桜と桃の残液で染める
2010-03-24
3/22に、綿糸を染めた残液で、メリノの原毛を染めました。桃で30g、桜で70g。
助剤入れてみょうばんで先媒染、それから染め、の順でやりました。

左が桃、右が桜。
桃は心持ち赤みが残って薄いオレンジ色ですが、桜は赤みがほとんどなくて薄い黄色です。いずれにしても可愛い色です。
でも、赤みが減るのは、残液だからかなあ……と思っていたのですが。
23日、箕輪直子さんのブログでちょうど桜染め画像がUPされていまして。それによるとどうもウールは絹や綿に比べると赤みが少ないですね。そういうものなのかも。
ちなみに、先日ちょっと話題に上がったアルカリ抽出についても、こちらで記載されていました。何日か前のブログに胃薬を入れるってあって、それは何事!?と思っていたのですが、そうですか、重曹でしたか……。
それと、アルカリ抽出したら、染めの時には酸で中和する、と書いてありますね。「おや、そうなんだ。やらなかったわ。というか原毛は最後に酢酸で洗うものだけど、それすらも『ま、いっかー』とやらなかったわ」と思ったのですが、酸で中和する話は、『ハンドウィービング―手織りの実習』に書いてありました。
えーと、今、自分なりの染め手順を確立しようと、あちこち見ながらまとめをしているところなので……そのメモにはアルカリ抽出したら酸で中和、と書いておくことにします……。
- 染めたもの
- メリノスライバー30gと70g
- 媒染剤
- 生みょうばん 助剤に酒石英
- 参考書籍
- 『草木染―四季の自然を染める』
- 参考用語
- あ行:アルカリ抽出法
か行:原毛
さ行:先媒染、酢酸処理、酒石英、助剤、スライバー、ソーダ灰
ま行:みょうばん、メリノ
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