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原毛の草木染めと藍染め

 2006-08-23

アナンダさんの夏の講習会
の一日目の午前中。「染めるものを出しておいてください」と言われました。そこで、原毛をある程度ずつ、スオウ(赤)、インドヤコウボク(黄)、藍(水色)に出しました。
朝のうちに、スオウとインドヤコウボクで染めるものについては、まとめてみょうばん媒染をしてくれました。昼前に染料を鍋に入れ、原毛を入れるところを見学して、色々とレクチャーを受けました。

みょうばんだったら基本は先媒染だけど、そんなに気にしなくてもいいと言われて「よかった」と思ったのは、前日に間違えて後媒染しちゃったからですね。
あと、「ミョウバンなんだからアルミの鍋でも別に構わない」と言われて「そうよね、やっぱり構わないわよね」とほっとしたのは、前日にゆきひらで染めちゃったからです。…染めた後に「あ」と思って、母にゆきひらは何で出来ているかを聞きました。アルミだというから「じゃあいいかー」と思っていたのです。
あと、今回使った染料は乾燥したもので、乾燥したものの場合、基本は染めるものと同量の染料が要る、但し、インドヤコウボクはとても色が出るので10%でいい、と聞きました。尚、生の場合は、水分を含んでいるので、染めるものの200~400%の染料を用意するといいとのこと。すると、前日の染めは染料22gで20gの原毛を染めたのでは、薄すぎる筈か、と思いました。

また、午後にはビニール袋を用いた藍染めをしました。これは一部実践でした。ちなみにビニール袋を用いた染めはアナンダさんで「賢い藍染めセット」として販売されていて、実は購入済みでした。やってませんが。
ビニールにある程度のものを入れては出し、次のものを入れては出し、を繰り返して染めます。やはり、染料はどんどん薄くなっていくので、けっこう後の方で入れた私の原毛は薄い色に染まりました。でもいい空色ですよね。

さて、インドヤコウボクで黄色に染めたものの一部は、翌日その上から藍染めをしました。
img93_08210001.jpg
写真は、左から、スオウ、インドヤコウボク、藍、インドヤコウボク&藍、で染めたもの、です。
非常にカラフルですが。さてどう紡いで何にしましょうか…。

参考用語
あ行:藍染め、後媒染
か行:原毛
さ行:先媒染
ま行:みょうばん媒染

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