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久しぶりに麻を紡ぐ

 2018-11-28
昼休みに真綿を紡ぐのが続いたので、何か違うものをと思って、久しぶりに麻を持ち出しました。
前回紡いだのは…おお、2008年の10月11月でした。10年ぶり!

当時のブログには泣き言を書いていませんでしたが、実は当時、「紡ぎにくい紡ぎにくい」と泣きながら紡いでいました。10年間放置したのは紡ぎにくいからですね。もう、クッションの中綿にでも使うか!と思っていた位で。
しかし、何となく持ち出して紡いでみたら、おお!紡げる!!
紡いだ麻
アップにするとこう。
紡いだ麻のアップ

わあ、私、紡ぐの上達した!?…と感動したものです。
ですが今回この記事を書くために前回のデータを見直してみたら、前回は桜楓スピンドルで紡いでいるのですね。今回はレース糸用の7gスピンドルです。…軽いから紡げたのかも…。

紡いだ道具
7gスピンドル
紡いだもの
ふとんわた用のラミー(苧麻)のシート
紡いだ時期
2018/10~11
紡いだ量
7.66g
紡げた長さ
80.85m


共通番手でいうと1/10.55番手位。
麻番手だとー、17.45/1番手かな、と。

参考用語
か行:共通番手
さ行:スピンドル
は行:番手
ら行:ラミー
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ひつじスピンドルで試し

 2018-11-11
ひつじスピンドルの試し用にいただいたウールは、前述通り、家に帰りつくまでには単糸は紡ぎ終えていました(笑)。
帰宅後、(スピンドル撮影をした後で)アンデスの撚り合わせ方式で左手首に糸をかけて、双糸にしました。
羊スピンドルで紡いだもの
小さいニディノディでかせにしたので、小さいかせなんだよ!というのがわかりやすいよう、スピンドルと一緒に撮影。

アップにして映したのがこちら。
羊スピンドルで紡いだもの アップ

アンデスの撚り合わせ、量が少ない時にはいいですねー。するする出てきて気持ちがいいです。
まあ、まだそらでは左手に巻けないのですが…。2015年のスピニングパーティーでのTeaさんのワークショップの時にいただいたプリントを使って巻いています…。やり方はこちらの頁でも詳しいです。

尚、少量でも番手を調べておこうと、先日購入した秤で重さを測ったところ、すごいんですよ!1.00gでした!いや1gでと思ってくださったわけではないと思いますが、熟練の寿司職人がしゃりを毎回同じ量取るという話を思い出す位すごいですね!(笑)

紡いだ道具
ひつじスピンドル
紡いだもの
2018/11/10にひつじ百貨店で試し用にいただいたもの
紡いだ量
1g
紡げた長さ
2.61m
共通番手
2.61m/g
撚り
単糸はZ撚り。双糸でS撚り
紡いだ時期
2018/11/10

毛番手だと2/5.22でしょうか。


参考用語
か行:かせ
さ行:スピンドル、双糸
た行:単糸
な行:ニディノディ
は行:番手
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ひつじスピンドル

 2018-11-10
箕輪先生にお誘いいただいて、11/9~11まで開催のひつじ百貨店に11/10に行ってきましたー。

羊ものはふらふらと買ってしまう方ではありますが(笑)、シーピーちゃんとか。
置物系の羊グッズを収集している箕輪先生と異なり、私がふらふら買ってしまうのは大体「使えるもの」です。
(実は結城で買った羊の置物が一個ありますが。だって可愛かったんだもの…。結城だから羊なのに絹なんですが)

というわけで今回の羊イベントでは。
まず買うぜ!と思っていた、ひつじやさんの羊マスキングテープを入手。売り切れていなかった!よかった!
そのほか、風呂敷とかトートバックにも心惹かれましたが、「おお!」と思って購入したのはこちらです。

ひつじスピンドル
ひつじが描かれているスピンドル。これは空が紫で月や星が見えているので夕焼け時でしょうか。青空バージョンもありました。
これ、軸の一番奥に水色のところがあるのわかりますか?
この水色の部分は傾けると移動してきます。
ひつじスピンドル軸
ほらほら。
ひつじスピンドル移動中
ほらほら!!
ひつじがいるんですよー。

こんなの可愛くて使えて買ってしまいますよ!!
なお、既に毛が付いていますが、ひつじ百貨店で試し紡ぎ用にくださった毛です。現地で試しに紡いで、あと帰り道に電車の待ち時間で紡ぎました(笑)。

そう思って一枚目の写真をまた見ていただくとわかると思うのですが、紡いだ毛が透けて見えています。軸もホイールも透ける素材なんですよ。軸の中は羊だけじゃなくキラキラしたものも移動しますし。なんだかファンタシー。

ちなみにこのスピンドルの重さは26.13gでした。マメ楓スピンドルと同じくらいかな…。なかなかに回しやすい重さです。


2018/11/11追記:箕輪先生がブログで羊が移動する動画をアップしてくださいました⇒11/11のブログ
先生が画像に手を加える必要がないマスク姿の私(笑)。秋の花粉症なんですー。 

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工房部屋を更に片付け

 2018-11-05
どうもこう、気が付くとつい片付けをしてしまう悪癖が…。
いや、片付けといえば「悪」じゃないだろ?という感じがしますがね。
そこがミソです。

やることがいっぱい⇒なんかやる気がしない⇒片付けなら悪いことじゃないから自分にも言い訳がつく

っていう感じで片付けている気が…。

片付けるから、成果はあるのですが、やろうと思っていたこととかやらなくちゃいけないことは減らない…。

土曜日も、ついうっかり文房具を移動させて片付けたのですが。
日曜日に「いや待て、どうせなら最終系に近づけた方がいいのではないか?」
…と思ってつい…、前回語っていた通りスチールラックを一つ、ウォークインクロゼットの中に入れました。
11/4の工房部屋

ウォークインクロゼットの中にスチールラックが入るようになったのは。
土曜日にかなり「衣料支援プロジェクト」とかに古着(稀に新品)を渡してきたからです。

そして空いた部分に作業台を広げることが…可能でしょう多分。型紙を作りたいので作業台を広げたいんですよね…。
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LibreOfficeで織物用組織図マクロは使えるか?

 2018-11-04
以前に「LibreOfficeで織物用組織図マクロは使えるか?」という質問をコメントでいただきました。その後、試してくださった方によるとエラーが出るということでした。
それから私も使ってみて「うむ、エラーになる」と思ったのですが。

今日別件で調べごとをしていて、ちょっとこの件とかぶる内容のWebページに行き当たりました。
で、もう少し踏み込んでエラーを調べてみたのですが。

どうもExcelとLibreOfficeのcalcでは、配列の扱い方が違うようです。したがって関数の渡し方・戻し方でエラーになるっぽい。

というわけで結論は
「ちょっと真面目に手を入れないと、calcでは組織図マクロは使えない」
になりました。

以上、ご報告まで。
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ヤノフ村の二重織り方式でイノシシ挑戦

 2018-11-03
せっかくイヌを織りきったので、早速イノシシの図案を考えて織りました。
イノシシは『ポーランド ヤノフ村の絵織物』に「春の野を駆けるウリボウ」が載っているので、来年の年賀用にはそれを使うのでもよかったのですが。
何分にも経糸を前回のイヌの余りを使う気満々だったので、サイズに制限があったのでした。
あと単純にせっかくマクロを作ったんだから、使いたい(笑)。元々ドット絵を描くのは得意な方ですし。といってもヤノフ村の絵織物の図案はドット絵とも勝手が違って難しいのですが…。

考えた図案はこちら。最初に書いたのはもっと大きかったのですが、経糸の数の都合で小さくした結果…胴が短いイノシシに…。
でも何とかイノシシなのではないかと。
イノシシ図案1号
一応、イヌの時の反省は少しは入っています。奥側の足だということをわからせるために、脚と胴の間に線を入れてもムダとか。両脇の白線をまっすぐにするのは難しいから誤魔化せるデザインにするとか(そこは綺麗に織る努力をするべきでは…>自分)。

織った結果がこちら。
両脇の白線はゴマカしが効いているようでしたが。
イノシシ試し1号
まだまだ「細かいところを表現しようとしてもムリ」という反省が生きていなかったようです。

奥側の足、細すぎ!遠近法を持ち出そうとしてもムリ!
鼻と胴体の間の線も入れてもムダ!
尻尾、毛がバサバサなっている表現と大差なく、尻尾だとわからない!
耳は線が太過ぎる!
目は大きすぎる!

…また図案を変更して挑戦したいと思います。

経糸総本数
濃色64本、淡色62本
通し幅
16cm
筬目
4/cm(丸羽)
使用糸
濃色 プリンセスアニー(40g/112m)
淡色 パピーNew 4Ply (40g/150m)
使用織り機
アジャカ4枚綜絖織り機
綜絖枚数
4枚

参考用語
あ行:筬目
さ行:綜絖
た行:経糸、通し幅
な行:二重織り
や行:緯糸
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