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天地の分かれし時ゆ…(大昔の仮名作品)

 2020-08-29
ベッド下を掃除したら、書作品が出てきました。片付ける前に何枚か写真を撮ったので、紹介します。
電子的に記録を残しておいたら、そのうちえいやっと捨てる気になるかもしれないし…。

大学で、二年生から書道関係の単位を取り始めました。これはその初年度。仮名作品を展示することになっていました。
当時、仮名…苦手だなあ…と思っていたので、姑息にも「万葉仮名にしちゃえ!」と、万葉仮名の歌を選びました(笑)。
全紙一枚なので、66cm×133cm位だと思います。

歌自体は有名なやつです。万葉集に入っている、山部赤人の歌。
天地の分かれし時ゆ…

天地の分れし時ゆ 神さ
びて 高く貴き駿河なる
不尽の高嶺を 天の原
振りさけ見れば渡る日の 影
も隠らひ 照る月の 光も
見えず白雲も い行き
はばかり 時じくそ雪
は降りける語り継ぎ 言ひ継ぎ
行かむ 不尽の高嶺は

ちょっと小さく書いてあるのが反歌です。
「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ不尽の高嶺に雪は降りける」

直されたやつが、小倉百人一首にも収録されていますね。
「田子の浦にうち出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ」

万葉集の方が、古っぽくて私は好きかな…。百人一首の方はなんか普通の言葉になっちゃった感が。ただ当時はこっちのほうが、洗練されていておしゃれ、だったのかなー。

なお、その後「…漢字より仮名の方が得意かも…」になったので、万葉仮名で作品を仕上げたのはこれが最初で最後です(笑)。


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