マクラメもどき玉ねぎ入れ 3
2015-06-28
玉ねぎをいただいたのですが、前の玉ねぎ入れが見当たらないので(たぶんボロボロになって廃棄したのではないかと…)と母に頼まれてまた作りました。但し今回の玉ねぎはことのほか小さかったそうで、穴を小さ目にして、と言われました。
で、作ったのですが…。

ビニールひもが残り少なくて、ある分だけで作ったら、なんかパイナップルのようになりました。
しかも穴を小さくしすぎたのか、全体も小さいです。玉ねぎ、5,6個しか入らないのでは…。
参考にしたのは今回も
麻ひもで結ぶマクラメ―バッグと小もの (きっかけ本)
雄鷄社
です。
スポンサーサイト
ヤマモモの実で染める
2015-06-28
うちの近所にはヤマモモの木がかなりあります。毎年のように実をとってきては果実酒を作ったりジュースを作ったりジャムを作ったりします。

去年はとらなかったのですが。
今年は友人から「またとりたい!」とリクエストがあり、採りに行きました。
で、状態がいい実を酒につけこみました。
状態が悪い実で、一昨年に引き続き、染めをしました。何か染めるものあったかなあ、実染めだからシルクがいいんだけど…と思ったら、アナンダさんで購入したマルバリーシルクがありました。量もいい感じ。
さっそく染めたところ、こんな風に染まりました。何もしていないのですが、濃いところと薄いところがあります。

コーンにしてみると、コーン傍が普通、真ん中が濃く、外側が薄いのがわかりますかね。ところどころが濃いわけじゃなく、一部分がまとまって濃いんです。糸のその部分がたまたま濃く染まる性質だった…? よくわかりませんが。

まあ、織ったら面白そうではあります。しかしこんな太めの絹糸では何を織れば…。
- 染めたもの
- マルバリーシルク 99g
- 染料
- ヤマモモの実 455g
- 抽出
- 酸性(水2Lに80%酢酸80cc)
- 参考書籍
- 『キッチン染めを楽しむ12か月』
- 参考用語
- さ行:酸性抽出法
残り糸で小物用の布地
2015-06-14
クッションカバーにするつもりだった麻布がボロボロになってしまったため、残った糸でクッションカバーを作ろうかなと思って整経を始めました。が、計算を間違っていて、残糸では全然足りませんでした。
そして、結局、ボロボロの麻布でクッションカバーを作りました…。
で、残糸を、、、整経をやり直して小物用に12㎝幅位で織ることにしました。
藍染の糸が切れまくったのですが、どうしても藍がメインのストライプを作りたかったので、藍が多めの経糸。緯糸は途中で足りなくなるだろうからそうなったら、人参の葉染めの糸を入れて、チェックにすればいいや、と考えました。
上述通り、整経をやり直したわけですが。
何か筬通しも丸羽にするつもりだったのに、うっかり間違えてやり直したような…。
綜絖通しを終えて、巻取りを始めたら、経糸が抜けてやり直したり…。いやー、実はそろそろ織り始めて19年らしいのですが(織り頻度が低いですけどね)、巻取り中に経糸が抜けたのは初めてです!
そんなこんなで準備に苦労した今回。織りに入ってからは順調…と言いたいところですが、やはり藍染の経糸は切れました。今回は10/cmの筬の片羽ではなく、5/cmの丸羽にしたんですけどね。まあ、丸羽にした分、クッションカバーよりは切れ方がマシだった気がします。
あとクッションカバーの時は途中で経糸を継ぐのを諦めたのですが、今回は諦めずに全部つなぎました。そんなわけでボロボロ感はそんなにないのではないかと…。
出来上がりはこちら。全体像。

ストライプ部分。渋いですね。

チェック部分。可愛いですよね。

- 仕上がりサイズ
- 12cm×107cm(房は含まず)
- 経糸総本数
- 122本
- 整経長
- 170cm
- 通し幅
- 12cm
- 筬目
- 5目/cmの丸羽
- 使用した糸(経糸・緯糸共)
- 麻 25/2番手 精錬を人参の葉で染めたもの
- 麻 藍染め 25/2番手
- 麻 藍染め 25/2番手
- 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 作成期間
- 2015/5~6月
- 参考書籍(模様を決めるのに使用。一応両子持ち大名にしたんですよ)
- 『暮らすように織りを楽しむ』
107cm…何が作れますかねえ。名刺入れとか財布とかを作りたいと思っています。
- 参考用語
- あ行:藍染め、筬通し
か行:片羽
さ行:整経、綜絖
た行:経糸、通し幅
ま行:丸羽
や行:緯糸
最終的にクッションカバー
2015-06-08
ユザワヤ蒲田店でmoguの…豚か何かのクッションの触り心地に心惹かれたのは、一体何年前だったでしょうか。10年は経っているような気がします。しかしちょっと高かったのですよ。そして購入をためらっていたら、一緒にいた友人が「触り心地が気に入ったんならヌードクッションを買ってカバーを作ればいいんじゃない?」と助言してくれたのでした。それはそうね!と購入しました。それから数年たってようやくクッション用に経糸をかけ。それからもいろいろあって、織り上がったのはさらに数年後。しかも織り途中に経糸が切れまくってボロボロになりました。その辺りの詳細は「ボロボロの麻布」で。
この記事によると「整経長足りてないわ」とのことですが、moguのクッションカバーをファスナーで作るには足りる量でした。が、あんまりボロボロなので、全量を使うのはやめて無事なところで小物を作ろう、と思ったのです。
思ったのですが。
Sony Reader カバーonカバーは、
レ・トワール・デュ・ソレイユの端切れで作っちゃいましたしね。
藍色が捨てがたく藍色と人参の葉で染めた麻糸の残量を計算してみたら、クッションには到底足りない量でしたしね。
というわけで「いいや、ボロボロの布で、当初の予定通りクッションカバー作っちゃおう(気に入らなかったらまた、別の布でカバーを作ればいいんだし)」ということで、結局、麻布はクッションカバーになることになったのでした。
端の始末をして、ファスナーをつけて、両脇縫って、クッションを入れて、こちらが出来上がりです。

ちょっとカバーが小さかったらしく、逃げ道がないようで、このカバーをつけるとかなり硬いクッションになります…。写真ではそうは見えませんが硬いです。
moguのいいところが現れないじゃあないか、と、ちょっと両脇を緩めようかなあと思ったのですが。
使ってみた母が「この硬さがいいわ!」と言い出したので、今のところ硬いままになっています。…そのままよりかかるとそのうち縫い目が切れるんじゃないでしょうか…。
それはともかく、moguの触り心地に惚れたのに、触り心地を全く感じないクッションができてしまいました。
…まあそんなこともありますよね…。
現在車に置いてあります。
残糸で小物用の布の織り始め
2015-06-01
麻糸の残糸で、小物入れ用の布を織ろうと、幅12cmで整経しました。計算間違って、整経もやり直したりしましたが、先週の土日になんとか筬通しまでやりました。この土曜には綜絖通し・巻き取りをしましたが。
巻取り中に途中で一房抜けるわ、経糸が切れるわ。いやー常にない苦労をしました。
どうにか経糸の用意が整った様子です。

人様のブログのコメントで、捨て織りのことを書いたので、捨て織り状態を撮影してみました。今回は薄い板4枚入れました。そのあと別糸で4往復位織ってます。
薄い板は織機セット買った時に入ってたんですよね。だから、私は捨て織りを基本その板でします。足りない時は紙とかも使います。ススキがいいと聞いて、月見の後ススキをとっておいたりもしましたが。あ、軸?の部分だけですよ。穂は散らかりますからね…。
前は板2枚程度しか捨て織りしなかったんですが、それだとその部分の織幅が広くなるので、最近は筬の通し幅になる位まで、捨て織りをします。経糸がもったいなくて、つい、捨て織り少な目にしがちだったんですよ、昔は。結局幅が広がっちゃって使えない部分になるので、近頃はちゃんとします。今回は板4枚分。