モコもじオリーナでできること ベルト状のもの
2016-03-18
何度か書いていますが、モコもじオリーナの仕様は、経糸密度2/cmで通し幅9cm幅です。ですが、経糸密度はどうにかできます。以前、人形のマフラーを織った時と同様、詰めて織ればいいのですよ。
詰めて織る、といえば、ベルト織りです。で、ここでベルト織りに行けば順当だったのですが。つい興味に負けてパンチカードを使って詰めて織るのに挑戦してしまいました。
織り始めの部分。わかるでしょうか。布まきバーの方の経糸は、ツメを半分位だけつかってかけました。
そして最初に何段か平織りをして詰める!
この辺りは『たのしい手織り』のベルト織りを参考にしました。
最初、『木枠で手織り』に載っている、チェーンをつける方法で幅を安定させようとしたのですが。何だかやり方がわからなくなっていました。おかしいなあ、昔一度はやった記憶があるんだけどなあ…。

最初、「THANKS」とでも織ってみようと思ったのですが、用意した経糸はまだまだあり、緯糸もまだあったので、「ボーダーのパンチカードを途中まで織ってスペースを空ける」を試してみました。12段目まで使ったかと思います。
そしてこうなりました。テープカット定規の上に乗せています。幅4cm位です。
読めますかね?「THANK YOU」。緯糸の入れ方がまだ一定じゃないので幅がちょっとがたがたしています。研究の余地がありそうです。

裏側はこんな感じ。濃い地に薄い字もいいですねえ。

緯糸が二重になるので厚みはけっこう出ます。クロバーの「テープカット定規」にのせた状態で真横から写真を撮ってみました。定規と同じくらいの厚みがある…かなあ。割とぷっくらとしているので、ショルダーバッグの紐に使うと、肩に食い込まなくていいかも、と思いました。

- 仕上がりサイズ
- 大体4cm幅で14cm位(房を含まず)
- 経糸総本数
- 18本
- 整経長
- 1m位で、まだ残っています。
- 通し幅
- 9cm
- 筬目
- 2目/cm。但し詰めて織りました。
- 使用した糸
- 経糸 ルーバフォルコット(EX) 108(水色)
緯糸 ルーバフォルコット(EX) 108(水色)、117(紺) - 使用織り機
- モコもじオリーナ
- 作成期間
- 2016/3/16,17
- 参考書籍
- 『たのしい手織り』
詰めれば当然幅が狭くなりますが、狭ければ狭いで、組ひもやカード織りの例を見るまでもなく、色々使い道はあります。途中に書きましたが、バッグの持ち手とか。もっと細くできればストラップとかもいいですね。メッセージ入りのリボンも作れるかもしれません。ミサンガもありでしょうか。
- 参考用語
- あ行:筬目
か行:カード織り
さ行:整経長、綜絖
た行:経糸、通し幅
は行:平織り、ベルト織り
や行:緯糸
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