ヤノフ村の絵織物式数字
2017-10-29
去年年賀用にヤノフ村の織り方で年号はなんとか自作しました。その際、どうせだからと数字の織り図は全部作ってみました。

1234
567
8901
です。最初の1は棒一本の1。最後の1は横棒がちょっとついた1になっています。
この夏、ついでにとアルファベットも作ってみたのですが。どうも細かいところが表現できない。
わかりやすいところでいうと、0とOとDが同じになる…。
というわけで、『ポーランド ヤノフ村の絵織物』の本も出たので、この度、まじめに解読してみました。
まず、図案の書き方も載っている「立派な角を持つヘラジカ」を、去年作成した自分式の織り図で書きかえてみました。書けました。
そして書いた自分式織り図と、図案(p171)とにらめっこ。
結果、何がどうなるのかわかった(黒丸が私の織り図での青4マスの四角、白丸がグレー4マスの四角です)ので、去年作った数字を図案で書いてみたところ…こうか!

基本的に横5マス×縦3マスで書いていたのか!なるほど、これじゃあアルファベットが表現できるはずがないな!
…と、理解したので、アルファベットはもっと大きく作ればいいということがわかりました。
数字も合わせて大きい版も作ってみましたが、5×3マスの数字ももこもこしていて可愛いので、これはこれで使うことにします。
…実は、もこもこしたのは可愛いので、その後往生際悪くアルファベットでも小さ目図案を作ってみましたが。
文字に見えるかどうかわからないので、そのうち試し織りをしてみたいと思います。
…ところで『ポーランド ヤノフ村の絵織物』のP117、白丸二箇所、黒丸一箇所抜けて…ますよね?
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カテゴリ : ヤノフ村の二重織りの図案
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台風中の綿の収穫
2017-10-25
台風21号が猛威を振るっていた週末。うちの辺りは夜中に過ぎ去ったのですが、特に困ったことが起きたわけでもなくぐっすり寝ていました…。まあ起きたら電車が止まっていましたが。棉の鉢植えは土曜の内に家の中に避難させました。そんななかはじけていた綿を収穫しました。
土曜に収穫した和綿の白。

月曜日に鉢をまたベランダにだしがてら収穫した洋綿の茶。

ぱんぱかぱんに膨らんでいるやつがほかにもあるのですが、なかなかはじけません。。
昼休みにやること
2017-10-16
準備ができましたので、今週からは昼休みに「ギャッベのようなもの」を織ってみたいと思います(笑)。
ギャッベ式の経糸のかけ方が…見せてはもらいましたが、再現できるほど理解していないので、手持ちの100円SHOPの木枠に普通に経糸張りました。…いや、元々の溝を使って経糸をはるとゆるすぎる(センチ2位)ので、縦横を変えて張ったから「普通」ではないかもしれない…。
あと、確か経糸もウールと聞いたように思いますが、そんな毛糸を都合よくは持っていないので、ラグ用経糸を使用しています。
緯糸は、新・東京スピニングパーティー2017で購入しておいたギャッベの糸ですが。いやあ2色買っておいてよかったー。
で、試しに2段織って、現時点で既に横が結構詰まっているような気もしますが…、ま、まあ織ってみたいと思います。
ますます謎の部活動状態ですね、昼休み。
カテゴリ : 織り準備中・織り途中
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2017年10月の昼休みの成果・またまた真綿紡ぎ
2017-10-15
昼休みにまた真綿紡ぎをしていました。今度はアルカリ抽出の百合染めした真綿です。
うっすらピンク。
10/12(木)に紡ぎ終わりました。次に紡ぐものを探して、金曜日の朝に慌ててほかの真綿を持って行きましたが…来週からはまた違うことをするかも。
- 紡いだ道具
- タクリ
- 紡いだもの
- アルカリ抽出の百合染めした真綿
- 紡いだ時期
- 2017年10月
- 参考用語
- さ行:スピンドル
た行:タクリ
ま行:真綿
ギャッベのワークショップで織ったもの
2017-10-08
ギャッベ ハネの一日ワークショップで織ったのはこちらです。これは織りきっただけの状態。まだ織り機の上にあります。一応一段織るたびにカットはしたので、それなりにまあまあ絵柄も見えますね。ヤギの図案だそうです。図案はもう一つ、木もありました。どちらか好きな方を織りました。
あと、色は好きに選べたのですが、超地味に織りました。

織り機も見えるように映したのがこちら。織り機単独画像をとっていませんでしたー。

織り機ごと先生に渡して、仕上げは先生にしていただきます。まずはこの状態から鎖を経糸に編みつけて、経糸を止めます。

そのあと、更にカットしていただいて、脇を好きな色二色でかがっていただきます。両脇の縁飾りはシラゼというそうです。
出来上がりはこちら。柄がさらにはっきりしたかな?

うーん、下半身けっこう間違えてるかな…。緯糸を入れるのにけっこう間違えたのは自覚があったんですけどね(苦笑)。
あ、そうか。緯糸の入れ方間違えのせいでずれて見えるのかも。もしかしたら。
なんかそこを間違えると、ちゃんと図案のとおりにならないよ!とおっしゃっていた気がする…(それで、細い緯糸をやる時以外は、ハフは絶対枕木の傍!とかなり注意がとびかっていました。で、私はハフは枕木の傍にあったけど、最初、拾う経糸を間違えてたのでした)。
裏はこんな風になります。

この織り機は本当はトルコ結びをするためのもの、今回のギャッベはペルシア結びだけど、小さいからだったっけな。とにかく緯糸を入れるのが厳しいからこの織り機になってるとか、そんな話がありましたが、メモらなかったので詳細を忘れました…。
織り機が、じゃなく、経糸のかけ方が、だったかもしれない。
ワークショップでない普段のギャッベの学校でも、経糸かけと仕上げは先生がやるそうなんですが、今回は箕輪先生のリクエストで経糸かけを見せてくださったんですよね。で、その時に二種類の経糸のかけ方を見せてくださって、その時に出た話だったかも…。
追記。
今回織ったものは、結び目部分だけでいうと縦11マスなので、経糸22本。出来上がりを測ったら7.5cm位なので、センチ3位でしょうか。先生が織っておられたのはもっと細かいですけどね!
結ばない経糸が両脇に二本ずつあるので、全体としては、経糸26本です。私のは8.5cm位かな。
縦は結び目部分だけで8cm位。平織りとか鎖編みとかを入れると9cmかな。縦は多分28段結びました。
カテゴリ : ワークショップなど&その復習
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『ギャッベ・ハネ展』と一日ワークショップ
2017-10-08
10/5~10/11まで、五反田のStudio A Weekさんで イランの遊牧民の絨毯 ギャッベ ハネ展 が開催されています。※ 日曜日は休みなので本日10/8はお休みです。
10/7と10には一日ワークショップもある、ということで、7日の部に申し込んで参加してまいりました。
なんかこう、遠足前の子ども状態だったのか、前夜よく眠れませんで(…)。ワークショップ中は楽しかったので全く眠くならなかったのですが、帰る途中から眠くて眠くてしょうがなく、帰宅後ブログをアップをする余力もなく寝ました…。
寝ましたので気力満タン!とりあえず、展示とワークショップについてアップしますよ!
到着してまず1階の展示を見ましたが。店内の様子は…、到着時、別の方が箕輪先生に写真撮影について訊いておられたのですが、「全体像はともかく、一枚一枚はちょっと…」ということだったので(売り物ですしね!)、写真はありません。全体像および一部作品は箕輪先生のブログで拝見できますよ!2017年10月の辺りです。
そしてワークショップ前半を受け、昼食後、1階で作品の説明がありました。
大物が壁にかかっていますが、説明で何度かおっしゃっていたのは「タペストリーではない」ということです。絨毯として敷いて使うものだと。
大物ばかりでなく、椅子敷きや玄関マットサイズのものもがんがん積まれています。小さいものを二枚並べて差を教えてくださったのですが、ものによって密度が違うんですよ。触ってもわかりますし、裏に返すともっとわかりやすいかな。あ、値段ですっごくわかるかも(笑)。
あ、あとちょっとでしたがオールドキリムのバッグもいくつかありました。
それから、社長さんが履いていた靴がオールドじゃないキリムでした。涼しいので夏履くそうです。そんなところまで見ごたえたっぷりのギャッベ展です。
そうそう、涼しいといえば、絨毯についても「みんな信じてくれないんだけど、ギャッベは夏涼しいんだよ、自然素材だから」とおっしゃってました。そういうわけで一年中使える、と。あとウールだから、洗えば汚れが落ちる。洗うのは小さいサイズなら洗濯機に入るから洗濯機でOK、とのことでした。
そういえば、ギャッベを作るのは、ザクロス山脈あたりの遊牧民だそうで、山を描いたギャッベがあったのですが、「この木はザクロの木」とおっしゃっていて、「ザクロって名前が山の名前に似ているなあ」と思ったら。ザクロ(あっちの名前ではなんだっけな…ザクロではないです)が日本に入ってきたときに、山の名前が由来になって「ザクロ」という名になったそうです。へー!
そのあとワークショップ後半。皆さん慣れてきたので、ひたすら結び結び、緯糸入れ入れ、切り切り。
いやあ、これ脳内麻薬出る系ですね!黙々やっちゃいましたよ!
普通はワークショップでも三日間やるそうなのですが、今回はとてもミニにして一日コース。
しかし、手の速さがひとによって全然違いましたね。私ができあがったのは17:30位だったかな…。
それから順番待ちをして先生に仕上げをしていただきました。
出来上がりは次の記事にて。
あーあと今回特筆すべきはあれです。
隣の方と話していたら、箕輪先生に「二人って面識あったんですっけ?」と言われました。いやお初だと思いますよと言ったら、「ネットではよくコメントとかしてるじゃないですか」と紹介してくださいました。「織りおりの、ひと布で。」のkyokoさんでした。お、おお!初めましてー。
ところで、今年は二月にも『Tokyo ギャッベ展』に行っているし、なんだかギャッベづいています。しかし二月のブログで「八ヶ岳のギャラリーにも行ってみたい」とか書いていますがそちらはまだ行っていません(苦笑)。
イヌビユでミョウバン媒染済コリデールを染める
2017-10-03
今年も、棉のプランターにイヌビユが育ちました。
毎年出てくるんですけどね…。おそらく土に種が混ざっちゃってるのではないかと…。
土は再生して再利用していますので。で、今年は53gありました。
これだけあったらやっぱり染めるでしょう。
二番液までとったところ。緑色の液が出ています。

何を染めようか悩んだんですが、過去にもう、ウール・シルク・コットンと一通りイヌビユでは染めているのですね。
そして、実は今ちょっと忙しい。すぐに染められるものということで、ミョウバン媒染済のコリデールを20gほど染めました。実際にはもうちょっと黄色が入った感じですが、綺麗な黄緑色に染まりました。

- 参考用語
- か行:コリデール
ま行:ミョウバン媒染