『花と緑の染織』
2013-10-14
![]() | 花と緑の染織 (自然にやさしい手づくりシリーズ) 箕輪 直子 日本ヴォーグ社 1996-07 by G-Tools |
多分、本屋さんで普通に手芸コーナーで見かけた初めての織り関係の本かと思います。初版日からすると、ちょうど織りを習い始めた前後に買ったのかな?
まだ織機を持ってはいなかったので、洗剤の空き箱を使って織る方法が載っていたことが、この本を買うきっかけの一つだと思います。
- 本の中で使用している織り機
- タビールーム(リジットヘドル機です)
- 掲載されている作品
- とうもろこしを玉葱で染めたものを緯糸にしたランチョンマットとコースター
- ジーンズ地のシャツを裂いて緯糸にした三角ポーチ
- 久留米絣を裂いて緯糸にしたミニ・マガジンラック
- ハンカチを藍で絞り染め
- コースターを藍染め
- 和紙を緯糸にして織ったランプシェード
- 和紙をカモマイルで染めて作ったフォーク・ナイフ・スプーン包みと箸置き
- シーツをキンモクセイで染めて綴れ織りしたラグマット
- 着物とネクタイを裂き織りにしたベスト
- 着物とネップのある糸でベスト
- とうもろこしを玉葱で染めたものを緯糸にしたランチョンマットとコースター
- そのほかの内容
- 洗剤の空き箱で作る織り機(裂き織りのコースターを作成)
- 藍の育て方
- 紅花染め(黄色で毛糸と和紙を染める・赤で絹糸と和紙を染める)
- モヘアのハーブ染め
- いろいろなハーブで染めた色見本
- 洗剤の空き箱で作る織り機(裂き織りのコースターを作成)
こう細かく読み返してみると「この作品(ミニマガジンラック)の経糸は……」とか「この作品のこの色の部分(ラグマットの黄色とグレイ以外の色)は……」とか、どこに載っているのか(載っていないのか)わからない部分があったりもします。多分、参考情報だと思うのですが、作品には使わない技法(綴れの模様の入れ方)が載っていたり。
しかし薄さの割に、盛り沢山だと思います。染めと織り、両方載っていますし。
(どちらかというと染めがメインなのかなあ……)
そして私にとってはこれが「最初の一冊」です。
(厳密には、これより前に買った本はあるにはありますが……。多分織り関係では『織ってつくろう編んでつくろう』が最初に買った本。)
- 参考用語
- あ行:藍染め
か行:絣
さ行:裂き織り、絞り
た行:綴れ織り
は行:紅花
や行:緯糸
ら行:リジットヘドル機
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