昼休みにまたまた麻を紡ぐ
2019-01-25
昼休みに持って行ったものの作業が終わると、当然つぎに何をしようか考えます。編み物とかになることもありますが、スピンドルでの紡ぎになることが多いです。モバイルですからねえ、スピンドル。
で、紡ぐものはたくさんあるのですが。
「これは紡ぎ機で紡ぎたい」と思っているものも多いわけで。
そうなると「これは私には紡ぎ機では紡げない…」と思っている麻の出番が増えるわけです。
そういうわけで、またまた麻を紡ぎました。

- 紡いだ道具
- teaさん製7gスピンドル
- 紡いだもの
- ふとんわた用のラミー(苧麻)のシート
- 紡いだ時期
- 2018/12~2019/1/16
- 紡いだ量
- 8.25g
- 紡げた長さ
- 93.75m
共通番手でいうと1/11.36番手位。
麻番手で、18.79/1番手かな、と。
前回、同じスピンドルで紡いだのとほぼほぼ同じなように思います。
そしてこのあと、またまたまた麻を昼休みに紡いでいる私でした。
ラミーまだ200g位あるのですが…、この調子でスピンドルで紡ぐと…全部糸になるのはいつかな…。
(クッションの中綿にでもすれば、と友人には言われています…)
- 参考用語
- か行:共通番手
さ行:スピンドル
は行:番手
ら行:ラミー
スポンサーサイト
カテゴリ : スピンドルでその他を
トラックバック(-)
コメント(0)
1/11の収穫
平安王朝文化絵巻/即位の美・儀式の美
2019-01-09
一年前、有楽町の国際フォーラムで「宮廷文化・今昔物語」というイヴェントをやっていましたが、今年もやっていました。1/2~1/15 10:00~20:00(最終日は17:00まで) 東京国際フォーラム ロビーギャラリー。入場無料。
今回は2テーマに分かれています。
一つは平安王朝文化絵巻。去年と同様、源氏物語から。
もう一つが即位関係なのは、今年即位の礼があるからでしょうね。
展示内容は次のとおり。
平安王朝文化絵巻
- 貴族の乗り物 牛車 『源氏物語』「葵」の巻より 賀茂祭
- パンフレットには「車争い」の場面を実物大の牛車を使って再現展示、とありますが。んん?車争いが再現されていた記憶がないなあ…。実物大牛車はあります。
- 源氏物語の世界へようこそ 六條院 春の御殿 王朝貴族たちの優美な生活
- 源氏と紫の上が住んだ春の御殿を1/4スケールで再現したものだそうです。
様々なエピソードの立体再現展示だそうで、これは多分裳着。
あと個人的な趣味で、裁縫の工程の再現と、その説明を撮影してきました(笑)。 - 源氏物語と和歌
- 源氏が詠んだ和歌の一部の紹介、および、文のやり取りに関する展示、ということで写真は結び文と立文。こうやって結んであったわけかーと思いました。
- 『類聚雑要抄』に見る平安時代の室礼 『源氏物語』に描かれた王朝人の暮らしを知る
- 原寸大サイズによる再現。布の巻きあげ方が面白かったです。
即位の美・儀式の美
- 古代から近代まで「ハレ」の日の正装・晴れ着の変遷
- 奈良時代・平安時代・江戸時代・近代の男女の正装が展示されていました。写真は奈良時代の。
- 御大礼とは・御大礼の儀仗
- 御大礼で用いられる様々な儀仗の紹介、だそうです。実物大…だったんじゃないかと。
- 大正御即位式模型
- これは去年もありましたね。
- 即位式の旛
- これも去年もありましたね。前の写真の左手に写っているやつです。実物大。去年はぶら下がっていましたが、今回はちゃんと下に置いてありました。
- 御大礼装束展示
- 御大礼中の天皇・皇太子の御装束や御大礼に伴う宮中の儀式で女官が着る装束の紹介、だそうです。実物大で4つありましたが、写真はそのうちの采女服。
そんなわけで今年も今週は通勤途中に楽しめます!
三度目のネクタイ裂き織り通勤バッグの補修
2019-01-07
一年前にネクタイ裂き織り通勤バッグを補修しました。二度目の補修でした…。その時、「当て布をしたところがまたほつれるのではないか」と書きましたが、それより先にほつれたのは、持ち手の付け根でした。

持ち手、負荷がかかるでしょうからねえ。
で、直そうと、修理するものをためている籠に入れて数カ月。
今日直そうと籠からだしたら、付け根だけじゃなく、もともと懸念していた当て布の辺り、およびその下もほつれていました。

この辺、身体が当たるからすれるんですよね…。
あと今回思い当たりました。緯糸がネクタイという、バイヤスのものだけに、とても切れやすいんですよ、多分。
次は糸と一緒に織りこみますかねえ…。
しかしこのバッグは、まだ使いたいのでまた補修を。
付け根はこんな感じ。持ち手のない場所はミシンで黒糸でがしゃがしゃ縫いました。
それ以外は青の刺繍糸で補修。というか補強。

当て布の上と周りも刺繍糸で補強。少しは丈夫になったでしょうか。

ミシンを出したついでに、市販のバッグの持ち手も縫いました。いや、父が使っていたらしいバッグなのですが、中の芯が見えるような状態になっていたので…。縫い直せばまだ使えるかなーと。

写真は、何を直したのか、よくわからないですね(苦笑)。
とりあえず使える状態にはなりました。
元旦に収穫
織物用組織図マクロ Ver.3.7 LibreOffice版(Ver.3.7o)
2019-01-03
懸案の「LibreOfficeでも組織図マクロを動くようにしよう!」をやってみました。こちらからDLできます。https://github.com/riko122/WeavingMacro
LibreOffice Basicで一から組んだわけではないです。
取り急ぎ動くようにしよう!と思って、LibreOffice のCalcでは、Excelマクロがある程度動くのをいいことに、エラーになるところだけ修正しました。
したがって見た目はちょっと…フォント小さすぎとかあるように思います。
あと、Ver.3.2.1での追加機能である「配色図で、経糸が連続で上に出るため浮き上がる場合・緯糸が連続で出るため浮き上がる場合に、その間の罫線を表示しないようにしました。」がうまくいきませんでした。
したがって配色図の見た目がExcel版と大分異なります。
しかし一応組織図も配色図も動くので、取り急ぎ、アップしておきます。
LibreOffice用にすると、WindowsだけじゃなくMacでも使えるんじゃないか、と期待ができるんですよね…。
うちにはMacがないので未確認ですが、LibreOffice自体は「Mac OS X x86_64 (10.8 または以降が必須)」で利用できる、と記述されているので…。
【注意事項】
動作確認・ウィルスチェックはしていますが、ダウンロード・解凍及び使用は各自の責任で行って下さい。
このマクロの著作権は作者に帰属します。マクロの利用は自由に行っていただいて構いませんが、出版物に載せるなどの場合はご一報ください。
なお、個人が生成した図を画像にしてサイトに載せる場合はご連絡くださらなくてけっこうです。ただし、本に載っていたものから完全意匠図を作成した場合、マクロではなく、その本の著作権に抵触しないか、十分お気を付けください。
また、このマクロを使用して損害が発生してもマクロ作成者は一切の責任を負いません。
【使用方法】
織物用組織図マクロ Ver.3.7の【使用方法】を参照してください。
【Ver.3.7o 動作確認済の環境】
- Windows 8.1 +LibreOffice バージョン: 6.0.6.2 (x64)
- Windows 10 + +LibreOffice バージョン: 6.0.6.2 (x64)
2019/5/3 ファイルの置き場をGitHubにしたので、リンク先を修正しました。Excel版とまとめて同じZipファイルに入っています。
カテゴリ : Excel版組織図・配色図
トラックバック(-)
コメント(2)
ヤノフ村の二重織り用マクロ 2
2019-01-02
ヤノフ村の二重織りを織るために、Excelマクロを組みました!…という話は1年前に書きました。この時は、『ポーランド ヤノフ村の絵織物』と同様、レバー式の織機で織るための組織図を作成し、我が家のろくろ式用の通し方図とタイアップと踏み方図を手作業で追加しました。
今年のイノシシもまた手作業で追加して織ったのですが。
もういいかげん、それもマクロで作ろう!…と1/1から1/2にかけて、マクロに機能追加をしました。
レバー式の場合、こう。

ろくろ式の場合、こう。

うーん潰れていてよくわからないかもしれませんが、綜絖通し図とタイアップと踏み方図が違います。
汎用性はこころもち高くなった…はず。ガンガン組織図を作れるぞー!!
ちなみにExcelファイルのファイル名を英語にしておこう、と思って、「ヤノフ」の英語のつづりを検索しました。janowieなんですね。そして読みは織り以外なら、「ヤヌフ」の方がヒットするっぽい。
カテゴリ : ヤノフ村の二重織りの図案
トラックバック(-)
コメント(0)
イノシシ+2019について
2019-01-01
既にお披露目済みの一枚目(右側)を織ったあと、デザインを修正して織りなおしました。
耳のラインが細くなって、尻尾が尻尾と主張するようになって、鼻と本体の区切り線はなくなって(これはあってもよかったかなあ…)、足が太くなって、お花と葉っぱの位置が近くなりました。
全般に大きくなったのは、茶色の糸に使っていたプリンセスアニーがなくなったので、緯糸をメイクメイクパフェに変えたせいです。どれも余り糸利用。
なかなか可愛いイノシシなのではなかろうか…(自画自賛)。
あと、『ポーランド ヤノフ村の絵織物』だと、経糸始末で載っているのはネクタイ結びなのですが、今回は上側・茶色だけに見えている辺りを二層にして織り、経糸は中に入れ込んで始末しました。棒を入れて飾りやすいように、と考えました。

二層になっているので、棒を通す部分の裏側は白だけになっています。裏はこんなです。

織り上がった時点での犬からイノシシまでくっついたものはこうなっています。

いつもケチって後で苦労するので、今回は、作品と作品の間を潤沢に空けて織ったのです。
そうしたら最後のイノシシで、尻尾直前位まで織ったら(緯糸が太くなった分作品が大きくなったこともあって)開口が悪すぎて織れない状態になりました。
致し方なく、緯糸を抜いて戻り、作品と作品の間の紙を1枚抜いて、で、織りなおしました。
なんとか、開口を保って織ることができました。
そんなわけで、イノシシ1枚目と2枚目の間の糸は少なかったので、ネクタイ結びをするには、ループ返しを使用しました。
2枚目のイノシシの上の部分の糸始末にもループ返しは大活躍しました。
- 経糸総本数
- 濃色64本、淡色62本
- 通し幅
- 16cm
- 筬目
- 4/cm(丸羽)
- 使用糸
- 濃色 経糸:プリンセスアニー(40g/112m)、緯糸:メイクメイクパフェ(25g/62m)
淡色 パピーNew 4Ply (40g/150m) - 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 綜絖枚数
- 4枚
- 参考用語
- あ行:筬目
か行:開口
さ行:綜絖
た行:経糸、通し幅
な行:二重織り、ネクタイ結び
ま行:丸羽
や行:緯糸
1/6追記。
この二枚目のイノシシ、よく見ると三か所は間違ってますねえ…。
いや二か所(下のラインのところの両脇)は織機から下ろしたときに気が付いていましたが。
イノシシの後ろ足の上あたりのでっぱりは、玄関ドアに飾ったのを見て、昨日気が付きました…。