永遠(大昔の行書創作作品)
2020-08-31
ベッドの下から出てきた書作品、その三。写真を撮ったのはこれだけなので、とりあえずはこれで終了です。大学歌を書く、というテーマだった年がありまして…みんなで大学歌の歌詞の中に出てくる言葉を書きました。

永遠。
当時、作品につけたひと言には、永遠なものなんてないというような、否定的なことを書いた気がします。
永は今見てもいまいち気に入らないけど、遠はいい気がするなあ…。
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臨書 王獻之 洛神賦十三行(大昔の楷書作品)
2020-08-30
ベッドの下から出てきた書作品、その二。これ、二枚で一つの作品です。


書の世界で一番(多分)の有名人の王義之の、息子の王獻之の作品。
大学で楷書をテーマに作品を書いた年があって、その時にパネル表装で出したものです。
テーマ作品はみんなで揃えてパネルで出すことになっていたので、気に入っていてもパネル表装なんですよね…。
そう、気に入っているのです。まず「洛神賦」なのがいいじゃないですか(笑)。しかも十三行。中間の十三行だけが残っているので、そういう題名なのですが。
あと王義之の字は好きじゃないんですが、王獻之は好きです。まあ王義之の字は残っていないので、本物は好きかもしれませんがね…(誰かが臨書したものしか残っていない)。
気に入っていたので、変にこだわりました。
普段、臨書するときは元の作品の改行位置とか特に気にしないのですが、これは「十三行なんだから十三行で書きたい」と思ったんです。
で、書道の紙は一般的には全紙(66cm×133cm位)と、その半分の半折がよく使われます。(継ぐこともあります)
あと、全紙・半折ほど使われませんが、更にその半分の聯。あと全紙から聯を取り除いた、つまり全紙の3/4サイズの聯落ちがあります。
13行+落款で14行を書くには、聯落ちで7行ずつ書くのがいいな!…と思って、聯落ちの紙を買っちゃいました。売ってるの100枚単位ですからねえ。この作品書くのに練習で何十枚かは使ったと思いますが、残るの必至でしたけど、買っちゃいました!聯落ちで書きたかったので!!
あ、あと、これ字のサイズも、いつもと違いました。小筆で小さく大筆では大きかったので、多分中筆買ったんじゃないかな…。
昔書塾に通っていた時、先生が筆巻きに10本位の筆を入れているのを見て、なんでそんなに要るんだろう??と不思議に思っていたものですが。
大学で書道をやり始めてみたら、あっという間に筆が増えました…。穂先が効かなくなってくると新しいのを買うんですが、効かなくなった筆も、これで書く表現も捨てがたい、とか思って、残しておいちゃうので…。たぶん一番多い時で20本位あったんじゃないかな、筆巻きに。
この作品は、表装しなおすんだったら軸表装したいですね…。
天地の分かれし時ゆ…(大昔の仮名作品)
2020-08-29
ベッド下を掃除したら、書作品が出てきました。片付ける前に何枚か写真を撮ったので、紹介します。電子的に記録を残しておいたら、そのうちえいやっと捨てる気になるかもしれないし…。
大学で、二年生から書道関係の単位を取り始めました。これはその初年度。仮名作品を展示することになっていました。
当時、仮名…苦手だなあ…と思っていたので、姑息にも「万葉仮名にしちゃえ!」と、万葉仮名の歌を選びました(笑)。
全紙一枚なので、66cm×133cm位だと思います。
歌自体は有名なやつです。万葉集に入っている、山部赤人の歌。

天地の分れし時ゆ 神さ
びて 高く貴き駿河なる
不尽の高嶺を 天の原
振りさけ見れば渡る日の 影
も隠らひ 照る月の 光も
見えず白雲も い行き
はばかり 時じくそ雪
は降りける語り継ぎ 言ひ継ぎ
行かむ 不尽の高嶺は
ちょっと小さく書いてあるのが反歌です。
「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ不尽の高嶺に雪は降りける」
直されたやつが、小倉百人一首にも収録されていますね。
「田子の浦にうち出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ」
万葉集の方が、古っぽくて私は好きかな…。百人一首の方はなんか普通の言葉になっちゃった感が。ただ当時はこっちのほうが、洗練されていておしゃれ、だったのかなー。
なお、その後「…漢字より仮名の方が得意かも…」になったので、万葉仮名で作品を仕上げたのはこれが最初で最後です(笑)。
2020年初!和綿がはじけました
2020-08-28
今朝、和綿がはじけていました。おそらく一番最初に咲いたやつですね。裂いたのが7/25。はじけたのが8/28。大体一か月です。
そうかと思えば、今日になってようやく花が咲いた和棉もあります。

2020年初の和棉の茶の花
2020-08-18
和棉、白はいくつか咲きましたが、茶はまだだったんです。今朝ようやく咲いていました!
ところで洋棉の方は割と花が咲いています。いますが、咲いた後、実になる前に落ちちゃうのが多くて…。
栄養が足りないんですかねえ。暑すぎですかねえ…。
うーん、今年は最終的にいくつ収穫できるやら…。
大きいフクロウを使い切る
2020-08-10
姉のフクロウスカートを縫った生地、4パネル分買ったので大きいフクロウは4羽いました。スカートに2羽使い、バッグに1羽使いました。残り一羽で何か作れないかなー、このバッグなら作れるかも!と生地をキープしていました。
で、その残りで今までマスクとかティッシュ入れを作っていたわけですが。
この夏、とうとうキープしていた布で、バッグを作りました。
大きいフクロウ側。

小さいフクロウ側。生地にそれほど余裕がなく、一番上のフクロウは頭が切れています…。ごめんよ、フクロウ。

裏布はちょうど量が取れそうだったので、昔座布団カバーを作った時の余りです。
参考にしたのはこの本。
この中の三角マチの斜めがけショルダーです。
持ち手は表布で作ることになっていますが、そんな長い量が取れるほど布に余裕がなかったので手持ちの綾テープでお茶を濁しました。
付け方も本では外側に縫い付けるような作り方になっていましたが、綾テープだしなと思って、表布と裏布の間に挟み込みました。
高さ30cm、幅30cm、マチ12cm。どうかな、使いやすいサイズかな…。
例によって姉に押し付けるつもりです。
鳥柄のキャミソールを何かにする3
2020-08-09
鳥柄のキャミソールもラストワン。最後はどうしようかなと思いましたが、つるして荷物入れにするなら長いのもあった方がいいかな、と、できるだけ長くしてみました。

ほとんど元のキャミソールサイズなので(裾の折り上げ部分で塗ってあるので、元より2cm位短いだけです)、キャミソール感が楽しめるかと…。
まあ、底を一か所縫っただけなので、もっと小さいほうがいいとか要望があったら、縫いなおします。