薔薇でポロワスを染める
2016-12-31
赤い薔薇の花びらで真綿を染めましたが、使ったのは花びらだけなので、茎と葉っぱは残っていました。で、花束の中にピンクの薔薇もあったのでそれも乾燥させていました。

乾燥させたらまるで紫の薔薇っぽくなりましたが、元はピンクです。
桜はバラ科でよく染まる…なら薔薇も染まるだろう、と、12/30に、赤い薔薇の茎と葉っぱ、ピンクの薔薇全部、まとめて煮出しました。

煮出し始めは何だこの薔薇風呂、って感じでした。
ちなみに桜はアルカリ抽出がいいので、薔薇にもソーダ灰をふりかけて抽出しました。がっつり1時間煮込んだら…赤っぽい茶色い液が出ました。うーむ、さすが桜の仲間。
そして一日置いて12/31。ミョウバン媒染済のポロワスがあったので、染めました。
大晦日に何をやっているのだという感じですが。今回はおせち料理を注文してしまったため!(我が家初です)けっこう時間があったのです。勿論、染めの傍ら掃除もしていましたが。
さて、液は大変茶色かったのですが。

染めたら黄色!写真ではちょっと薄く写っちゃってますが、大変綺麗な黄色です。
いやーこれだからやめられないですよね、草木染め。何がどう染まるかわからない。
- 染めたもの
- ポロワストップ 50g
- 染料
- 薔薇 31g
- 媒染剤
- ミョウバン媒染
- 参考書籍
- 作成中の『My草木染め手順書』。この手順書のもとになっているのは手持ちの染めの本。
- 参考用語
- あ行:アルカリ抽出
た行:トップ
は行:ポロワス
ま行:真綿、ミョウバン媒染
スポンサーサイト
花束の赤いバラで真綿を染める
2016-12-30
父がもらってきた花束に、赤くて黄色がちょっと見える小ぶりの薔薇がありました。花瓶に入れていた頃からドライフラワーみたいな様相だったので…、その後自ら出して乾燥させてもあまり雰囲気が変わっていません。

まあ赤いから花びら染めでしょ、と花びらをむしったところ…

あれ思ったより黄色が多いなあ大丈夫かしら…と思いつつ、酢酸5cc+水100ccでもんだら…なかなか色が出ませんでした。
やっぱダメかなあと思いつつももみ続けたら、おお、出てきた出てきた。
というわけで最終的にはこの位ピンクの液に。

少量なので、真綿も少量投入。50度くらいまで温めたあと、放置冷却。

うっすらピンクに染まりました。
- ま行:真綿
花束の濃いピンクのカーネーションで真綿を染める
2016-12-26
百合の煮染めの傍ら、カーネーションの花びら染めもしました。濃いピンクのカーネーションの花びらを冷凍しておいたんです。
冷凍前で、24gほどありました。酢酸10cc+水250ccでもみました。

そこに3gほどの真綿を投入。
『草木染め大全』でも『草木染め Enjoy!Natural Dyeing』でも、50度まで温度を上げるといいとあったので、ちょびっと火にかけて、放置冷却数時間。

綺麗に染まりました。
花束の百合で染め実験
2016-12-25
12月3日、父が何かで表彰されて花束をもらってきました。それも二つも。
12月って師走と言うだけあって、師でなくても忙しいのですが…、花があったら染めてみたくなるじゃあないですか。
というわけで、染める暇がない間は、ダメになった花は冷凍したり、乾燥させたりして保存(ていうかただの放置)していました。
三連休最終日になって年賀状も書き終わり、どうにか余裕ができたので、染めを開始しました。
まず、でかい百合が何本かあったので、「百合で染めるって聞いたことないけどなー」と思いつつ、毒ではないだろうからと、試してみました。何でも試してみたい…ところではありますが、毒があるとわかっている植物はやはり避けたいですよね。夾竹桃とか。
しかし、聞いたことがない染材ということは、何抽出がいいかもわからないわけで。『草木染め大全』の「草木に適した染め方とその実験方法」を参考に試してみることにしました。
というか今回は試しで終わりです。乾燥した百合の茎と葉っぱ、24gしかなかったので。
水500cc+百合8gの中性抽出をしました。

…抽出画像はどれも同じようなものなので、アルカリ性と酸性の鍋の写真は省きます。
アルカリ性は水500ccにソーダ灰0.5g、酸性は水500ccに酢酸0.5cc…でよかったんですが、多分1cc位は入ったかと思います…。
染用小鍋が一個しかないので、抽出した後それぞれ空き瓶に入れました。左から中性・アルカリ性・酸性抽出。

アルカリ性>中性>酸性の順に濃く出たでしょうか。
もう、酸性は捨てていいかなと思ったのですが、一発逆転があるかもしれないと思って、どれにも被染物を投入することにしました。『草木染め大全』では銅媒染済みの毛糸を入れていますが、なかったので、手元にあったミョウバン媒染済みの真綿をそれぞれ5g位ずつ入れました。銅媒染済みの毛糸を入れるのに意義があるのかもしれないですけどね…。
小鍋で染めた後、また空き瓶に戻して放置冷却しました。結果がこれ。やっぱり左から中性・アルカリ性・酸性抽出です。

酸性抽出が一番濃い!
濃いと言ってもこの程度なので、わざわざ百合用意して染めるほどではないかなと思いますが、、、まあ、もらった時には染めてみてもいいかなという感じがしました。
あ、ちなみにこの写真はまだ濡れているので、乾いたらもうちょっと薄くなると思います。
釘打ちより簡単!プログラミング…。
2016-12-02
ふと気が付いたら11月は一回もブログを更新していなくて、広告が表示されていました…。いや、編み物とか、裂き織りとかしてはいたのですが…どれも出来上がってなくて記事になっていませんでした。
秋は色々とイベントもやってましたが、結局、出不精モードになって出掛けませんでしたし…。
そんなわけで新しい記事がまったくないのですが。今朝、箕輪先生がネタにしてくださったおかげで、アクセス数は伸びておりますm(_ _)m。
ネタにしていただいたのは、StripeCamと素数の糸かけ。
箕輪先生の12/1のブログの記事が糸掛け曼荼羅アートだったわけですが。これすんごい綺麗ですよね。
以前山梨の台ケ原の金精軒の2Fのギャラリーで見ました。とても綺麗で「やってみたいー」と思ったのですが。いかんせん、木工はすっごく苦手…。釘を均等に何十本もなんて。打てない…。
「よし、とりあえずプログラミングしちゃえ!角度を計算するから…。あ、JavaScriptでwz_jsgraphics.js使えば作れるや!」…と、机上のプログラミングに逃げたのでした。釘を打つより簡単ですよ…。
コメントや空行も入れた物理行数が60行くらいなんですよ!簡単簡単。ありがとう!wz_jsgraphics.js!
しかしこう糸の重なり具合で厚みが出て、実物はもっとすっごく綺麗でしたけどね!色も綺麗ですしね…。