「つなぐ かざる みせる ビーズ」とAtelier kisaragiさん訪問
2017-05-05
五月四日は朝からみんぱくのビーズ展に行きました。元々、みんぱくのビーズ展面白そうだなー。ほかに関西で行きたいものがあれば合わせて行くのに…と思っていたところに、ゴールデンウィークに丹波のきぬ展があると知ったので、この時期に両方まとめて行くことにしたのでした。
タカラガイなんて、そんなビーズに適した形とも思えないのに、何故ビーズにしたかな?と思ったのですが。連ねて縫い付けて鎧とかにしたりもしたんですね!ビーズ、飾りだけでなく、そういう実用的な使い方もあったのですね。
あとだちょうの卵殻からビーズを作る工程のビデオも印象深かったです。つなぐ糸は野生動物の腱だそうで。い、色々なところに糸ってありますね…。
しかし基本的には編む・刺繍するなのかな、織りはないのかな…と思ったら、最後に織り作品がありました。ビーズ織りってけっこう新しい分野なのでしょうか。日本に入ってきたのは1960年代、と書いてあったような。織ると意外なしなやかさで面白いんですけどね(むかーし、小さいものを織ったことがあります)。
でも一番印象に残ったのは、ワイヤーアンドビーズアートかも。廃材のワイヤーを使うワイヤーアートにビーズを取り入れたものだそうですが、シマウマとかカバとか自転車とか、大きくて精巧ですごかったんですよ、作品が。
ビーズ展は写真禁止ですが、体験コーナーでは触ったり写真撮影したりできました。こちら子どもにまじってつなぐ体験をしてきたもの。無料で、お持ち帰りOKでした。5~10分とありましたが、さすがに大人なので1分程度でつなぎました…。

紫のはプラスチックビーズですが、下が貝で、上のは数珠玉。数珠玉ってこんなにかたい感じのものなんですね。そりゃあ、ビーズにもしたくなるわ、と思いました。
さて、そのあとせっかく来たので本館へ。興味があるところだけさくさく見て回りました。本館は写真OKだったので、興味を持ったものは写真を撮りました。その一部。
リネンを育てるところから布にするまでの展示。ヨーロッパゾーンだったかと。

これは、アルパカとか出てきたからアメリカ(南中北アメリカ)ゾーンかな?真ん中につられているのはハンモック。

一番左の織り機はこれです。

さらにアップにした織り地がこれ。

あと、こちらは織機の隣のベルト織り。

あとアジアゾーンにチャルカもありました。

あとこれはどこだったかな…。でっかい織り機がありました。

うーん、どの地域のものかわからなくては、資料になりませんな…。ともあれ、ビーズ展以外でも、興味があるものけっこういろいろありました。さすが民族学博物館。織り関係はつきものですよね。
さてみんぱくでの戦利品はこちら。真ん中は本館と別館のパンフ。右側はビーズ展のカタログとせっかくなので買ったビーズ展のキーホルダー。その隣に体験でやったものも置いてあります。

左側のは、本館のギャラリーショップで一目ぼれしたものです。ネパールの折り畳みリュックなんです。開くとこうなります。

ファスナーが背中側についていて、セキュリティ上もよさそう。それに、織り地がばっちり見えるのがまたいいです。

これで、2500円(税抜)。買いだわ!…と思って速攻購入。何色かあったのですが、夏の使用に向けて、色合いが涼しそうなやつを選びました。
四日はそのあと、Atelier kisaragiさんにお邪魔致しました。電動紡ぎ機を体験できるように用意しておいてくださったのですが。
なんか全然紡げず…。最後になって「はっ、引き込みがすっごく強かった!」とわかったのですが…。もう時間がそんなになく紡いだのはこの程度。

用意しておいてくださったバッツは、持ち帰りにしてくださいました。く、家のJoyで再挑戦だ!ところでこの状態で持っていたら、うちの母「あら可愛いわね」と言いました。…クマに見えたそうです…。

電動紡ぎ機体験の後、きさらぎさんにご飯に連れて行ってもらって、もうお一方加わって三人で色々な話題に花を咲かせながら食事を堪能。
きさらぎさんには夜行バス乗り場まで案内していただきました。大変お世話になりました!
そしてきさらぎさんにも(前日のSさんとのやりとりから)「会員じゃ、なかったんですね…」と言われてしまった私でした…。
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