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リップスマット織りの足ふきマット

 2013-10-24
足ふきマットを織ろうと思いました。
足ふきマットなら、リップスマットTシャツ裂き織りマットRag Rug……。
リップスマットいいけど、前シーツで織ったらちょっと薄かったしなあ。
厚地のシャツを使うといい感じだけど、厚地のシャツももうそんなにないしなあ。
Rag Rugならシーツでも厚くなるけど、それだと咲きおりで織れないしなー。シーツはほかにも使いたいし……。
Tシャツも消費したいからTシャツ裂き織りマットにするか。
ああ、リップスマットで緯糸をTシャツにしたらどうだろう?

……というわけで、リップスマット、緯糸はTシャツとなりました。

出来上がり。サイズを示すため、比較対象にスリッパを置いています。
DSCN3381.jpg

もうちょっとアップで撮影。
DSCN3382.jpg

ちゃんともこもことなりました。
しかし誤算が一つ。Tシャツ1枚しか使わなかったんです。消費したかったのに。父のTシャツだったので、大きめは大きめでしたが、それにしても1枚しか使わないとは……。裂き織りにしたいTシャツ、引き出しに2杯もあるのに……。

なお、今回の計画はこんな感じでした。横幅を少し減らしたかったので前回のリップスマットより、経糸を減らしたデザインにしました。
rips_mat.png


仕上がり予定サイズ
35cm弱×60cm位
仕上がりサイズ
36cm×60cm(ふちは含まず)
経糸総本数
186本(二本取りなので、実際は372本)
整経長
140cm位。画像には120cmと書いてありますが実際は140cmでやりました。正解でした。
通し幅
35cm
筬目
5目/cm
使用した糸
経糸 ルーバフォルコット(EX) 40g約98mの、108(水色)、117(紺)、101(白) を二本取り
緯糸 Tシャツを2cm幅に切って引っ張ったもの。
   綿20/3番手 色C11(青)
使用織り機
クロバー咲きおり
作成期間
2013/10/19~20
参考書籍
『The Big Book of Weaving』のp108、Large Checked Rep Rugを参考にデザインした前回のものをちょっと変更。


Tシャツをリップスマットの緯糸に使うのもなかなかいいようです。


参考用語
あ行:筬目
さ行:裂き織り、整経長
た行:経糸、通し幅
や行:緯糸
ら行:リップスマット織り

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『花と緑の染織』

 2013-10-14
4529027651花と緑の染織 (自然にやさしい手づくりシリーズ)
箕輪 直子
日本ヴォーグ社 1996-07

by G-Tools

多分、本屋さんで普通に手芸コーナーで見かけた初めての織り関係の本かと思います。初版日からすると、ちょうど織りを習い始めた前後に買ったのかな?
まだ織機を持ってはいなかったので、洗剤の空き箱を使って織る方法が載っていたことが、この本を買うきっかけの一つだと思います。


本の中で使用している織り機
タビールーム(リジットヘドル機です)
掲載されている作品
  • とうもろこしを玉葱で染めたものを緯糸にしたランチョンマットとコースター
  • ジーンズ地のシャツを裂いて緯糸にした三角ポーチ
  • 久留米絣を裂いて緯糸にしたミニ・マガジンラック
  • ハンカチを藍で絞り染め
  • コースターを藍染め
  • 和紙を緯糸にして織ったランプシェード
  • 和紙をカモマイルで染めて作ったフォーク・ナイフ・スプーン包みと箸置き
  • シーツをキンモクセイで染めて綴れ織りしたラグマット
  • 着物とネクタイを裂き織りにしたベスト
  • 着物とネップのある糸でベスト

そのほかの内容
  • 洗剤の空き箱で作る織り機(裂き織りのコースターを作成)
  • 藍の育て方
  • 紅花染め(黄色で毛糸と和紙を染める・赤で絹糸と和紙を染める)
  • モヘアのハーブ染め
  • いろいろなハーブで染めた色見本

こう細かく読み返してみると「この作品(ミニマガジンラック)の経糸は……」とか「この作品のこの色の部分(ラグマットの黄色とグレイ以外の色)は……」とか、どこに載っているのか(載っていないのか)わからない部分があったりもします。多分、参考情報だと思うのですが、作品には使わない技法(綴れの模様の入れ方)が載っていたり。

しかし薄さの割に、盛り沢山だと思います。染めと織り、両方載っていますし。
(どちらかというと染めがメインなのかなあ……)
そして私にとってはこれが「最初の一冊」です。
(厳密には、これより前に買った本はあるにはありますが……。多分織り関係では『織ってつくろう編んでつくろう』が最初に買った本。)


参考用語
あ行:藍染め
か行:絣
さ行:裂き織り、絞り
た行:綴れ織り
は行:紅花
や行:緯糸
ら行:リジットヘドル機

イヌビユで絹糸を染める

 2013-10-10
去年プランターに生えてきちゃったので、原毛を染めてみた推定イヌビユ
今年も生えてきたので収穫しました。
DSCN3366.jpg

去年染めた原毛を見てみたら、さほど色も変わってなかったので、堅牢度も割りといいかも?だったら今年も染めてみようと思いました。
で、もし今後も生えてくるなら、ちゃんと実験しておいた方がいいなと思って、『草木染め大全』を見ながら、中性抽出・酸性抽出・アルカリ性抽出を試してみました。
結果、酸性だとこんなでした。
DSCN3372.jpg

葉っぱはくしゃくしゃになるのに、色は全然出ません。……ああ写真では何だか黒っぽいですがあれはなべ底が黒ずんでいるだけです。液は無色透明でした。

そして中性とアルカリ性は大体同じくらいの緑色。だったら中性抽出でいいな、と水で煮出しました。
結果こんな感じ。……煮出した直後なので、湯気でどうも写りが悪いですが……色はわかるかと。緑色です。
DSCN3373.jpg

絹糸を染めたところ、こんな色になりました。
DSCN3378.jpg

緑がかった黄色でしょうか。茶色といえば茶色のような気もしますが。

染めたもの
ペニーロービング1/8 43g
染料
イヌビユの茎・葉・花。抽出液6リットルで染め。
媒染剤
みょうばんの先媒染。(前にしておいたもの)
参考書籍
『草木染め大全』
『世界の草木染め ワイルドカラーの魅力』


参考用語
あ行:アルカリ抽出法
か行:堅牢度、原毛
さ行:酸性抽出法
ま行:みょうばん媒染

2013年の綿の収穫

 2013-10-01
2013/9/30現在、収穫したのは
和綿(白)5個
和綿(茶)3個
です。

DSCN3363.jpg

これは和綿(茶)の写真。これはコットンベイブの中身の子孫です。

一個目を収穫した時、母に「汚っ」と言われました。可愛そうな薄茶綿……。
その後の母の言い訳によると「白いのが出てくると思ったから汚く思ったのよ!綺麗よ!」とのことです。
でもねえ、写真の色はまあまあ綺麗ですが……収穫後置いておいたらどんどん緑と茶が混じったような妙な色になっている気が……。

ところで洋綿(茶)はまだ収穫がありません。
収穫できるのでしょうか……。

今年は天候の都合か、ベランダの植物は軒並み育ちが悪いです……。
柚子も桜も楓も枯れているし、
ラズベリーもほぼダメだし。
ラディッシュは育たなかったし。
オクラの収穫は1個だし……。
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