タータンチェックのベビー毛布
2009-02-16
昨シーズン、グレンチェックタイプのマフラーを織って出来上がりに味をしめたので、去年の東京スピニングパーティで手織工房タリフさんから同じ糸を買い込んできて、タータンチェックに挑戦しました。

タータンチェックの柄は、『TARTAN CHECK PATTERNS』を参考にしました。
これは、LAMONTというチェックだそうです。
実は当初作ろうと思っていたのは、全然違う柄でした。しかし配色図を作ってみようとしたら……、意外に柄が大きいというか。
そもそもcm5の筬を使うつもりで、うちの織り機は最大幅60cmなので、経糸が300本しか張れないんです。なのに1柄のサイズが200とかあったら、あんまり柄が出なくて面白くない。そんなわけで、小柄なものを改めて探しなおしたところLAMONTになりました。
ちなみに縮絨前はこうでした。


グレンチェックのマフラーに比べて、あまり見た目に変化が感じられないのですが、縮絨前のサイズは54.5×121cmだったので、けっこう縮まっています。
- 仕上がりサイズ
- 48×104cm(房を含まず)
- 経糸総本数
- 300本
- 整経長
- 190cm
- 通し幅
- 60cm
- 筬目
- 5目/cm 片羽
- 使用した糸(経糸・緯糸共)
- スコットランド製工業用紡績糸 2/11.3 ラムウール100%。使用糸のカラーは、No.1,17,5,61。
- 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 綜絖枚数
- 4枚
- 作成期間
- 2008/11位~2009/2/14
筬通し⇒綜絖通しの順でやりましたが、綜絖を50本くらい通した時に、筬通しの間違いに気がついて、そこまで通した綜絖全部と、筬を端から50本くらい外してやりなおしました。綜絖がほぼ通し終わるという時になって、「……何かおかしいなあ」とチェックしなおしたら、40本目位の綜絖に2本入っていて、またそこまで綜絖から外してやりなおしました。そんなわけで、経糸本数は300本なのですが500本くらい通したと思います。
たかが500本でぐったりしているのに、もっと細いのを大量に通している人はすごいなあとしみじみと思いました。
- 参考用語
- あ行:筬、筬通し、筬目
か行:片羽
さ行:縮絨、整経長、綜絖、綜絖通し
た行:タータンチェック、経糸、通し幅
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