お昼寝マット
2011-08-06
私はロフトベッドで寝ていますが、風の通りが悪いので、夏は暑いです。今年も床で寝ることが増えそうだな……と思って、暑くなり始めた頃、床に敷く用にマットを織り始めました。こういうのを「ドロナワ」というのでしょう……。幸い、台風が来た後はけっこう涼しく、ちゃんとベッドで寝られる日が続きました。そして、また暑くなった今日、どうにか出来上がりました(でも夜は今のところそんなに暑くない……。今日は使用せずに済むかな?)。
というわけで、タイトルは「お昼寝マット」ですが、実際は、夜寝る用です……。
マットを織るぞ!……というわけで参考にしたのは『The Big Book of Weaving』の表紙にもなっているRag Rugです。まあ本では8枚綜絖で縦縞にしていましたが、うちの織り機は4枚綜絖なので、縦は色を変えず、横縞にしました。
さて、出来上がりはこんな。

一見、無事水色と青の縞縞で出来上がったようですが、実は途中で、緯糸が足りなくなりました。
というか「これは確実に足りなくなる!」と思ったので、途中から裏はピンクのシーツを使いました。

二重織りで裏があるので、表からは一見普通!という技が可能でした。まあ、二重になっているんだよ!と示せるので、裏と色が違うのもいいんじゃないかなーと。

織り地をアップで見るとこんなで、若干裏がピンクなのがわかります。まあ、この程度ならいいかなー。
まあ水色のシーツについては、リップスマットの緯糸にも使っていたので。それがなければシーツ2枚で足りたかもしれません。
ちなみに裏がピンクの部分が今日織った分です。……ということは、その気になれば三日くらいで出来上がるということでしょうか……。
- 仕上がり予定サイズ
- 170cm×55cm
- 経糸総本数
- 150本(2本取りで)
- 整経長
- 240cm
- 通し幅
- 58cm
- 筬目
- 5目/cmの筬を使用。経糸密度は2.5/cm。
- 使用した糸
- 経糸 たこ糸 & アナンダさんのラグ用たて糸 No.44
緯糸 3種類の古いシーツを幅2cmに裂いたもの。大体2枚分位。 - 組織
- 二重織り
- 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 綜絖枚数
- 4枚
- 作成期間
- 2011/07/17~2011/08/06
- 織り上がりサイズ
- 161cm×55cm(房を含まず)
想定と長さがかなり異なりますが、織り機から下ろしたら思ったより縮んだのでした。まあ161cmあれば、概ね身がおさまるので、寝るには問題ありません。
- 参考用語
- あ行:筬、筬目
さ行:整経長、綜絖
た行:経糸、通し幅
や行:緯糸
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