タリフさんの糸でのオーバーショットの服地サンプル
2016-03-14
モコもじオリーナのAmazonさんのレビューを見たら、「使えない!」という否定的なレビューを多くみかけたので「えーこんなに遊べるのに遊べるのに!」…と思わず、色々試すのに走っていましたが。別に2/cmの太い糸のものばっかり織っていたわけではありません(^^;。

この位の細い糸のものもろくろ式にかかっていて、並行して織っていました。って比較対象がないと細いかどうかわからないですね。10/cmです。
アップ画像はこちら。

オーバーショットの服地サンプルです。
オーバーショット、好きなのですが、地の糸と模様の糸との組み合わせに悩みがちでした。
最初にサンプルで織った糸の組み合わせは気に入っていましたが、地の糸がそもそもワゴンセールだった糸。
次のサンプル織り(最終的にペンケースになった)も気に入っていますが、既に廃番…。
どんな組み合わせで織ったらいいのだろう、、、と思っていた頃に『The Handweaver's Pattern Directory』を購入。この本のオーバーショットのサンプルに使用されている糸は、地が2/16、模様が3×2/16なんです。
「そっか、同じ糸でもいいのか!」
と思ったので、タリフさんの単糸と双糸でオーバーショットを織ってみることにしたのでした。まあ3倍ではなく、双糸ですが…。
サンプルなので手持ちの糸で済ませたので、単糸はクリーム色、双糸は黄色。
一部織り間違えもありますが…(^^;、まあ服地としては悪くないかなと思います。
ところでさっきの写真2枚は洗う前のものですが、洗ったあとはこちら。


大差ないような気が…。
やはり模様の糸はもうちょっと太い方がいいのか、それとも10/cmより緩くするべきだったでしょうか。
そして、織ったのはここ数カ月なのですが、実は整経したのは随分大昔です。何ていったって整経したのを忘れていて「あれ、この経糸なんだっけ。綿糸かなあ」と思っていた位です…。いや、クリームのSuperSoftの単糸が、綿糸に見えたんですよ…。
確か千鳥格子の服地サンプルの整経をしたのと一緒に整経したので、2012年の9月?
いやもう私は…まとめて何種類も整経したり、何作品か分にするぞ!と言って何メートルも整経したりしちゃいけない性格なんじゃないでしょうかね…。
(実は、2012年の9月に整経したと思われる糸がまだある…)
- 織り上がりサイズ
- 10.5cm×(38.5+平織り2.5cm)。(房を含まず) もうちょっとは織れましたが、板杼に巻いてあった緯糸がちょうど終わったので終わりにしました。
- 仕上がりサイズ
- 10cm×(37.5cm+平織り2.5cm)。ほんの少しは縮まったようです。
- 経糸総本数
- 100本
- 整経長
- 110cm
- 通し幅
- 10cm
- 筬目
- 5目/cm 丸羽
- 使用した糸
- 経糸:タリフさん SuperSoft単糸(1/11.3番手) Cream
緯糸:SuperSoft単糸(1/11.3番手) Creamと双糸(2/11.3番手)多分No.43 - 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織機
- 作成期間
- 2012/9頃整経。織ったのは…2016/1~3?
- 参考書籍
- 『The Handweaver's Pattern Directory』
- 参考用語
- あ行:オーバーショット、筬、筬目
さ行:整経、整経長、綜絖、双糸
た行:単糸、千鳥格子、経糸、通し幅
は行:杼
ら行:ろくろ式
や行:緯糸
ところでこのサンプル布は何に使いましょう。黄色いので財布でも作りますかね。いや金運が上がるとか言うじゃないですか(笑)。
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