ネクタイで裂き織り4つめ
2016-10-09
今年の春、伯父の一周忌で集まったら伯母が「ネクタイって織りに使えるの?」と訊いてきました。色々と片付けをしているところらしいです。緯糸に使ってバッグにしたりしていますと答えたらその後、ネクタイが…20本位送られてきました。まあ従姉の旦那さんのネクタイも何本か混じっていたようですが。従姉の旦那は脱サラ(?)したので多分ネクタイがそんなに要らなくなったんじゃないかな…。更に伯父のタキシードとか伯母の羽織とかも送られてきたのですが…。タキシード…。何故伯父さん持っていたのか。そしてタキシードなだけにそう何度も着たとは思えないのですが、裂くのかー。もったいないような気が。
もったいないので一度着てみましたが伯父は小柄だったのでねえ。。。丈はよさそうだったのですが、胸が入りませんでした…。
というわけで、とりあえずネクタイから取り掛かりました。
まだ綺麗で、細身のものは2本位自分が使うことにしました。太めのやつも綺麗なのがあったので1本は父に。形見分け形見分け。ちなみに母方の伯父ですが。そして細身のやつはおそらく従姉の旦那のだと思われますが。
それでもまだ15,6本あったので、2種類に分けました。2種類織るつもりです。分けた一方のネクタイがこちら。

ネクタイ8本ですが、左下のネクタイは珍しいことに全面裏地がついていました。赤い布です。それでそれも織りこむことにしました。
出来上がりはこちら。白がアクセントのつもりでしたが、赤もいいアクセントになっています。入れて正解だったと思います。

アップにするとこんな感じです。

これまでは4,5本で片面を織って、4,5本でもう一面を織っていましたが、今回はどういうサイズのバッグにするか決めてないこともあり、全面、全部のネクタイで織りました。
なお、今回も織り始めと織り終わりは、秩父で知った「メルター」と経糸と同じ糸を引きそろえて使いました。
- 織り上がり予定サイズ
- 31cm×90cm
- 仕上がりサイズ
- 32.5cm×85cm
- 経糸総本数
- 128本
- 整経長
- 150cm
- 通し幅
- 32cm
- 筬目
- 4目/cm
- 使用した糸
- 経糸 アナンダ染色綿糸 100g550mのもの、薄い赤
緯糸 厚地のネクタイを5mm位、薄地のネクタイを8mm目安に切ったもの。全部でネクタイ8本と裏地1本。余りあり。 - 使用織り機
- 咲きおり
- 作成期間
- 2016/9/18~10/9
ネクタイはしかし、下準備が大変です。テレビを見ながらやりましたが、ネクタイを解体するのにかなり時間がかかります。またバイアスのため裂けないので切って準備しますのでそれも大変。バイアスのせいかちょっと力を入れただけで切れるし…。
残りのネクタイも解体しなくちゃあ…。
- 参考用語
- あ行:筬、筬目
さ行:裂き織り、整経、整経長
た行:経糸、通し幅
や行:緯糸
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カテゴリ : 裂き織りバッグ用生地
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