょう!それも見慣れないスピンドルだったら!というわけで金属のスピンドルと、なんだかよくわからない綺麗なスピンドルを購入。スピンドルを買ったら毛をつけてくれたのでちょっと紡いでみましたよ!
あと、手織り日和さんの記事を読んで、前から欲しかった本をGet!英語とスウェーデン語が並んでいるのでスウェーデン語の織りの本を読む役に立つということだったんです。
しかし、すんごい破格値で、おじさんが値段を言った時耳を疑って(いやだって英語だし。聞き間違えたかと。笑)プライスリストをわざわざ確認しました。
その後同行者さんが教えてくれたことによると、最近、増ページありで復刊したから旧刊が安くなっているとか。いや、辞書代わりなので古いので十分です。

一日目は夕方、第二会場に無料送迎バスで行きました。第二会場というか、ウメオは今年欧州文化首都なんですが、それで色々イベントをやっていて、この会場もその一つ、かな。ヴェブ・メッサの一日目はヴェブ・メッサに合わせて?夜まで営業していたようです。野外博物館という感じでした。

織機が置いてある建物もあったけど、電灯がないので、日が落ちるにつれ段々何も見えなくなってきました(苦笑)。
ちょうど生徒さん(日本人含む)を連れてきた先生らしき方が織り機の説明を英語でしてくれていて、「このでかい棒でとめてあるのか!」とか感心したのですが、写真はとれていません…。
翌朝はまず、第三会場に行きました。第三会場と言っても、ウメオ街中の手芸屋さんですね。

あとその辺りで、マーケットが開かれていました。スウェーデンに留学中の日本人の方と挨拶したりしました。
そのあと第一会場に戻ってもう一巡り。糸を1コーン買い足しました(購入糸の写真には既に含まれています)。
ほかにウメオに行った方のブログとかを見ると、もっと具に見ればもっと欲しいものがいっぱいあったのかもなあ…という気がしますが…。
まあ、こんなところが分相応でしょう。いやすでに不相応かもしれませんが。とりあえず「ここで買った糸を織りきらないうちは、ヴェブ・メッサには行けない…」と自分を戒めています(苦笑)。
そのあとホテルに戻って、預かってもらっていた荷物を持ってタクシーでウメオ空港へ。ウメオ空港の椅子はこんな生地でした。赤タイプもありました。

次はストックホルムにGo。
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