『木綿染の基本―草木染技法全書〈3〉』
2010-10-20
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先日、じぇんねさんのところで『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』が今Amazonで扱われていない、という話が出ましたが、『木綿染の基本』も実はちょっと前から中古での扱いしかありません。
私は最初この本を図書館で借りました。草木染めの本の場合、染める素材としてはどうしても絹が多くなっちゃうと思うのですが、この本は木綿専門で、非常に詳しいです。借りるだけじゃダメだ!是非入手したい!と思って、Amazonの欲しいものリストに入れておいたのですが……中古で高い値段になってしまったので、「うーん、あのお店に確か一冊あったよなー……」と思って、土曜日、出掛けた際に入手してきました。
そこにあった本はあまり状態が良くなかったので、今まで買うのを躊躇していたのですが……、まあ読み込めば状態は悪くなりますしね……本は。
それはさておき内容。
- 日本の木綿
- 草木染作例解説
- 木綿縞
- 木綿染糸
- 綿型染布
- 型染による作品
- 絞りの染布
- 絞り染による作品
- 型染による作品
- 草木染の染材料
- 紫系の染材料
- 赤系の染材料
- 青系の染材料
- 緑茶系の染材料
- 黄系の染材料
- 黄茶系の染材料
- 茶系の染材料
- 赤茶系の染材料
- 肌色系の染材料
- 鼠系の染材料
- 黒系の染材料
- 媒染料
- 綿糸の染色
- 綿糸の染色
- 豆汁下地
- タンニン下地
- 紫色の染め方
- 赤紫色の染め方
- 赤色の染め方
- 桃色の染め方
- 緋色の染め方
- 橙色の染め方
- 黄色の染め方
- 萌木色の染め方
- 緑色の染め方
- 水色の染め方
- 縹色の染め方
- 黒色の染め方
- 白茶色の染め方
- 肌色の染め方
- 樺色の染め方
- 黄茶色の染め方
- 錆朱色の染め方
- 小豆色の染め方
- 茶色の染め方
- 焦茶色の染め方
- 緑茶色の染め方
- 藤鼠色の染め方
- 鼠色の染め方
- 薄墨色の染め方
- 若葉色の染め方
- 綿布の型染
- 石糊
- 糊付
- 引き染用染液の取り方
- 中媒染の染め方
- 後媒染の染め方
- 先媒染の染め方
- 色無地の染色
- 蝋纈染の染色
- 絞り布の染色
- 蝋纈染の染色
内容を見てわかるとおり、何色だったらこれ、という作りになっています。概ねの草木染めの本はこれで染めるとこういった色、という内容のように思うので、ちょっと新鮮。新鮮ですが元々「赤を染めたいから、○○で染めよう!」……という考えで染めは行われていたでしょうから、大変に納得です。
口絵の作例写真以外が白黒なのは残念ですが、それは今のカラフルな本に慣れてしまったがゆえの贅沢ですね……。
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ルームシューズ
2010-10-11
連休最終日、急な編み気に襲われました。昨シーズン、片方試し編みをして、却下となったルームシューズですが、とりあえずもう片方編みました。

前回も書いていますが、見た本はこれで、
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毛糸は手持ちの並太毛糸(アクリル70%毛30%)です。手持ちといっても私が入手したわけではなく、ものごころついた頃には(は、言い過ぎかも)うちにあったような……。
毎シーズン毎シーズン、「編み目記号と編み方」を本で確認しないとかぎ針編みは編めない(毎年忘れている)のですが、今回はとりあえず細編みは覚えていたようです。何の自慢にもなりません……。
そんな程度なので、段からの拾い目の仕方とか、とじとかはぎとか、相当てきとーです。よくわかってないんで。
……そして写真を見たら、しまった、この角度だと、糸始末の粗がよく見える……。ま、まあ私のやることなので、こんなものです……。
『草木染め大全』へのリンク
2010-10-09
『草木染め大全』を以下で紹介していますが、紹介しつつ「箕輪先生のブログにもかなりの植物が紹介されてるんだよなー。褪色具合の写真もあったり、けっこう本以上の情報が載っているものもあるよね……。リンクしたいなー」と思ってました。ご本人に伺ったら快くリンクをOKして下さったので、せっせとリンクしまして、先程、既存の日記に書かれている分について完了しました~。多分。
……いや、何故多分かというと、見落としがあるんじゃないかと思いまして……。一応、最新の日記から一日ずつ遡ったんですけどね?何しろ大量なので、見落としたりとか、これにもリンク貼った方が適切、とかあるんじゃないかと。
間違い等に気付かれましたら、教えていただけますと幸いです。