絵織り:くぬぎ山ものがたり
2012-09-22
くぬぎ山ものがたり姫烏頭

この本の表紙を見た時に「何だか、全色紡いだ糸で織れそうな……」と思ってしまいまして。
うっかり第五回東京スピニングパーティーのワークショップ タピストリーウィービング綴れ織りの基礎で入手した木枠を引っ張り出して、絵織りを始めてしまいました。ワークショップ以来初めて組み立てました。……7年ぶりですか。そんなに経ちますか……('' )。
出来上がったのがこれ。

- 経糸総本数
- 28本
- 経糸
- たて糸8号
- 緯糸
- 木の緑部分:糸工房みん・りーさんの草木染めした原毛グラデーションをナバホ撚りしたもの
木の桜部分:残念ながら桜で染めたものではなく、原毛を紡いで、小豆で染めたもの。
空:アナンダさんの夏期講習で藍染めしてもらった原毛を紡いだもの
雲:原毛。確かメリノ
鳥:まだら染めしたメリノを紡いだもの - 使用織り機
- アシュフォードの木枠
- 作成期間
- 2012/07/15~2011/09/22
- 織り上がりサイズ
- 24cm×22cm(下辺。上辺は何故か19cm)
- 参考書籍
- 『木枠で手織り―スウェーデンスタイルで始めましょう』
参考と言いながら全然書いてあることを守っていませんが……。
木のところはもこもこ感を出したかったので、最初は、ノッティングとかルーピングにしようかと思ったのですが。色の変化がけっこう激しいので早々に挫折。ただの綴れ織りです。ただ、もこもこ感を出すために緯糸が割とゆったり入っています。
それがよかったのか下のほうでは22cmとなっています。
で、逆に空はもこもこさせたくなかったので、あまり緩みを入れずに織った結果……、等脚台形な感じに仕上がりました。ええと……遠近感を表現していると……って空相手に何が遠近感……。
あと、鳥は、編んで安全ピンをつけて好きなところにつけられるようにしようかと夢想していましたが、そんな編み技能はありませんでした。ニードルフエルトにしました。ってニードルフエルトも初めてなので技能があったわけではありませんが……。本の表紙と異なり目と嘴がありませんが、これ以上は私には無理です……。
- 参考用語
- あ行:藍染め
か行:木枠、原毛
た行:経糸、綴れ織り
な行:ナバホ撚り、ノッティング
ま行:メリノ
や行:緯糸
ら行:ルーピング
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