小物用に麻糸を織る
2022-05-03
写真が絹糸と一緒なので、カテゴリ「絹糸・絹布を染める」に入っちゃってますが、すさまじく大昔に麻糸を桜で染めたり、楓で染めたりしました。…2001年のことらしいです。ですが、ブックカバーもいいし、カードケースもいいし…とか思うと、何用に使うかを思い切れずにずるずると…。
しかしあるとき「いやそんなに量があるわけじゃないし、幅が少なくて済むものを長めに織っておいたらいいんじゃない?」と、カードケース幅に合わせて整経しました。…いつやったんだっけなあと思ったら2020年の2月でした。それからでも2年経っている…。
13.5cm幅を目指して、10/cmで135本。
桜5、楓5を13.5回繰り返す、と思ったのですが…。思った以上に楓で染めた糸の量が少なく。1番液で染めたものと2番液で染めたものを両方使いもしたですが「この分だと緯糸の分が全然なくなる…」と思って断念。
桜5、楓5を9回繰り返して、残り45本は桜で染めた糸だけです。
織りあがりはこちら。

- 仕上がりサイズ
- 大体14cm×357cm(房は含まず)
- 経糸総本数
- 135本
- 整経長
- 440cm
- 通し幅
- 13.5cm
- 筬目
- 5目/cmの丸羽
- 使用した糸(経糸・緯糸共)
- 麻 25/2番手 精錬を桜の葉で染めたもの、楓の葉で染めたもの。緯糸には人参の葉で染めたものも。
- 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 作成期間
- 2020/2/2~2022/5/3
最初のうち、緯糸は桜だけで織ってました。これが大体105cm。

でも残した楓の糸もあるにはあったので、途中からチェックに。50cm。

多分、楓の糸が尽きたので、「あー人参で染めた糸もまあ色が近いから…」と思って入れた気がします。ちょっとこの辺から色が違う。166cm。…そんなに人参で染めた糸残ってたかなあ…。こっちが楓かも???

最後、いよいよ薄黄色系の糸が尽きたので桜だけで織ろう…としたけど、いまいちつまらなかったので、糸の籠をあさったら「おお?ちょっと濃いけど楓で染めた糸があったぞ。っていうか経糸の真ん中に使ってるやつじゃん」と思って、ランダムに入れてチェックにしたもの、36cm。

うーん、写真ではよくわからないですね。もっと明るいところで撮ればいいのか??
生地はぽこぽこしていますが、レースにしようとした、とかではなく、単純に経糸のゆるみの問題でこうなりました…。
経糸が、ところどころ伸びたり切れたりして緩みまして…。重石をしたりしたのですが、ちゃんと平らには戻せなかった。
これから洗って、干して、アイロンかけますが、それで直らなかったら「味」ということにします…。
さて、アジャカで織りたいものがたまっているので、経糸準備しなくちゃ…。
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