啓翁桜でシルクリネンとシルクストール染め
2014-03-08
今年も啓翁桜の枝を買って早めの花見を楽しみ、その後染めをしました。って今年の枝はあまり咲かなかったので、そんなに花見は楽しめませんでしたが、染液は出ました。
2/23に染料を2番液まで抽出。
3/2にミョウバン媒染と染めをすることにしました。
1番液と2番液を合わせて3.3Lあったので、浴比30倍として、110g位染められるなーと思って、染めるものを探しました。
東京スピニングパーティーで購入したシルクリネン100gと、あとシルクストールを染めることにして洗っていたら。
生成り好きの母に「まあ、いい色。染めちゃうの?もったいない…」と言われました…。
ミョウバン媒染した後、桜で染めて干しました。
シルクストールはあっという間に乾いたので、その日のうちに母に見せたら「ありがとう!」と言われました。…生成りもよかったけど、桜染めしたものもよかったらしいです…。そして母のものになるらしいです…。一応、あげる人を考えて染めていたんだけどな…。まあいいか。
それにしても、シルクストールもっと買っておけばよかった!
こちらがシルクストール。白椅子の上だと色がよくわからないかなと思って黒椅子の上でも撮影しましたが、どっちもどっちですね…。春っぽい薄ピンクに染まったと思います。


こちらが、シルクリネン。これも薄ピンク。

ところでこの糸、MC 2/15と書いてありました。MCとはフランス式番手=メートル番手だそうですね。15本撚りではなく明らかに2本撚りなので、MC15番手の双糸だと思われます。ということは750m位あるのでしょう。
何を織ろうかなあ…。
- 被染物
- 新・東京スピニングパーティー2013で購入したシルクリネン約100gと、シルクストール約15g
- 染料
- 啓翁桜の枝と葉 90g
- 媒染
- みょうばん媒染
- 抽出
- アルカリ抽出
- 参考にした本
- 『草木染め大全』
『世界の草木染め ワイルドカラーの魅力』
『草木の染色工房―身近な草花、樹木を使って』
『ハンドウィービング―手織りの実習』
『草木の染色工房』はウール染めですが、手順がわかりやすいんですよねー。
『ハンドウィービング―手織りの実習』は、手紡ぎ・手織り教室で教科書として使っていた本で、織りだけではなく、染めも載っています。
- 参考用語
- あ行:アルカリ抽出
さ行:双糸
は行:媒染、番手
ま行:みょうばん媒染
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