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綿を早く……

 2010-11-28
DSCN1858.jpg

フィギュアスケートグランプリシリーズフランス大会。
男子ショートを見ながら篠を作り、
女子ショートを見ながら紡ぎました。

ものは去年収穫した和綿です。
まだあるんです。
去年収穫したコットンもまだあります。
ですが、当然既に今年の収穫も始まっているわけで。

というわけで、せっせと綿を紡がなくてはならないかなーと……。
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昼休みに茜染めのサフォークを紡ぐ

 2010-11-27
竹繊維を昼休みに紡いでいたわけですが、紡ぎ終わってしまったので何を紡ごうかなーと出勤前にあわあわとあさって、手近にあったサフォークを持っていきました。
何故手近にあったかといえば、買ったばっかりだったからですね。
東京スピニングパーティーで夢家さんから購入したものです。夢家さん・Y's Farmさんのサフォーク種のカラードであるARETHAの毛を茜染めしたものだそうです。
カラードに茜、の、この色が気に入って購入しました。糸になってもいいですよね。

DSCN1852.jpg

左側が最初、そのまま紡いでいたもの。
右側が、ハンドカーダーをかけて、ローラッグを作ってから紡いだものです。
真ん中のは今回使用したスピンドル。

そのまま紡いだもののアップはこちら。
DSCN1854.jpg

ハンドカーダーをかけたものはこちら。
DSCN1857.jpg

……まあアップにしたところで差はよくわかりません……。一応理屈ではカーディングした方は、紡毛糸に近付いている筈ではないかと思うのですが……。まあ、そのまま紡いだ方も全然梳毛糸にはなっていないので……。


紡いだ道具
インド紫檀製ドロップスピンドル
紡いだもの
サフォーク種のカラード(個体名・ARETHA)に茜染めしたもの
紡いだ量
そのままの方:48g、カーディングした方:23g
紡げた長さ
そのままの方:190.2m、カーディングした方:85.2m
撚り
Z撚り

3.96番手と、3.7番手位と思われます。

さて、この糸は何にしようか、まだ決めていません。
何となく帽子を編みたい気もするのですが。だとしたら双糸にした方がいいなあ……。

ところで竹といいこれといい、今年は買ったものを順調に糸にしている気がします!ちょっとだけ偉いぞ!自分!!


参考用語
さ行:サフォーク、スピンドル、双糸、梳毛糸
か行:カーディング
は行:番手、ハンドカーダー、紡毛糸
や行:撚り
ら行:ローラッグ

Sサイズジャンパー

 2010-11-24
以前に作ったジャンパーを見て母から「私にも作って!」と言われていました。この度ようやく作り上げました。
DSCN1846.jpg
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参考にしたのは当然前と同様、この本。
ときめく黒い服 自分でつくる甘美なシルエット S~LLサイズの実物大型紙つきときめく黒い服 自分でつくる甘美なシルエット S~LLサイズの実物大型紙つき
渡部 サト

by G-Tools


今回はSサイズの型紙のままほとんど何も変えていませんが、仮縫いの結果、首が詰まりすぎるというので、首を2cm位少なくしました。
その状態で型紙を修正し、布を全部切り、布の周囲に全てロックミシンをかけた状態でしばらく置いてありました。
ある日自分のこのジャンパーを着て出勤中にはたっと気が付きました。このジャンパーの丈の長さってファスナーで決まってるんじゃん!首を2cm減らしたら、ファスナーが2cm余るじゃん!!
……ファスナーの長さの調整の仕方をネットで調べて、せっせと長さ調節をしました。

形がけっこうシンプルだし、ポケットは要らないと言われたし、袖丈も足りているから「なんちゃってカフス」も要らないし、簡単だろう!……と思っていたのですが、どうやら喉元を過ぎて熱さを忘れただけだったらしく、意外に大変でした……。特に、最後に大量のまつり縫いが必要な辺りが……。

23日、大量のまつり縫いを終えて、「ああ、ようやっと出来上がったー」と思って写真を撮ろうと思ったら。「ああ、ファスナーの押さえミシンの位置が間違ってる!」。
というわけで、その部分だけほどき(その部分ほどいただけで直せるところでよかったですが……)、しつけをしました。
今朝、ミシンを2本かけて完成!のつもりだったのですが、途中で下糸が足りなくなりました……。そんなものですよねー(涙)。
そしてボビンに糸を巻いていたら。今度は上糸が足りなくなりました(涙)。
ボビンに巻いた下糸を半分位別のボビンに移し、上糸も下糸もボビンに入っている状態で、続きを縫い、ようやく出来上がりました。ああ……。

何とか今日の外出までに出来上がったので、早速今日着てもらいました。軽くて暖かいので車での外出にはいいのではないかと……。

タリフの毛糸を使った作品展

 2010-11-13
手織り工房タリフさんによるタリフの毛糸を使った作品展(タリフのスコットランド製毛糸を使った作品の公募展)に行ってきました。

特に狙ったわけではなかったのですが、電車の中で「あ、今行くとちょうど、『スライドとお話しの会』が始まる時間だなあ」ということに気が付き、「じゃあ、それも見てこようっと」と軽い気持ちで向かいました。

会場は、西武池袋線秋津駅北口からすぐ。駅前に30分100円のけっこう大きな駐車場がありましたので、車で行っても問題なさそうでした。

こちら、会場。
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入口はこちら。
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会場はカフェギャラリーでして、確か入口のところに、ギャラリーに来た人はお茶をしてね、みたいなことが書いてあったような気がします。2階が会場っぽいのですが、そう書いてあるのに会場に直行していいものか、しかし、スライドショーはお茶付きって書いてあるしな……と悩みつつ、もうそろそろスライドが始まる時間だったので2階に直行しました。多分今回はそれでよかったのですが、まあ、カフェと併設のギャラリーって、どうしたものだかいつもちょっと悩みます……。

2階に登ったらあふれんばかりの人・人・人でした。階段のところで、タリフさんが出迎えてくださりました。驚いたことに、顔を覚えていて下さったようなのですが、「お名前が思い出せないわ、ごめんなさい」と言われました。いや、顔を覚えておられるだけですごすぎると思います……。

会場にびっしりと椅子を埋めて、スライドとお話しの会が始まりました。なお、この会に参加せずに、作品を見て帰るという選択肢も一応あったわけですが、この時間帯にはそれは物理的に無理でした(笑)。人がいっぱいで作品を見ることができません(^^;。

スライドは今年スコットランドに旅行なさった時の写真をメインに、スコットランド各地の風景や羊、紡ぎ、織り、服地、タータンのことなど。盛り沢山でした。羊もシェットランドにサフォーク、ヘブリディアンにソーイまで出てきました!ソーイって、海草と魚を食べるって羊だよな……と思って、帰宅後『ホームスパンテクニック』を見てみたら、やはりそのように書いてありました。羊って草食じゃないんだ……とびっくりした羊だったので、名前を覚えていたようです(^^;。

スライドを見ていたのは30人以上でした。一番後ろにいたので、椅子はあったものの立ってじっくり見ました。だって座っているといまいちよく見えないんで……(^^;。
ところでスライドの予定時間は1:30-3:00。そしてぴったり3:00に終わりました。すごい!職場の○○さんにも見習って欲しい!(5分時間をもらって30分喋った困った人がいまして……)

さて、その後椅子を片付けて、じっくりと作品を見ました。そしてタリフさんがどなたかに作品の説明をされている時には聞き耳を立てたりしていました(笑)。
織り作品が目立った気がしますが、それは私がつい織り作品に目がいくせいかも。編み作品もありました。羊柄が編みこんであるやつと、baruさんの作品(欲しいのに非売品……と嘆いてらっしゃる方がいました)と、編地で服を作ってあるやつが特に印象深いです。
織り作品では、服もありましたし、帽子もあったし、バッグもあったし、ぬいぐるみもあったし(可愛かったです!)、マフラーもあったし、沢山色々ありました。
織り方も様々で、あの糸の色々な可能性を見た気がします。いやー大変勉強になりました。あの糸でオーバーショットは一度やってみたかったのですが、やっぱりありましたし。あと、フエルト化することを利用して、綿の糸とチェックに織って、縮絨したあとに綿の糸を抜いて穴をあけたマフラー(『羊たちからの贈り物』にこの方法のマフラーが載ってますね)も、ああ、この糸でもこれができるのか!と思ってやりたくなりました。

……そうしてまた作りたいものが増えてしまったのでした……。

一通り(というか3周くらいしたかも)作品を見てから、1階のカフェで、お茶券を出してコーヒーをいただきました。お腹が空いていたのでケーキも食べました!どちらも美味しかったです。
カフェの壁に織物がかかっていて、それもじっくりみたかったですね。お客様がいたので、ちょっとじっくり見るまではいきませんでした(^^;。カフェでは雑貨の販売もされていて、手作り品も色々ありました。そばちょこと壁掛け一輪挿しにちょっと心惹かれましたが、購入は控えました……。

昼休みに竹繊維を紡ぐ

 2010-11-07
六月末にアナンダさんでバンブーの繊維を買ってきました。
紡ぎ具合はどうだろうと思ったらこれが意外に、気持ちよく紡げます。細く紡ごうと思って、軽いスピンドルで紡いでいましたが、時々、すーっと抜けちゃってどうにもならないところがありました。そういうところは別のスピンドルで太めに紡ぎました。
そんなわけで2種類、紡げております。

DSCN1803.jpg

量が多い方が軽いので紡いだやつ、もう一方が重いので紡いだやつです。

軽いので紡いだ方のアップとデータは以下の通り
DSCN1802.jpg


紡いだ道具
7gスピンドル
紡いだもの
アナンダさんのバンブー繊維
撚り
S撚り
紡いだ量
64g
紡げた長さ
664.5m

共通番手で10.38m/g。

重いので紡いだ方のアップとデータは以下の通り
DSCN1801.jpg


紡いだ道具
堅木スピンドル
紡いだもの
アナンダさんのバンブー繊維
撚り
Z撚り
紡いだ量
26.49g
紡げた長さ
155.25m

共通番手で5.86番手。

見たところの糸の太さは、毛で言ったら(細い方は)20番手とかに届きそうなのですが、10番手程度でしかないのは、やはり竹繊維が重いということでしょうねえ。

ところで、何で染めようか、竹は何で染められるのかなあ。それで何を作ろうかなあと思っていたのですが、「生成り綺麗ね!」と母に言われたので、それもそうだな、と染めずに織る気になっています。まあ、織ってから染めるのもありですしね!(何を作るかは決まってませんが、羽織るものかなあ……やはり)


参考用語
あ行:S撚り
さ行:スピンドル、Z撚り
は行:番手

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