昼休み+αにカード織り。必殺!水平軸ひねり!!
2019-11-19
垂直軸ひねりに続いて、「SPINUTS No.81より抜粋」の冊子から水平軸ひねりを試しました。「インドネシア トラジャ風の柄」というやつです。織る前から「これの経糸の通し方はどっちなのか」「この図案の読み方はどうなのか」とか、疑問がありましたが。
私には先達がいます!羊の角の柄も再度試すでわかめこさんが経験談を披露してくださったおかげで、最初からわかっていたことがありました!
まず一つ。カードは右向き。経糸の通し方は、「糸の方向が線の向き=糸の向き」。
あと、垂直軸ひねりと違って水平軸ひねりは、カードをどちらにでもひねれる。冊子では時計回りに回すように見えるが、時計回り固定ではなく、ねじれをとる方向に回す。…というか逆にするとねじれがひどくなるので、ねじれがひどくない方に回す、って感じでしょうか。
それと大事なのはCD面が上のところから始める。
というのがわかって始めてなお、何度かやり直しましたけどね!!
出来上がりはこちら。
幅は1.8cm位。長さは狙った通り60cm織れました。整経長は120cmです。

上から織った内容の説明を…。
図案にない、白っぽいところ
初めの白っぽいところの織り方が載っていないのですが。
前方回転と後方回転でやってみました。
でもまあ、図案を織ってみてから考えると、おそらく、前方回転だけで水平軸ひねりをするのが正解だったろうと思います。
ABが上の状態から、二回回して、CDが上に来たら水平軸ひねりです。すると白ばっかりが表面に出るように織れます。
図案の使い方
1. CDが上の状態で、図案の1行目の緑色部分をひねる。
2. 緯糸を通す
3. 前方回転、トントン、ピッ!
4. 2行目の緯糸を通す
5. 前方回転、トントン、ピッ!
これで2行分終了。これを繰り返す、でいいようです。
1の図案
1の図案は図が一番親切に書いてありますが。何の説明もなく、オレンジ色が出てきたり、青でくくられた部分が出てきたり、1行目~28行目以外の図案があったりして、なんだろう??って感じでしたが、織ってみたらわかりました。
1~28行目まで織ったら、青でくくられた部分(13行目~28行目)を好きなだけ繰り返す。
終わりにするときは、オレンジのますがある21行目から、行番号が書いてない図案に飛ぶ。
楽譜みたいだと思いました。同じところを繰り返すけど1回目はこっちで2回目はこっち、みたいな書き方があるじゃないですか。あれ。
ちなみに見ればわかりますが、22行目の11列目には赤線の\が抜けていますね。
ところで1の図案を織ってるときに、なるほどと思い至って、図中にfar topがどの穴になるのかを書き込んでみました。
1行目でひねった後だと、1列目~10列目のfar topはA。11列目と12列目はDです。
2行目はしたがって、1列目~10列目のfar topはB。11列目と12列目はCになります。
11枚目のカードはCが色糸、12枚目のカードはDが色糸ですから、図案の赤線のようになるわけですね。
そんなわけで大体理解した、ような気がしました。
写真は下が1の図案、上が2の図案です。

2の図案と3の図案
ここまで来た君なら大丈夫とばっかりに、図案の終わり方が書いてありません…。
ここまで来た人なので大丈夫でしたが。
だって、白くしたいときはABが上になるようにひねればいいわけですしね。
写真は下が3の図案、上が4の図案です。

4の図案
これまでと違って、二行に一回ひねる、ではないですが、図案は正しいです。
そういうわけで一応水平軸ひねりができましたが。
この冊子のこの見開きページにはまだ謎が。
作品例のところで「※」が書いてあるものが二つあるのですが、その※がなんなのか、特に記述がない。
たぶん、※がついているものは図案がありません(参考作品です)、という意味かなーと思いますが。
あと図案と図案の間は、冊子だとひし形6個が並んでいるのですが、普通に織っているとひし形3個にしかなりません。
これはわかめこさんのインスタグラムに載っている作品でもそうなっていたので、普通になったらこうなるというのは私だけのことじゃないと思います。
どうやったら6個になるのか。…検討はしてみました。できるのかなあ…。
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カテゴリ : ベルト状(カード織り等)
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