fc2ブログ

退治推奨・ナガミヒナゲシ染め

 2011-04-29
最近街中でよく見掛けるようになったナガミヒナゲシ。
img648_DSCN1999.jpg

一見ポピーに似て可愛らしいのですが、実は外来種で退治推奨です。
そんなわけで、去年も蕾をせっせと摘んで、家で一日堪能したら捨てていましたが、『草木染め大全』で、この退治推奨花で花びら染めが出来ると知りました。

それはー染めるしか。

というわけで、せっせと摘んで、花瓶に入れて一日堪能したら、花びらを冷凍してためました。
尚、オレンジの花びらなのに、冷凍室の冷気に触れるとあっという間にピンクになります。

で、ためた冷凍花びらがこちら。
img649_DSCN2011.jpg

これを使って4/24に花びら染めを行いました。
冷凍花びらだと何グラムあるのかがよくわからないので、てきとーな量の酢酸を加え、てきとーに水も加えてもみだしました。
もみだした液がこちら。
img650_DSCN2012.jpg

この液で、我が家の花びら染めの定番・真綿を染めました。
img651_DSCN2013.jpg

一応、右側が最初に染めた分で、真綿3.05g。
残液でまだまだ染められそうだったので、真綿1.48gを染めたのが写真左側。

なかなか美しい、薄紫~ピンクに染まりました。
スポンサーサイト



藍の発芽

 2011-04-18
藍は無事に発芽しました。
img647_DSCN2005.jpg

順調に育ってきています。写真は4/15のもの。

『草木染め大全』では、植え替えをする、となっていたので、4/16に、5,6本ずつ束ねて植え替えをしました。
さて、無事根付いてくれるでしょうか……。

何か植え替えない方がよかったんじゃないかという気が、17日時点で既にひしひしと……(^^;。何しろ色々と腕が悪いので……。い、いや全滅はしてないと思います、よ?大丈夫そうな子達もいます。

今後の成長を水をやって見守りたいと思います……。

Odessa第3弾――手紡ぎ糸で

 2011-04-16
Odessa第1弾第2弾は、指定糸だったにも関わらず、何だかいまいちな出来だったのですが。

無謀にも今回、手紡ぎ糸で編むのに挑戦しました。
というか、紡いだ糸を手に何を編みたいかを考えた時、「この色の糸に似合いそうなもの……帽子」「帽子で楽しく編めるもの……Odessa」と思ってしまったのでした。

糸は、東京スピニングパーティーで、夢家 Y's Farmさんから購入した、サフォーク種のカラードであるARETHAの毛を茜染めした毛、をスピンドルで紡いだものです。あらかたはカーダーをかけずに紡いだ糸ですが、不足分は、カーダーをかけて紡いだ糸です。

出来上がりはこちら。
DSCN2007.jpg

今回もテディベアにかぶってもらいましたが、何とか人間もかぶれなくはないサイズにできあがりました。
糸の太さが一定しないので、ちゃんと模様が出るか心配しましたが、出るものですねえ。
例によって編み目がボロボロですが、編みが悪いのか糸が一定の太さじゃないせいなのか、よくわからないので、誤魔化しがきいています……。

思ったより、うまくできたなあという感じです。

ところで、この糸あと18g位残っているのですが。あとは何に使えばいいでしょうかねえ……。

魔女の靴下

 2011-04-09
ここのところ、母の足が非常に冷たいです。
そんなわけで、baruさんの日記を見て、「よし!まず家族のルームシューズ!」と思いました。
が、アフガン針は手持ちが15号しかありません。(アフガン針を持っているのはアフガン編みをしたわけではなく、織り教室でルーピングをやる時に用意するよう言われたからです。当時「……アフガン編みって何??」と思ってました)追記でドミノ編みでも良し、と書かれ、かつそのレシピも用意してくださったので、その通り、棒針8号・並太糸・作り目91目で編みました。
あとドミノ編みのルームソックスなら、
北欧ワンダーニット―不思議ですてきな10のテクニック北欧ワンダーニット―不思議ですてきな10のテクニック
林 ことみ

by G-Tools

にも載っていたなーと思って、この本も参考にしました。
出来上がりはこちら。
DSCN2000.jpg
DSCN2001.jpg

見せたところ母が「魔女の靴下みたい」と言ったので、そういう名前にしました。24cmより若干小さめに出来上がりましたが、伸びるので履くには特に問題ないようです。
実はドミノ編みも初挑戦でしたが……、いつのまにか左右の目数が違ってしまっていたり、色々と失敗しました。……目立たないからいいことにします。大体家でしか履きませんし!(爆)

ところでこの毛糸は、おそらく我が家最古参の毛糸だと思われます。多分、前回のルームシューズに使った毛糸よりももっと前からあります。ラベルも変色している位です。材質は毛30% アクリル(エクスラン)70%と書いてあります。横田さんのダルシャンです。……現在でも販売しているのですねー、定番糸なんですねー。素晴らしい。ちなみにラベルも変わっていないようです。

グラデーション杉綾マフラー

 2011-04-02
織ったものをアップするのは随分と久しぶりです……。
2010/12/12に準備に取り掛かったようですが、いつものようにだらだらとやっていました。先週末にがっと織り、昼休みに房を作り、今日洗って仕上げをしました。
DSCN1992.jpg

手織工房タリフさんの、グラデーション杉綾マフラーです。
恩師が3月末で定年退職をするので、定年ってことは還暦、よし赤いマフラーをお祝いに織ろう!と思っていました。完成度が高くなるので、タリフさんのチェックのキットを、と決めました。
で、東京スピニングパーティでタリフさんのところでキットを見たら、グラデーション杉綾マフラーのキットがあって、「あ、チェックより、これがいい!」と思って、このキットを購入しました。

完成度が高くなる、というのは、キットのデザインもさることながら、やはり糸の特性ですよね。織っている時は油がついていて、けっこうスマートな糸のようですが、それを洗うと油がとれて、ほわほわになります。

こちらの写真は洗う前。
DSCN1990.jpg

こちらは洗った後。
DSCN1995.jpg

隙間が詰まっているのがわかるでしょうか。
サイズ的にも、洗う前には房を含まないで164.5cm×35cmだったものが、洗った後には140cm×29.5cmと、かなり縮まったのがわかります。あ、今説明書を見たら、洗った後の参考サイズが巾29cm 長さ140cmでした。ほぼばっちりですね!


仕上がり予定サイズ
140cm×29cm
経糸総本数
188本
整経長
230cm
通し幅
37cm
筬目
5目/cm 片羽
使用した糸
経糸・緯糸共 スコットランド製工業用紡績糸 2/11.3 ラムウール100% 経糸は5色、緯糸は1色
組織
綾織り
使用織り機
アジャカ4枚綜絖織り機
綜絖枚数
4枚
作成期間
2010/12/12~2011/04/02
織り上がりサイズ
164.5cm×35cm(房を含まず)
出来上がりサイズ(洗った後)
140cm×29.5cm位(房を含まず)


実は洗った後干していて「む?何だか横線が見える……。ああっ織り間違えがある!」と気がつきましたが、既にいかんともしがたく……。
先生には「間違え探しをお楽しみ下さい」とメッセージをつけて送ります……。


参考用語
あ行:筬、筬目
か行:片羽
さ行:杉綾、整経長、綜絖
た行:経糸、通し幅
や行:緯糸

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫