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カード織りのこと

 2019-03-22
先日、Weavy(Windows版カード織りデザインツール)を見ていて、「矢印の三角がどっちについているかに関わらず、\と/が一本一本の向き(S字かZ字か)を表しているのかなと思った」と書きましたが。

誤解のしようがないと褒めたiOS用「カード織りデザイナー」の説明を見ると。
…これものすごくわかりやすいから引用させてください…!
カード織りアプリから


「あ、固定側があっちで、カードのどっちからどっちへ通すかが\か/なのかー」とすごく納得。
カードの表を右にするか左にするか、固定側から通すか人間側から通すか、とかで矢印は変わる!それに振り回されちゃいかん!重要なのは線の向きだ!!図での線の向き=糸の向きだ!

と思ったのですが。Weavyとカード織りデザイナーで、私が持っているカード織りについて載っている本を検証した結果、次の2山に分かれました。

カード織り分類
左が糸の方向が線の向き=糸の向きだった本。ちなみにWeavyとカード織りデザイナーもこちらです。


右はそうではなかった本です。


右側の本はどういう意図で\と/になってるんだ??と疑問でしたが。
LAUTANAUHATのある絵を見て「あー」と思いました。この本、フィンランド語なので書いてある文章は全然わからないんですが、図がものすごくわかりやすいんですよ。
フィンランドの本
見えますかね。7aは、右から左に通していますが、その場合、カード自体が\の向きになるから\って書いてあるんじゃないかなーと…。

まあでも、Weavyもカード織りデザイナーも糸の向きが図の線の向きなので、私は今後それに則ろうかなーと思います。
カード織りのテキスタイル・ストラップづくりやLAUTANAUHATに載っている柄も、ツールでは、斜め線を逆にするだけで、同じように使えますしね!!

そういえば今回検証に使っていて、カード織りデザイナーだと、8種類の回転パターンしか選択できないなーという点をちょっと不便に思いました。Weavyはそこら辺は自由です。

あ、検証のついでに。
Weavyの日本語版とカード織りデザイナーは、カードが四角で、全部まとめてまわす、基本的なカード織り対応ですが。
その他の方法について載っている本もあります。

カードが四角ではない=穴が4つではない。
  • 紐を織る

一部のカードだけ回転を変える
  • 手織り大全(アルファベットなどが作れます)

ひねり
  • SPINNUTS No.81からの抜粋
  • LAUTANAUHAT(垂直軸ひねりが載っている気がします…)
  • 糸から布へ(説明だけですが、斜線軸ひねりなんていうのまで載っています)


どれもまだやったことがないので、いずれ試してみたいです。(しかしこれらを図案で表し、更にツールにするとしたらどうすればいいんでしょうね…。まずはやって理解しないと…)



(2019/09/25追記)カード織のWSに参加した後、いろいろ見比べていたら。
どうも「左が糸の方向が線の向き=糸の向きだった本。」に分類した「SPINNUTS No.81からの抜粋」は逆なような気がしてきました。
ABCDの書き方が違うから、カード織りデザイナーで検証しただけじゃダメでしたよ…。
他のも間違っているかもしれない…。
(2019/10/16更に追記)SPINUTSに載っているものを織ってみたら。
どうも経糸を通すところの英語⇒日本語が間違えているだけで、ちゃんと、「左が糸の方向が線の向き=糸の向きだった本。」みたいですよ、SPINUTS。ABCDの書き方が違うのも本当ですが。
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