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10周年

 2015-08-22
うっかり過ぎていましたが、8/20はがらくた織物工房ブログ開設10周年でした。
おお、10年。
アーカイブにはもっと昔からありますが、作品制作時期に合わせて昔の日付でUPしたせいなので、開設からは10年です。

カウンターは多少正確ではありませんが、25万回ほど立ち寄っていただけた様子。有難うございます。

記事数は、、、965かな。記事番号は1036まで来てるんですけどね。差分はどこに消えたのでしょう…。そんなに削除した覚えはないのですが。
平均で年間100弱、週に1,2個ですかね。

その位の頻度では今後も書きたいものです。
というか、月に一つは作品を仕上げ、月に一度は染物をやりたいのですが、全然です。

もうちょっと生産的に生きたいものですねえ…。

とりあえず今日から一週間(というか9日間)夏休みなので。何か作れるといいなあ。
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フィン織りとは…?

 2015-08-16
昔、人様のブログで「フィン織り」を見た時に、「あれ?この織り方ってピックアップという名称で教わったのと同じ??」と思いました。
どうもそうらしい、ということになったのですが、その後違うみたい、という話もあり…。

そのうちフィン織りについて検証しよう!と思っていました。
検証には、ビスビーさんのフィン織りキットがいいかな、とずっと思っていました。

でもまあやる時間もないし、と頼んでいなかったのですが。

先日えいや!とフィン織りの鳥キットを申し込みました。申し込もうと思ったら、いつのまにかバイダーワンド織りなるもののキットも増えていたので、それも一緒に申し込みました。いやこれとフィン織りの差も見たところよくわからなかったので…。

注文したものは驚くほど早く届いたのですが。
表紙(作品画像)がこんな風にぐちゃぐちゃで届いてちょっと悲しい…。糸付きのキットをお願いしたので、両方入れる段階でひっかかってしまったのかなと思いますが。
あ、表紙画像はビスビーさんのHPでも出ているので、出してもいいかなーと思って写真載せました。そのほかの頁は出したらまずいでしょう、著作権的に。
DSC00274.jpg

で、ぐしゃぐしゃが悲しかったので、これ以上ぐしゃぐしゃにならないよう、早速クリアポケットに入れました。
DSC00275.jpg

バイダーワンド織りもクリアポケットに入れました!これでとりあえず安全。

そして肝心の「私が教わったピックアップとフィン織りは同じか?」ですが。
私が教わったピックアップは、『ハンドウィービング―手織りの実習』で、「二重織りで模様を出す織り方」として載っていたものです。それを教室で「ピックアップ」という名で教わりました。まあ拾い上げるからピックアップかな…。
(それをいったらフィン織りも拾い上げるから間違いなくピックアップ…。大体ビスビーさんのテキストにも「ピックアップ」という言葉が出てきますし)

見たところ、どの綜絖とどの綜絖が表面で、どの綜絖とどの綜絖が裏面か、というのがまず違いますが、それはまあタイアップの違いかなと…。

織り方は、、、うーん説明はだいぶ似ていますが、やっぱり違うような…。しかし、表面の往復を織ったら裏面の往復を織るのと、表裏の往路を織ってから表裏の復路を織るのとの差かもしれません。…ピックアップも随分長いことやっていないので、忘れました…。大体、教科書だけだとよくわからないのです、ピックアップ…。

しかし何はともあれ一番違うのは、フィン織りだと、片方は細い糸(麻)なことが多いので、柄がネットっぽくなる、ということのような気がします。
ピックアップをやった時は、2色の糸のどちらも同じ太さの色違いの糸だったので、それでかなり雰囲気が違うように思います。

したがって結論としては、

フィン織り⊂ピックアップ

かなと。(…テキスト見比べなくてもその位はわかるんじゃない?という結論な気が…)

やはり教科書のピックアップとフィン織りを、両方一気に織ってみないとちゃんとした差はわからないですかね。一気にやらないと、最初にやった方の技法を忘れる自信があります!


バイダーワンド織りはどうなんでしょうねえ…。これも⊂ピックアップではあろうかと思いますが、どうも二重織りではないようです。経糸は白一色で、緯糸が経糸より太いウール、模様部分は経糸と同じ白糸で織るっぽいです。
ちなみにバイダーワンド織りは、Beiderwandで検索した方がまだ情報がヒットしますが、ドイツのシュレスヴィヒホルシュタインと南デンマークで17、18世紀から織られていたテクニックらしいです。
https://www.sites.google.com/site/jwsguild/talks は、織り方の説明もあって、わかりやすい気がします…。


参考用語
さ行:綜絖
な行:二重織り
は行:バイダーワンド織り、ピックアップ、フィン織り



2020/5/16追記
https://www.sites.google.com/site/jwsguild/talksを久しぶりに見に行ってみたら、サイト残っていますけど画像が見えなくなっていますね…。残念。
こういうこともあろうかと!
このページ印刷してありますが…(^^;。

2015年5月~8月の昼休みの成果

 2015-08-16
現在、週に一度だけ自社勤務ですが、その時だけ昼休みに紡いでいます。5月から紡いでいたものがようやく紡ぎ終わりました。
DSC00277.jpg


紡いだ道具
桜楓スピンドル
紡いだもの
2013年ベランダ収穫の薄茶綿 コットンベイブから剥ぎ取った綿の種を育てたもの。
紡いだ量
3.12g
紡げた長さ
42.75m
撚り
Z撚りだったかな…
紡いだ時期
2015/5~8月

共通番手13.70m/sで、綿番手8.09sは、綿でスピンドルで紡いだにしてはちょっと太めな気がします。


参考用語
さ行:スピンドル
は行:番手
や行:撚り

姉のフクロウスカート

 2015-08-09
先日姉とユザワヤに行った時、こんな生地を見つけました。
DSC00250.jpg

右側半分弱に大きいフクロウ、左側半分強に小さいフクロウが並んでいる生地です。
シリーズものみたいで、フクロウ以外の動物もありました。

何しろ印象的で、鳥好きの姉に「これで何か作らない?」と思わず提案しました。服がいいというので、「ゴムスカートだったら簡単だよ!」と安請け合いをしました。


…考えてみたらねえ。スカートには丈というものがあるわけで。いい丈で切ったら、フクロウが胴体で真っ二つとか顔で真っ二つとかになっちゃうじゃないですかねえ…。
そういうわけで、姉の好みの丈にするには一体どうしたものか悩んでいたら、母が「ティアードスカートにすればいいんじゃない?」と。

なるほど。

というわけで計算したらどうも小さいフクロウを二列入れれば丈はよさそうです。幅は、どうしても小さいフクロウは切れてしまいますが、それは諦めることにしました。

ティアードスカートはこの本を参考にしました。
私にぴったりな、ブラウス、スカート、パンツのパターンがあれば…私にぴったりな、ブラウス、スカート、パンツのパターンがあれば…
水野 佳子

by G-Tools

この本から型紙を作って、大フクロウの高さで切り、下段にする布を確保するため、小さいフクロウの部分を縫い合わせ、ギャザーを寄せ…。

ゴムスカートなら、脇縫って上下縫って上にゴム入れるだけ!と思っていたのですが。思いのほか手間がかかりました。でもまあ、出来上がりました。

DSC00272.jpg

何が大変だったかって、前述通り、フクロウを変なところで切らないこと、ですね。おかげで縫い代がギリギリなところもありました。裾のフクロウももうちょっと下に余白が欲しいところでしたが、色々な都合によりこれ以上は無理でした。柄合わせをするには、布地は沢山要りますね!
今回4パネル分買ってもらって(生地は姉持ちです)おいてよかったです!何とかギリギリ足りましたから。
そう、この生地メーター売りじゃないんですよ。パネル売り(というらしい)でした。大きいフクロウ1羽分が1パネルでした。

母のパジャマズボン

 2015-08-05
何着目だかもうよくわかりませんが、またしじら織りの布で母のパジャマのズボンを作りました。ていうかまだ以前に買ったしじら織りがあるのがすごいですね…。

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一覧表で数えてみたら4着目のようです。今回は3着目と同じ生地、のように思います。

ウォークインクロゼットの上の棚

 2015-08-05
私の部屋のウォークインクロゼットは…服より各種道具・材料の方が多いかもしれません。
で、上の棚の右側のちょっとの隙間には細いものが押し込まれていました。
DSC00269.jpg

…写真ではよくわかりませんが。木枠とか筬とか綜絖枠とかを並べ、綿くり機も入れ、巻取り棒も入れてあるという状態でした。ついでにこの時はまきまきものせていますね…。

なんか、筬や綜絖枠が歪むのではないか、という心配は一応していたのです。そうしたらホームセンターに幅15cmの棚がありました。これなら(ちょっと詰めれば)入るかも!というわけで買ってきて組み立てました。
なお、奥行きは足りなかったので、二つを前後に並べています。前に置いた方は、背板を外してあります。

そしてこうなりました。

DSC00270.jpg

…写真ではやはりよくわかりませんが。一番下に筬や綾棒などが並べてあります。次が巻取り棒2本。その上に、綿くり機と綜絖枠。棚の上に木枠。

とりあえずすっきりはしたのではないかと。少なくとも、使いたい筬を出すのは簡単になった、のではないかと…。

2015/8/1のベランダの棉

 2015-08-04
和棉も洋棉も毎日順調に咲いています。
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帽子のリボン

 2015-08-04
去年母の帽子用の紐をくみひもディスクで作りました。
「もっと太いのが欲しい!黒のリボン買ってきて!」
と言われたので、買ってきました。縫いとめようと思っていたのですが、
「金具でいいわよ!」
と言われたので、じゃあハトメで、とハトメを探していたら、黒のホックが出てきました。しかも未開封。
…いつなんのために買ったんでしょうねえ。消費税が3%の頃に新宿オカダヤさんで買ったようですが。なんて物持ちがいいんだ、私…。

ともあれ、ちょうどいいものがあったので、それでつけました。
DSC00261.jpg

作品とは絶対に言わないと思うので「雑文」でアップします(^^;。
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