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天秤式の完全意匠図をろくろ式に読み替える

 2010-12-10
先日、「織りの洋書を入手したが、ろくろ式の織り機ではどうやって読み替えて織ればいいか?」という内容の質問メールをいただきました。

一応回答はしたのですが、タイアップを一種類しか想定していなかった(しかもこの記事を書こうとして、タイアップを間違えていることに気が付いた……)ので、全タイプに応用可能な読み替え方をブログの記事として残しておこうと思います。

で、間違えていたら、ご指摘をお願いしますm(_ _)m。

天秤式のタイアップと踏み方図があって、ろくろ式のタイアップが決まっている場合に、ろくろ式の踏み方図を埋める方法を説明します。
尚、4枚綜絖で説明していますが、綜絖の枚数が増減してもやり方は同じです。

何段階かに分けて図を示せばわかりやすいと思うのですが、面倒くさがりなので、図はこれ一枚です。

img629_tenbin-rokuro.png

例として、天秤式の踏み方図の一番上の行を変換することにします。

一番上は左から二番目が黒いです。これをタイアップまで辿ります。(図中、上向きの矢印)
この際、天秤は踏むと綜絖が上がりますけど、ろくろは踏むと綜絖が下がるので、黒い方ではなく、白い方を辿ります。(表裏逆でいいならろくろ式でも黒い方を辿っていいですし、ろくろ式ではなくレバー式に変換するのであれば、綜絖は上がるので、黒い方を辿ります)

上から二番目と四番目が白いですね。そこから、今度はろくろ式のタイアップの黒いところまで辿ります。(図中、右向きの矢印)

そしたらそこから下に、該当の行まで辿ります。(図中、下向きの矢印)
行き着いたところを黒く塗ります。一番右と、左から二番目が黒くなります。

一行目は以上です。以降の行も同様に考えることが出来ます。

この考え方で、ろくろ式のタイアップが1,2,3,4ではなく、1,3,2,4だろうと、大丈夫、だと思いますが……。
尚、ろくろ式の方も、1踏み木に複数綜絖が結び付けられている場合は、どうなるのかわかりません(ていうか、そういう結び付け方をしたことがないです。本ではたまに見掛けますけど……)。
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