裂き織りマット 少し厚めを目指せ
2016-03-26
先日、裂き織りマットを織った時に「洗い替え用を織らなくちゃかな」とか言っていました。ようやく洗い替え用を織りました…と言いたいところなのですが。違います。洗い替え用ではなく、1枚目になってしまいました。
予定通りトイレに敷いていたのですが。母から「薄すぎる」とクレームをつけられたのです。
ええまあ…薄すぎてすーぐくしゃっとなってしまうような状態だったので無理もありません。
経糸も細目で、布も薄めだったのが敗因でしょうか。
それならば今回は厚くするぞ!と、手持ちの経糸用の綿糸では一番太いやつにしました。
そして布も、父の冬用のパジャマというちょっと厚めの物にしました。

たて糸8号はあるだけ使ったら33cm幅。ちょっと細いけどまあいっか。
父のパジャマの布は…チェックだから妙な模様になっちゃうかな、まあいっか、と裂きました。…父はくたくたになるまで服を着倒す人ですが。このパジャマ、すっごい裂きやすかったです。トロトロでした。
織り始めたら、思ったより厚くなかったのですが、何だか織ったところの触り心地がなかなかよく…「これはこれでよさそう」とそのまま織り続けました。緯糸準備は楽だし、裂き織りだから1往復で1cm位織れちゃうしで、さくっと織り上がりました。
むしろ、そのあと畳編みで経糸を始末する方が時間かかりました…。
そして出来上がり。仕上がってみたら、そんなに薄くもなかったです。なんていうんでしょうか、ジーンズや帆布のようにしっかりした布、という感じに仕上がりました。ほんと、裂き織りばっかりは織ってみないとわからないものですね。父のあんなトロトロのパジャマで織ったものがこんなに気に入る布になるととは…。

こちら裏返したところ。表側になるべく布の表が来るように織ったのですが、こうしてみると大差ないですかね。裏が見えるとやっぱり白っぽいんですよ。白っぽいのも悪くないとは思いますが。

アップにすると、表裏の差がもうちょっとわかるかな。こちら表。

こちら裏です。ちょっと白っぽいですよね。

ちなみに父のパジャマは上着の、前身ごろ2枚、後ろ見ごろ1枚、袖1枚使いました。袖が1個余っています。
- 仕上がり予定寸法
- 30cm×95cm
- 経糸総本数
- 100本
- 整経長
- 140cmみたい。
- 通し幅
- 33cm
- 筬目
- 3/cm
- 使用した糸
- 経糸:たて糸8号
緯糸:冬物のパジャマを1cm位の幅に裂いたもの - 使用織り機
- クロバー咲きおり
- 作成期間
- 2016/3/24に経糸をかけて、25に織って、26に経糸始末。
- 組織
- 平織り
- 出来上がりサイズ
- 29cm×91cm ※追記:洗ったら縮みました。28×82cm
- 参考書籍
- 『はじめての手織り』(畳編みを参考に)
『裂き織り小物』
ところでたて糸8号をほぼ使い切りました。よし、糸を使っている!在庫を減らしている!と思ったのですが。
次のマットを織るために買わなくては(笑)。そして糸は減らないのでした(苦笑)。
- 参考用語
- あ行:筬、筬目
さ行:裂き織り、整経長、綜絖
た行:経糸、通し幅
は行:平織り
や行:緯糸
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