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2011/7/28の花壇の棉

 2011-07-31
花壇の棉、丈は低いのですが、ボチボチ花が咲き始めています。
最初の花は23日に咲いたようです。こちらは洋棉。洋棉も生き残りがいたようでほっとしております。茶綿ちゃん、可愛いですからねえ。是非収穫したい。

で、この写真は和棉の最初の花だと思います。7/28。
img676_file.jpg

去年より記録が少ないですが、去年より可愛がっていないのかと言えばそんなことは……あるかも(^^;。
何かベランダで色々面倒を見ていて、花壇まで気が回っていないというのもあります。去年具に見たので、ちょっと手を抜いているというのもあります。まあ手抜きといっても、去年も夏は毎朝見に寄ってたってだけで特に手入れをしていたわけではないですが……。(だって出勤前に寄っていたので、手入れする時間の余裕はが……)
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マット織り始めました。

 2011-07-24
1週間前に経糸の準備をしてマット織りを始めました。
img675_DSCN2066.jpg

打ち込みがまだ甘いですね、マット織りとしては。
さて、いつ出来上がるのか……。
夏のお昼寝マット(夜使いますが)のつもりなので、早く仕上げたいです。今年使えるでしょうか……(弱気)。

補助ソウコウ サンプル

 2011-07-21
昔々、サンプルを織ろうと思って、咲きおりに経糸をはりました。
昔って……2010/2/14です。
それから約1.5年。ようやく織りきりました。

いやーあんまり長くて途中で飽きちゃったりしましてね……。

何のサンプルを織っていたかと言うと、途中にも一度書きましたが、補助ソウコウのサンプルです。
補助ソウコウにより、ロクロ式4枚綜絖の順通しで言うところの、1,2、2,3、3,4、4,1の踏みが可能になったようなものなので、これに平織りの1,3、2,4を加えて、六種類の踏みでできる組織なら織れる!と思ったわけです。

そんなわけで、『The Handweaver's Pattern Directory』に載っていて、順通しで、1,2、2,3、3,4、4,1、1,3、2,4の踏みで出来るものを片っ端から織っていきました。
とはいえ、最初に経糸を一色で用意してしまったので、更に「経糸が一色のもの」という条件も加わります。

出来上がったのはこんなものです。
DSCN2068.jpg
まずは全体図。家の廊下に広げてみました。3m59cmありました。
DSCN2080.jpg

以下、アップで。ちなみに織った順に並んでいるので、織っている時には上下逆に見ていました。

上『The Handweaver's Pattern Directory』p29 Twill 2/2 経糸と緯糸に違う色を使用。一部色が濃いのは、置き方の都合で濃く写った、ようにも見えますがそうではなくて、打ち込みの都合です(^^;。

下 p30 Tabby 緯糸に経糸と同じ色と違う色を一本交互に使用。この後、経糸の不足を懸念して、Tabbyのサンプルは省くことにしました。
DSCN2081.jpg
上 p32 2/2 Twill S diagonal. 経糸と緯糸に違う色を使用。
下 p32 2/2 Twill Vertical zigzag over 6 picks
DSCN2082.jpg

上 p32 2/2 Twill Uneven vertical zigzag
下 p33 2/2 Twill Z diagonal. 4本に1本の緯糸が経糸と違う色。
DSCN2083.jpg
上 p33 2/2 Twill Extended zigzag over 14 picks. 経糸と緯糸に違う色を使用。
下 p33 2/2 Twill M and W pattern. 経糸と緯糸に違う色を使用。
DSCN2084.jpg

上 p34 2/2 Twill Horizontal herringbone. 経糸と緯糸に違う色を使用。
下 p34 Twill 2/2 Broken 2/2 twill 経糸と緯糸に違う色を使用。
DSCN2085.jpg
上 p34 2/2 Twill Straight twill woven on opposites. 画像ではわかりにくいですが、経糸と違う2色を緯糸に使用。
下 p34 2/2 Twill Hopsack. 経糸と緯糸に違う色を使用。
DSCN2086.jpg
上 p35 2/2 Twill Hopsack 経糸と違う色2色を緯糸に使用。
下 p35 2/2 Twill Horizontal Bell Celtic. 経糸と緯糸に違う色を使用。
DSCN2087.jpg
上 p40 Tabby and 2/2 High Twill. Straight 2/2 Twill. 経糸と違う色を緯糸に使用。斜線が本と逆に出ているような……。
下 p40 Tabby and 2/2 High Twill. Point 2/2 twill. 経糸と違う色を緯糸に使用。これも斜線が本と逆に出ているような……。
DSCN2088.jpg
上 p40 Tabby and 2/2 High Twill. Herringbone 2/2. 緯糸に経糸と違う色を使用。
下 p43 Tabby and Twills. Monk's Belt. 経糸と異なる2色を緯糸に使用。もっと打ち込んだ方がよさそう。
DSCN2089.jpg
上 p43 Tabby and Twills. 緯糸に経糸と同じ色と違う色の2色を使用。
下 p45 Tabby and Twills. Broken 2/2 twill with tabby.緯糸に経糸と違う色を使用。
DSCN2090.jpg
上下とも p46 Hopsack. 上は緯糸が経糸と違う色1色。下は経糸と違う色2色。
DSCN2096.jpg

上 p46 Hopsack. 緯糸に経糸と違う色2色を使用。
下 p237 Weft Face. この頁のWeft Faceのうち2種類織れる見込みですが、打ち込みが弱くてうまくいかなかったため、1種類をちょっと織っただけで断念。
DSCN2097.jpg
経糸が余ったので、特に補助ソウコウは必要ないですが、ほかの織り方にも挑戦。
上 p238の、Twining, Loops, and Smack.この辺は昔教室でもやったなーと思い、『ハンドウィービング―手織りの実習』も参考にしました。
下 p241 Dukagang. 但し、どうせドカゴングなら『木枠で手織り―スウェーデンスタイルで始めましょう』に載っていた模様を織ってみよう!と思って織っているのはそっちの模様。ちなみにドカゴングは通常裏を見て織るようですが、今まで表だったのに突然裏になるのはどうよと思い、無理やりこちらがわが表になるように織りました。したがって裏が……若干間違いが……。
DSCN2098.jpg
まだ経糸が余っていたので、平織りをしました。
上 p29 Tabby. 緯糸に経糸と違う色を使用。
下 p31 Tabby. 緯糸に、経糸と違う色を2色使用。
DSCN2099.jpg
思い立って、裂き布でコースターにしようと思って幅を少し減らして平織りしました。
最初の一枚の、緯糸にした布は、以前に『裂き布に撚りをかける』で撚りをかけてみた布です。
残り三枚は、前にボロになったハンカチを裂いておいた布です。……物持ちいいなあ……。

そんなわけで、咲きおり等の平織りしかできない織り機でも、補助ソウコウで色々な織り方ができますよ!というサンプルでした。
このうえ、経糸を2色とかにするとますます色々なことができます。
ただ、補助ソウコウの幅が狭いので、織れる幅が23cm程度です。
(この辺の詳細は箕輪先生のブログをご参照下さい)
大もあるにはありますが、中でもけっこう、経糸に合わせるのにズレましたから、大だとかなり大変なのでは、という気がします。
……まあ、どのみち補助ソウコウ、中も大ももう完売しておりますので、これから入手されるのはけっこう難しいですが。
(要は絵織亜のソウコウなので、絵織亜を買えばついてきますが)

ところで、この長ったらしいサンプル、単にサンプルとして置いておくのもつまらないので、何か形にしたいのですが、何にしたらいいですかね。バッグとかかな……。

赤紫蘇でメリノスライバーを染める

 2011-07-19
家族が梅干を干した後に残った赤紫蘇液に、余っていた塩もみ済みの赤紫蘇と水2L程を足して煮出した液で、メリノスライバーを染めました。
img674_DSCN2061.jpg

可愛い色になりました。

これならもうちょっと染めたいかも、と、まだまだ濃い残液をとってありますが、さて何を染めたらいいものか……(我が家には現在染めるものが……少ないです。いや原毛という手がありますが)。


染めたもの
メリノスライバー20g
媒染剤
生みょうばん20gと酒石英5gで、ウール糸100gとメリノスライバー100gをまとめて媒染してあった残り。
抽出
赤紫蘇がそもそも塩もみしてあったようなので、必要だったか不明ながら、一応クエン酸を9g投入。水は2リットル程。
参考書籍
『草木染め大全』


参考用語
さ行:酒石英 スライバー
ま行:みょうばん、メリノ


(以下2012/1/4追記)
原毛の残量などを考え合わせるに、これはメリノではなくフォークランドのような気がしてきました。

3~7月の昼休みの紡ぎの成果

 2011-07-14
去年育てた茶綿を昼休みにせっせと紡ぎました。
桃染めのメリノを紡いだ後に紡いだので、3月から紡いでいたんですね。そうそう、震災の日、帰宅難民になって、職場で一晩明かした時も紡ぎましたっけ、そういえば……。気が落ち着かず、そんなに紡げませんでしたが。

img672_file.jpg

最初桜楓スピンドル(写真右)で紡いだのですが、これでも重いのか、よく切れてしまったので、タクリ(写真左)に変えて紡ぎました。
タクリがかなり一杯になったので、途中一回桜楓スピンドルに戻ってみました。今度はそこそこ紡げたのですが、でもやはりタクリの方が紡ぎやすいみたい、とギリギリまでタクリで紡ぐぞ!と頑張ったところ、タクリで紡ぎ切れました。

img673_DSCN2056.jpg

そしてニディノディでカセにしたのがこちらの写真。言うまでもありませんが、沢山あるほうがタクリで紡いだ方。少ない方が桜楓スピンドルで紡いだ方。


紡いだ道具
タクリ & 桜楓スピンドル
紡いだもの
2010年に花壇で育てて収穫した茶綿
紡いだ時期
2011/3/7位~7/8
撚り
S撚り
紡いだ量
タクリの方:21.62g
桜楓スピンドルの方:3.22g
紡いだ長さ
タクリの方:271.5m
桜楓スピンドルの方:37.5m

共通番手で
タクリの方:1/12.56番手
桜楓スピンドルの方:1/11.65番手
でしょうか。

2011/07の花壇の棉

 2011-07-13
6/26の様子。
img670_DSCN2047.jpg

ようやくダンゴムシに負けず、育ってきてくれたような。
この状態だと生き残っているのが和棉なのか洋棉なのか、私には区別がつきません……。

7/9の様子。
img671_DSCN2053.jpg

やー、茂ってきています!

頑張れ、棉ちゃん。
ベランダの藍は全然ダメそうだしね(涙)。
# ベランダの和棉は大丈夫そうですが……。

痛んだしだれ桜の葉でウールを染める

 2011-07-05
我が家のベランダは風が強いです。今までにも和棉がダメになったりしているので、一応、風当たりの弱そうなところにおいたりしていたのですが……、先月の強風で藍としだれ桜の葉っぱがかなり痛みました。
悲しみながら痛んだ葉っぱをとりました。

こちら、しおしおになった藍の葉。
img666_DSCN2042.jpg

こちらは、かさかさになった桜の葉。
img667_DSCN2043.jpg

廃棄するのは勿体無いので、染めに挑戦しました。
まずは藍で生葉染め。……痛んでいたせいか液自体、本に書かれている程緑にならなかったのですが。
そこに以前に収穫した洋綿を投入してしまいまして。
その後に本の別のページに、コットンは生葉の水抽出では染まらない、という記載を発見。うわあ……。
慌ててメリノのスライバーを投入してみましたが、後の祭り。
コットンはなんとなーく変な色になったかも?程度。スライバーは……全く……。

気を取り直して、しだれ桜の方。例によって、アルカリ抽出で3番液までとりました。いつものように赤い液ができました。

これでみょうばん媒染したウール糸を染めました。
img668_DSCN2049.jpg

残液で、メリノスライバーを。
img669_DSCN2051.jpg

写真は多少濃く写っていますが、実際にはもっとうすーい、オレンジがかった黄色です。どのくらい薄いかと言えば「本当に染めたの?」と言われかねない位……。

液は赤かったのですが……。わからないものです。


染めたもの
草木染め用ウール糸2/20番手(約100g 1180m)
メリノスライバー80g
媒染剤
生みょうばん20gと酒石英5gで、ウール糸100gとメリノスライバー100gをまとめて媒染。
参考書籍
『草木染め大全』


参考用語
あ行:藍 アルカリ抽出法
さ行:酒石英 スライバー
ま行:みょうばん、メリノ


(以下2012/1/4追記)
原毛の残量などを考え合わせるに、これはメリノではなくフォークランドのような気がしてきました。
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