座布団カバーにする予定の裂き織り生地
2023-03-28
今見たら11年前。座布団カバーを市販の布で縫いました。ただ、座布団に適していない布だったので、去年あたりにはもうすっごくボロボロでした。ていうか10年使ったんだから十分な気もしますね…。
で、今度こそ、裂き織りした布で座布団カバーを作ろう!と思い立ち、整経し、緯糸用に青系のシャツを解体し…、だいぶ大昔からやっていた気がしましたが、一応整経してた頃からは1年は経っていませんね。(シャツの解体を始めた頃からは1年経っている気がしますが)
そもそも、メインに使ったのは、2016年に青く染めたシャツです。まあその頃はそれを座布団カバーにしようとは思ってなかったので、そこをスタート地点とは考えなくていいと思いますが…。
ただ、本当は今回も新年を新しい座布団カバーで迎えようと思ったのですが、3か月遅れました。これから座布団カバーに仕立てるので、新年度にも間に合いません…。
さて、最終的にここまで織りました。

3m99cmです。下ろしたらけっこう減るのは今回は想定済みで、ぎりぎりまで織りました。

ちなみに機から下ろしたロール状の状態がこちら。

職場で機草用にもらってきたカレンダーの小さめの方を5枚使いました。
緯糸の最初と最後は経糸と同じ糸とメルターを引き揃えて入れてあります。で、下ろした後にアイロンで押さえます。
写真の右側はアイロンする前。メルターがキラキラしています。左側はアイロンした後でメルターが溶けて落ち着いています。

この後、機から下ろした全長を測るべく床に広げました。全長が3m75cm、幅は47~48cm位。

これではどんなのかわかりづらいので、一応真ん中辺りのアップの写真も。

先程言った青く染めたシャツとデニムシャツ(裂いたら緯糸が白かったのでダンガリーシャツではなくデニムシャツ、多分)をメインに、薄い水色のシャツと、しじら織りのシャツをポイントに入れて織りました。
染めたシャツは4枚あったのですが、2.5枚使用。
デニムシャツは二枚あって、1.5枚位使用。
薄い水色としじら織りはそれぞれ1枚以下なので、13枚用意したけど6.5枚は残っています。
意外に足りましたね。これなら無理に水色のシャツ使わなくても大丈夫だったなあ。いや足りないといやだと思って、ちょっと浮くかなと思いつつ水色をちょっとずつ入れてたんですよね。
まあ遠目で見ると、そんなに浮いてもいないかな…。
ただ、一応経糸は三色使ったのですが、全然効果が出ていませんね。経糸の効果を見るにはもうちょっと太い糸がよかったかな…。
さて、測定後、水通し(と言いながら、洗濯機で洗剤を入れずにがっつりつけおき洗いをしました。大きい布をつからせる入れ物が浴槽か洗濯槽位だったので…。洗濯槽に入れるならつけおき機能を使えば脱水までしてもらえるのでは…と思って、がっつり洗いました。
その後、浴室で干し…

大体乾いてから測ったら、全長が3m55cm、幅が44~47cm。えっ!?座布団カバー4枚分に足りるかしら!?と心配になるほど長さが縮みました。
一応、計算上ギリギリ…どうにかなるのではないかと…。けっこう長めに織ったつもりだったのになあ…。
- 仕上がり予定サイズ
- 360cm×45cm
- 経糸総本数
- 200本
- 整経長
- 470cm
- 通し幅
- 50cm
- 筬目
- 4目/cm
- 使用した糸
- 経糸 アナンダ染色綿糸 100g/550m あいねず、灰色、青
- 緯糸 青系のシャツを裂いたもの
- 緯糸 青系のシャツを裂いたもの
- 組織
- 平織り
- 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 使用綜絖枚数
- 4枚
- 作成期間
- 2022/8に整経。織り期間2022/10~2023/3
- 織り上がりサイズ
- Tシャツ部分、幅は44~47cm位。長さは355cm
- 参考書籍
- 『布を裂いて布を織る―裂き織りの世界』
あ、ファスナー買ってないや。買わなくちゃ。
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