ツインカラフル使い切りストール2枚
2019-05-14
前回かぐや姫の青いのでスウェディッシュレースのストールを織りました。手持ちのかぐや姫の青をほぼ使い切るのではないかと思ったのですが、整経を間違えたのかちょっと余りました。実は。
かぐや姫の青と組み合わせたらいいんじゃないかなーと思って買ってあった糸があるんですよ。
ツインカラフル。
みのわ先生の2018年5月の個展会場で販売されていました。サンプル織り地が不思議な感じで、織ってみたいと思って購入したんですよね。
その時の写真がばっちりみのわ先生のブログに載っています。2枚目の写真。手に持っているのがツインカラフルです(笑)。
で、この時しているのが初代のかぐや姫で織ったスウェディッシュレースのストールだったもので、「かぐや姫の青と、ツインカラフルの青系、すっごくなじみそうな気がする!」って思ったんですよね。。。
そしてそれから一年後の今回。「かぐや姫が余った。よしツインカラフルを織ろう!」となって、5/5に計画を練りました。
ツインカラフルの紹介ブログによると、センチ3で、2m整経だと、2.5玉(+他の糸)使って1本織れるとのこと。幅の記述がありませんが、ていうことは1袋5玉(=415m)で、3.7m整経したら2本織れるのではないかと考えました。
あと残っていたかぐや姫が100m位と思われました(重さから算出)。
415mのツインカラフルと100mのかぐや姫の量におさまるようにExcelで糸量をいじくりまわした結果、
センチ3の通し幅30cmで、ツインカラフルを60本、かぐや姫を30本。緯糸はツインカラフルを2/cmで入れれば、どうにか2本作れるのではないか、となりました。
で、5/5に整経。5/6から織り始め。平日はあまり織れず、5/12に二枚目まで完了。

できました、2枚。気を付けたつもりでしたが、長さが違っちゃいましたが、まあ、どちらも使える長さなのでよしとします。
素晴らしいのがツインカラフルもかぐや姫も、どちらも余すことなく糸を使い切ったということです!計算通り!!
しかし、3.7mというけっこう長い経糸を咲きおりで整経すると。けっこう近い棒の間を行き来させるのでうっかりすると棒を間違えますね。途中で上から覗き込んで、変な風にかかっているところを発見。「はっ間違えている!!」とかなり戻って整経をやり直しました。
そして、整経時・織っている時。ツインカラフルははしご状の糸なので、なんかあっちこちにひっかかりました…。梳けないですしね…。
また、はしごの両脇の糸は細い糸なので…咲きおりのソウコウから抜けやすかったですね…。かぐや姫も30羽で使うにはちょっと細いので抜けました。
抜けた結果…間違いが生じていることに房を作っている時に気が付きました。

わかりますかね。かぐや姫は6本ずつ入れたのですが、写真の部分はかぐや姫5本と1本の間に、ツインカラフルが1本入っちゃってます。おそらく経糸がソウコウから抜けちゃって、入れ直したものの、入れるところを間違えたんだと思います…。

よくよく見ると他のところも経糸が交差しているところがあるのですが、同じ糸どうしならそんなに目立たないんですが…何故にかぐや姫とツインカラフルで入れ間違えるかなあ…orz。
直そうかな、とも思ったのですが、、、なんか出来がおかしくなりそうな気がしたので諦めました…。
あと織っている時は、かぐや姫とツインカラフルが馴染み過ぎていて「…全然かぐや姫が入っているところが目立たない…。もっと太い糸にするべきだったかなあ」と思ったのですが。

出来上がって明るいところで見てみると、それなりに目立ちました。この写真でも経糸が違うのわかりますよね?
「ただの平織りなのにめちゃくちゃ複雑なからみ織り?」みたいな感じに見えるストール2枚、完成
- 出来上がり寸法(房を含まず)
- 1枚目29cm×129cm。2枚目29cm×148cm
- 経糸総本数
- 90本
- 整経長
- 3.7m
- 通し幅
- 30cm
- 筬目
- 3目/cm
- 使用した糸
- 経糸・緯糸とも:ツインカラフルとかぐや姫。かぐや姫は緯糸は最初と最後のみ。
- 組織
- 平織り
- 使用織機
- クロバー咲きおり
- 作成期間
- 2019/5/5~5/12
一枚は人にプレゼントしようかなーと思っているのですが。もう一枚自分用と思っていたら母が「あなた似合わないわ。私にちょうだい」と言っているので…母のになるのかもしれません…。
- 参考用語
- あ行:筬、筬目
さ行:整経長
た行:経糸
は行:平織り
や行:緯糸
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