紡ぎ講習会
2016-08-31
8/29,30と、baruさんの工房で行われた紡ぎ講習会に参加してきました。ほかもですが何しろ紡毛糸が全然わからなくて、baruさんに教わりに行きたいなと思い続けていた中、ちょうど夏休みに講習をやる、とブログで拝見したので早速申し込んだのでした。講習の内容は多分、「福山での出張講習」と同じ感じかと。
何分、台風10号が近づいてきている中だったので、何日も前から、台風で電車が止まったらどうやって行くか、どうやって帰るかを大分検討しましたが。実際には、私が使う電車は全然止まりませんでした。よかったよかった。
さて、一日目はセミ梳毛糸。コームでとかしたもの、フリッカーでとかしたもので、まず紡ぎます。前引きのショートドロウと後ろ引きのショートドロウで紡ぎました。ここでボビンを変えました。
残ったコーミング出来ないものを解毛してカーディングしてそのまま、または、トップを作って紡ぎます。こちらをロングドロウで紡いだかと。
で、一個目のボビンの糸と二個目のボビンの糸で双糸を作成。お湯と水に交互に入れて撚り止め。残った単糸も撚り止め。撚り止めしたら、重石をせずに干しました(蒸さない・重石をしないのは、編み糸用だから)。
二日目はまず干したその糸を見ながら検討会。
単糸がよねよねなのは、撚りが強いわけじゃないそうです。一定でよりよりな場合は、毛のクリンプスのせいだそうで、梳毛糸ならそうなるものだそうです。へー!今までずっと強撚になってしまった、と思ってました!
ちなみに私の紡いだ糸は、スピンドルで紡いだ糸っぽいそうです。おや。単糸で編んでも斜行しない程度の仕上がりにはなっているとのこと。
しかし、私の紡いだ単糸は、皆様のかせより干したときに長さがだいぶ短かったです。それはバネがあるということで、紡毛糸っぽいかもとのこと。
そのあと、宿題で解毛してきたサフォークを、カーディングして紡毛糸に紡ぎました。解毛をしたものを、ふんわりと持って行かねばならなかったのですが。完ぺきにふんわりさせた状態だとかなりの容積で、みかん箱位が必要そうでした。それを電車に持ち込むのはちょっと…と、蓋つきのバケツ(踏み台にもなるやつ。途中台風で電車が止まったら、これに座って待機できるやとかも思いました)に入れて行ったら…潰れましたね!カーダーにのせる前にまた軽く解毛しましたよ!
そしてカーディング。セミ梳毛糸用の、繊維を揃えるカーディング位ならまあどうにかなるのですが。
紡毛糸用の、均一に並べるためのカーディングは…苦手。どうしても幅が出ない小さなバッツになってしまうので、そこから教わりました。前よりはちょっと幅が出るようになった、かなあ。
それからローラッグを作って、紡毛糸を紡ぎました。
紡毛糸を紡ぎました、というか、紡毛糸を紡ぐ努力をしました、かなあ。
いや、おかげさまでところどころ紡毛になるようにはなったんです。
「すっごい細くて強撚!→なんとか紡毛→すっごい細くて強撚!…」の繰り返しの糸ができました。
「なんとか紡毛」を続けられるようにならないと…(^^;。
出来上がった糸は、カテゴリが違うので、別の記事にしてあげます。
- 参考用語
か行:カーディング、かせ、クリンプス(⇒クリンプ)、コーミング
さ行:スピンドル、セミ梳毛糸、双糸、梳毛糸
た行:単糸、トップ
は行:フリッカー(⇒フリックカーダー)、紡毛糸
や行:撚り止め
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梟柄のショッピングバッグ
2016-08-18
先日Facebookのおかげで「ああ、去年は梟布でスカートを作っていたのか…」ということに気が付きました。そういえば、その梟布余ってたんだよな。余りでバッグを作ろうと思ってたんだよな…と思い出し、布を出し、裁断し、縫い…とやっていたら、平日だけで袋が出来上がりました。
片面は大きなフクロウさん。

反対側は小さなフクロウさん。

参考にしたのは以前のショッピングバッグと同様、この本です。エコバッグ関係はこの本ばっかり参考にしていますかね。
![]() | かんたんエコバッグ―手作りのバッグで始めるエコライフ (レディブティックシリーズ no. 2710) by G-Tools |
この縫い方も三度目なので少しは慣れたかも。やはり、慣れると楽ですよね。
さてこのバッグはせっかくのスカートとお揃いなので、姉に押し付けようと思います。
『紐を織る—スカンジナビアの暮しに生きるバンド織りとカード織り』
2016-08-17
紐を織る—スカンジナビアの暮しに生きるバンド織りとカード織り 山梨 幹子 復刊ドットコム 2016-08-23 by G-Tools |
予約した『紐を織る』が届きました。
帯の文言は表側が「日本で唯一! 『紐織り』の名教本がついに復刊!! 北欧の伝統的な織物『紐織り(バンドウィービング)』。織物愛好家が、待ちに待った教本です。」。
裏側が「もう海外の教本は必要なし!ロープ作りに端を発し、古くは古代エジプトの墓からも発見された『紐織り』。その後は北欧を中心に世界中のいたるところに広まってきた伝統的な織物です。その可愛い『紐織り』の技術・作品を多数紹介!!愛好家、垂涎の一冊です。」。
…いや、海外の本も買いますけど(笑)。
さて内容は以下の通り。
- I ”紐を織る”小史
- 4ページに渡って、紐がいつごろから作られ、どのように使われてきたかという話。プレイトウィービングは「編み」なのでこの本では割愛している、ということも書かれています。
- II バンドウィービング
- バンドウィービングについて
- バンドウィービングの用具(「織機を使用しない場合」と「織機を使用する場合」について)
- 織り始める前の準備(織機を使用しない場合の、デザインから経糸の準備まで)
- 織り始める(緯糸の準備と織り)
- バンドウィービングのパターン(基本は緯糸が見える縦縞、緯糸が見えない縦縞、緯糸が見えない横縞、チェック、つづれ)
- バンドに模様を織り込む作品例(模様を織り込む場合のデザインの決め方と織り方)
- バンドウィービング織機を使って織る(織機の場合糸綜絖なので、使える糸の種類が増え、また経糸の本数も増やせる。長く織る場合は織機を使うと便利)
- バンドウィービング参考作品集(No.101~178まで78種類の設計図と写真)
- バンドウィービングについて
- III カードウィービング
- カードウィービングについて
- カードウィービングの用具(4ツ穴カードの型紙付き)
- 織り始める前の準備(10枚のカードを使う場合を例として、デザインから経糸準備まで)
- 織り始める
- カードウィービングのメカニズム(デザインを考える時に有益な、システマティックな話)
- 3ツ穴カードで織る(3ツ穴カードの型紙付き)
- カードウィービングの応用による変り紐(丸いブレード、二重織、フリンジ、ボタンホール)
- カードウィービング参考作品集(No.201~232まで32種類の設計図と写真)
- カードウィービングについて
- IV ”紐を織る"仕上げと利用法
- 糸端の始末、紐の利用方法(かがって幅広にしてバッグなど、ネクタイの作り方。その他世の紐製品のイラスト)
基本的に白黒ですが、何ページかカラー写真頁があります。
掲載されているのは、次のとおりで何故か全作品ではありません(^^;。
- バンドウィービングのリードの写真
- バンドウィービングの作品例No.101~170のカラー写真
- カードウィービングの作品例No.207~230のカラー写真
この本は、「1978年に美術出版社より刊行された『新技法シリーズ 紐を織る スカンジナビアの暮しに生きるバンド織りとカード織り』を底本とし、一部改訂して復刊いたしました」だそうですが。底本も大昔に借りて読んだことはあるのですが、さすがにどの程度改定されたのかは全くわかりません。
表紙の色は違いますが。あと、一部の糸はヤマナシヘムスロイドで取り扱っていますと、ヤマナシヘムスロイドの住所やURLが書いてあるのも、底本と違うと思いますが…。
作品もいっぱい載っていますし、自分でデザインできるようにとの配慮もされている。いい本だと思います。
カテゴリ : カード織り・バンド織り
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織り端切れでスマホ入れ
2016-08-13
1月に種々事情からPHSをスマホにしたのですが。前に作ったPHS入れにどうにかスマホが入ったため、PHS入れをスマホ入れにして使っていました。まあ、マグネットボタンは外しましたが。その他のサイズはあつらえたようにぴったりでした。ひっくり返しても落ちてこない位。
しかし何分にもウールですので、夏場には暑苦しい…。というわけでこの度、コットンの端切れでスマホ入れを作りました。
…というか暑苦しいなら、何も暦の上では秋のこんな時期ではなくもっと前に作ればいいのにねえ…。
どろなわ。
使った生地はリップスマット織りの足ふきマット 2の余った経糸で織った端切れです。

こんな風になりました。

スマホを入れてみるとちょっとぶかぶか。マグネットボタンをつける余裕はなさそうだったので、つけませんでした。
ウールの方だとこんな感じになります。

写真だとよくわからないでしょうか、ぎっちぎちなのですが。
まあコットンの方はぎっちぎちではないですが、マグネットボタンがなくても、真っ逆さまにしない限りは何とかスマホは落ちないのではないかと…。
(以下、2016/8/14追記)
そういえば、ウールで作ったやつは、キルト芯を重ねたのでした。今回の織り端切れはけっこう厚みがあったので、キルト芯を重ねていません。ぎっちぎちにならなかったのはキルト芯が入っていないせいもあるかもしれません。
あ、あと、最後に入れ口をミシンで押さえたのですが、針に糸を通すのが面倒だったので(…)、下糸だけ黒に変えました。いや、裏地が白、表地は縫う辺りは黒だったし!!
途中表地と裏地を合わせる時に間違えてやり直したので今回は若干時間がかかりましたが、けっこう簡単に作れます。縦長に残った端切れを使うのにいいシロモノです。
静電気対策のキーホルダー
2016-08-12
まだ静電気シーズンではないのですが、昨日の山の日はものづくり心が燃えていたので、先日組んだ紐の一つをキーホルダーにしました。静電気対策なので持ち歩くものがいい、と家の鍵につけました。

初め、以前と同様小カシメで止めようとしたのですが、紐に厚みがあって、カシメの足(?)が届きませんでした。そのため、カツラで止めました。
ただいま家の鍵は三月にバイオリン王子にいただいたキーホルダーについているので、そのキーホルダーにつけちゃいました(^^;。涼しげなキーホルダーが一気に暑苦しく…。
携帯エコバッグ3
2016-08-11
父のスタッフジャンバーがまだあるので、エコバッグにしました。今度のは2010年の国体千葉大会のジャンパーのようです。
このジャンパーはなかなか立派で、裏がメッシュになっていたり、背中に切りかえしがあって空気が入りやすくなっていたりと、熱がこもらない工夫をしてありました。しかし、リメイクするには小さい面しかとれなくて不便…(笑)。
でもまあ、コンビニとかいくときに小さいエコバッグも欲しいよな!と思ってSサイズのエコバッグを作成しました。

上に載っているのは、サイズ比較のためのポケットティッシュ入れです。
マジックテープが付いているスタッフジャンパーだったので、今回もマジックテープも再利用して、マジックテープで丸めるタイプのエコバッグにしました。

参考にした本はまたこちら。
![]() | かんたんエコバッグ―手作りのバッグで始めるエコライフ (レディブティックシリーズ no. 2710) by G-Tools |
几帳面に見えるらしいですがおおざっぱな私は、縫い代をつけ忘れて裁ってしまったので、後で辻褄合わせに苦労しました。縫い代が少なすぎて崩壊しやすいかもしれないです…。
本当はチーバくんが入るように作りたかったんですがね。なかなかチーバくんをいい位置に入れるよう裁断ができなくて…。
棉の葉を食す
2016-08-10
棉は、摘芯をします。タイミングがよくわからないのですが、昨晩和棉二本の摘芯をしました。これ以上高さが出ても困るなーという感じだったので。
しかしいま摘芯しても、もう横には伸びない気がしますが…まあいいか。
昨晩したのには理由があります。昨晩は天ぷらだったのです。
そういうわけで摘芯した棉の葉っぱも天ぷらにして食べました。
…天ぷらだから摘芯をした、なんて理由でやってたら、そりゃあ正しいタイミングではないでしょうね…。

うーん、状態がよくわからない写真になってしまった…。
和棉は食べられるって聞いたんですよ。洋棉は知りませんが。
うちの和棉、無農薬ですしね!食べました。
母は洋棉も食べたがりますが、大丈夫かわからないからやめなさい、と止めています…。
ちなみに味は…特にない?ぱりぱりしていますが、それは揚げ方の問題ですよね。
食べたことないですがもみじの天ぷらとかもそんな感じなのでしょうか…。
キサラとおそろいのシュシュ
2016-08-09
姉から預かったキサラの浴衣用生地が余りました。「そうだ、お揃いでシュシュを作ろう」と、前回と同様、http://wajimapc.net/shushu/kihonnoshushu.htmを参考に、ちゃーっと作りました。

でも私今髪の毛短いんです。姉も短いです。
では誰のシュシュかというと、姉んちのモモイロインコです。アッシュと言います。
シュシュをするのが趣味らしいです。
姉んちのキサラと姉んちのアッシュ。お揃いでおめかししてもらえればと思います。
私が前に作ったシュシュも、髪を切って使わなくなったのでアッシュにもらってもらいました。
姉のキサラにも浴衣
2016-08-08
リカちゃんやキサラの浴衣を作ったわけですが、足元が寂しいなあと思っていました。エコクラフトが目に入ったので草履もどきを作ろうとして見たのですが、鼻緒を通す穴をあけたら…紙が裂けてしまって。
エコクラフトだとそうなりますねえ。
やっぱり木がいいのかしら、と思った時、そういえば最近姉がバルサ材の木工にはまっているな、と思い出し、写真を送ってこうお願いしてみました。
「リカちゃんやキサラにこういう浴衣を作ったんだけど、バルサ材で下駄作ってくれない?」
そうしたら「可愛い!うちのキサラにも浴衣作って!」と言われました。
そういうわけで交換条件成立。姉は早速この生地どうだろうと布(アームカバーでした)を持ってきました。いつでもいいと言われたのですが、何か〆切がないとなかなか作りそうにないので、「花火大会までに作ろう!」と思っていました。
8/6にうちの近所で花火大会があったのです。
間に合いましたー。
姉がキサラを連れてくる前に、うちのキサラに着せてみた新作浴衣。

元がアームカバーで長さが足りなかったので、型紙をアレンジした結果、縫い方がわからなくなったりしましたが…でもまあ三つ連続で作ったおかげか、今までで一番綺麗にできたような気がします。
姉がキサラを連れて来てから全員で記念撮影。一番左が姉んちのキサラです。
お隣のうちのキサラとそっくりですが、うちのキサラは身長が29cmのような気がします。姉のうちの子は通常の27cm。
うちも長髪のキサラは27cmですけども。

そして足元が姉作の下駄。結局バルサ材の薄いのだと、鼻緒の穴を開けるとやっぱり裂けてしまうそうで。コルク材で作ってくれました。

やっぱり履いていると履いていないでは随分違いますよね!
小物は大事です。
2016年最初の洋棉の花
2016-08-06
ブログ村のバナーが新しくなって、スマホでもポイントがつくようになったそうです。でもバナー貼り替えないといけないのよー、と箕輪先生に教えていただきました。それで、設定しようとしたら、fc2はバナー貼り換えなくていいブログでした。
私のブログをスマホで見た時バナーが表示されないのは、単に私が何もスマホ用に用意していなかっただけでした(笑)。
いやだって、長らくPHSユーザーだったもので、スマホでWebを見る
せっかくなので、スマホ用のテンプレートを設定し、一応ブログ村のバナーも貼ってみました。
さて、8/5に和棉がまた二つ咲きました。


ただ、二個目については開きがいまいちだな、と思ったら、やっぱりフライングでちょっと開いちゃったらしく、翌8/6の朝、ちゃんと開いていました。それが下の写真。

8/6は和棉がもう一個咲きました。初めて写真撮影しやすい向きの花が咲いてくれました(笑)。

洋棉は遅いなあと思ったら、8/6、ひっそり一個咲いていました。これも写真撮影がしにくい向きに…。

和の白棉と思われるやつが生育が悪くて、花もまだ一個も咲いていません。うーん、来年につなげるため、一個でも収穫したい。