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手織倶楽部全国セミナー

 2010-03-30
日曜日は、「2010 リビングアート手織倶楽部全国セミナー 東京会場1」というものに参加してきました。
在庫糸を整理できる!……というセミナーだということで、大変!興味があったので。会員外ですが参加させていただきました。
ちなみに通信教育講座を受講すると会員になれる……のでしょうが、一度案内を取り寄せてみたところ、2週間に一度課題を提出する計算になるので「それは……今はとてもムリ」と断念しました(^^;。

それはさておき、当日の話。
駅から会場へ向かう途中で「手織りのセミナーに行かれる方ですか。ご一緒しましょう」と声をかけられました。……わかるもんなんですねー。って、ネクタイ裂き織りバッグと、サイコロバッグ持って、タリフさんマフラーしてたのだから、わかって当然?(^^;

午前中は今回テーマの6つの手法についての実演。これは実習はなく、「家に戻ったら忘れないうちにやってね!」と言われました。ううでも今咲きおりに糸がかかっていて、すぐにはやれない……。
そのほか、補助ソウコウの使い方とか、テープカット定規やどこでも定規の使い方などの説明もあって有意義でした。

お昼は私は、持って行ったお弁当を食べたのですが、力一杯お茶をこぼし、ドジを露呈しました……。隣の席の方、ごめんなさい……。
あ、駄洒落の伝道師さんと席が近かったのですが、生駄洒落をお聞きすることができました!(笑)

午後は絵織亜ポータブルを使った実習で、糸ソウコウを使ったあれやこれをやりました。参加者の多くは、普段は講師をやってます~という方だったので、よくわからない時は隣近所の方が教えて下さいました。更にわからなければ、スタッフの方や箕輪先生が教えてくださいます。

また、皆様、持っておられるもの、着ておられるものが織った物だったりとかして、目の保養でした。かくいう私も(保養かどうかはともかく)前述どおり、手織ものを持っていったわけですが、本日の箕輪直子さんのブログで、なんとタイトルロールですよ!ネクタイバッグが。(タリフさんマフラーは「キットものじゃあ写すわけにはいかないかあ」とおっしゃられて、ネクタイバッグの撮影となりました)
しかし「若いお嬢さん」とか書かれております。えーと年配の方が多かったので相対的に若い方だったのは事実ですが、お嬢さんと言われるような年ではございません……。
あと、厳密には「旦那さんの愛情?」とツッコミが入り、「いえ、父の」と答えたのですが、えー、私には旦那はおりません~。
しかし友人の旦那さんのボロボロになったネクタイとかもたんまりいただいております。いずれこれも形にしたいと……思ってはいるのですが……。

そんなこんなであっという間に終わった、充実したセミナーでした。
さ、午前中の講義の課題をやらなくては……。
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2009年収穫和綿をスピンドルで紡ぐ

 2010-03-27
img603_DSCN1533.jpg

せっせと昼休みに紡いでおりました。一体いつから紡いでいたんでしょうか、この和綿は。1月初頭?

紡いだ道具
桜楓スピンドル
紡いだもの
2009年に花壇で育てた和綿の一部
紡いだ量
13.27g
紡げた長さ
249.75m
撚り
S撚り

共通番手で、1/18.8番手。綿番手で11.102s、だと思われます。
撚りはみたところまあまあかなあと。

全然減ったように見えないのですが、一応2009年に収穫した和綿は大体1/3程使ったことになります。


参考用語
か行:共通番手
さ行:スピンドル
は行:番手
や行:撚り

今週のまきまき

 2010-03-26
何だか珍しく連続更新しています。今日も書き込もう~。

今週も友人はまきまきしてくれました。
img602_DSCN1530.jpg

上にのっているピンクのは、先日桜で染めた綿糸(の半分)です。
大変絡んでいるかと思ったのですが、こちらはそうでもなかったようです。残り半分がもんのすごく絡んでいるんだろうなあ……。

ネクタイ裂き織りバッグの修理

 2010-03-25
昔作ったネクタイ裂き織りバッグ
何となくてろーんたらーんとしていたので、修理をしたいと思っていました。
本日、所用あって会社を休んで、夕方時間が空いたので、重い腰を上げて修理をしました。
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接着芯にもう一度アイロンをかけなおして(それでくっつくということは前回まともにくっつけていなかったということですねえ……。糊分が残ってました)、持ち手をミシンでつけなおして(前回は手縫い)、裏をミシンで付け直した(前回は手縫いでまつり縫い)だけですが、けっこうしゃっきりしたように思います。
けっこう使い勝手のいいサイズなんですよ。復活して嬉しいです。

参考用語
さ行:裂き織り

桜と桃の残液で染める

 2010-03-24
3/22に、綿糸を染めた残液で、メリノの原毛を染めました。
桃で30g、桜で70g。

助剤入れてみょうばんで先媒染、それから染め、の順でやりました。

img599_DSCN1524.jpg

左が桃、右が桜。
桃は心持ち赤みが残って薄いオレンジ色ですが、桜は赤みがほとんどなくて薄い黄色です。いずれにしても可愛い色です。
でも、赤みが減るのは、残液だからかなあ……と思っていたのですが。

23日、箕輪直子さんのブログでちょうど桜染め画像がUPされていまして。それによるとどうもウールは絹や綿に比べると赤みが少ないですね。そういうものなのかも。
ちなみに、先日ちょっと話題に上がったアルカリ抽出についても、こちらで記載されていました。何日か前のブログに胃薬を入れるってあって、それは何事!?と思っていたのですが、そうですか、重曹でしたか……。

それと、アルカリ抽出したら、染めの時には酸で中和する、と書いてありますね。「おや、そうなんだ。やらなかったわ。というか原毛は最後に酢酸で洗うものだけど、それすらも『ま、いっかー』とやらなかったわ」と思ったのですが、酸で中和する話は、『ハンドウィービング―手織りの実習』に書いてありました。

えーと、今、自分なりの染め手順を確立しようと、あちこち見ながらまとめをしているところなので……そのメモにはアルカリ抽出したら酸で中和、と書いておくことにします……。


染めたもの
メリノスライバー30gと70g
媒染剤
生みょうばん  助剤に酒石英
参考書籍
『草木染―四季の自然を染める』


参考用語
あ行:アルカリ抽出法
か行:原毛
さ行:先媒染、酢酸処理、酒石英、助剤、スライバー、ソーダ灰
ま行:みょうばん、メリノ

桜と桃で染める

 2010-03-23
3/13にアルカリ抽出した桜と桃の染料液で、3/21に染めを行いました。
桜と桃なので、春物を作りたいなあ、と思い、綿糸を染めることにしました。
絹糸でもいいのですが……桜で染めた絹糸は沢山あるので……。
それにディスポンもあることですしね!

綿糸は染めることを今まで考えてなかったので、買い置きがない……と思っていたのですが、ありました。経糸にしようと思って買った糸が。
いいや、染めちゃえ~と思ったのですが200gは多いので、かせを分けました。かせの分け方は『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』に載っていましたが……、書いてある意味がよくわかりませんでした。でも何とか分けられました。……絡みましたが……。染めた後、玉にする時に苦労することになると思います。
# かせの分け方は箕輪直子さんのブログにも最近載っていましたが、
# 実はそちらもよく理解できなかったのでした。
# 理解力なさすぎ?

桜では綿糸を72g、桃では綿糸を44g染めることにしました。
濃染処理をして、染めて、みょうばん媒染して、染めて、脱水して干しました。

img598_DSCN1515.jpg

左が桃、右が桜。一緒にうつっている白いものは、濃染処理をせずに染めたものです。ディスポン(濃染剤)すごいな!と思いました。
桜は、大昔に八重桜で絹を染めた時のような濃いピンク色になりました。桃は黄色がかってますね。
そして桃の方はまだらに染まってしまいました。(桜も一部薄くなってますが、桃ほどではない)多分、濃染剤が染みとおらなかった部分だろうと思います。むー、味?

これで桜と桃の染めが終わった……かと思いきや、残液がまだ濃い状態でそれなりにあるので、他のものを染めたくなってしまいました……。ああ、染めは終わらない……。


染めたもの
綿糸 72g(桜)と44g(桃)
媒染剤
生みょうばん
参考書籍
『草木染―四季の自然を染める』


参考用語
あ行:アルカリ抽出法
か行:かせ
さ行:先媒染
た行:経糸
ま行:みょうばん

昼休みにターキッシュスピンドルで双糸にする

 2010-03-22
ターキッシュスピンドルで紡いだ糸を、ターキッシュスピンドルで双糸にしました。

ニディノディも会社に持っていってあったので、昼休みにかせにもしました。
img596_DSCN1520.jpg
img597_DSCN1521.jpg


紡いだ道具
ターキッシュスピンドル30g(実際には芯棒と合わせて35g位)
紡いだもの
メリノスライバーをタマネギの皮の残液で染めたもの
紡いだ時期
2010/3/15~16
紡いだ量
23.67g
紡げた長さ
51.75m
撚り
Z撚りの単糸をS撚りで双糸に

共通番手で2.19番手位でしょうか。

用途が決まってから、双糸にするなり、かせにするなり、煮るなり蒸すなりしようと思う、とか言っていたようですが、用途も決まっていないのに双糸にしてしまいました……。


参考用語
あ行:S撚り
さ行:スピンドル、Z撚り、双糸
な行:ニディノディ
は行:番手
ま行:メリノ

職場でまきまき

 2010-03-21
相変わらず職場では紡いだり編んだり(私じゃない人は)結んだりしております。
一人、最近お昼ご飯を一緒するようになった人が、まきまきに興味を持ってくれたので、くりくりとまきまきを職場に持って行き、手持ちのかせを巻いてもらいました。

すっかり気に入ったらしく、次々と、やりやすくするための道具や掃除道具を導入してまで、やってくれています(笑)。
写真は彼女が巻いてくれた玉。

img595_DSCN1509.jpg

しかしくりくりが広がっている姿は……目立つようです。糸紡ぎをしていることには、職場の人もすっかり慣れたようなのですが、まきまきをしていたら「そ、それはなんですか」「まるで家内制手工業……」と言って来ました。

そして、昼休みにこれらの作業をやるために、現在私の机の下には、くりくりとまきまき。一応、ニディノディ。それから布教活動用のスピンドルと原毛が置いてあるわけです。……ますます何の会社だかわからない状態に……。

参考用語
か行:かせ、かせくり機(←くりくり)、原毛
さ行:スピンドル
た行:玉巻き機(←まきまき)
な行:ニディノディ

補助ソウコウの試し

 2010-03-19
織りの話題が少なめですが。
一応細々と織ってはいます。

咲きおりに経糸を長々とはったのは、咲きおりで綾織り!を試すつもりでした。
補助ソウコウを買ったので。
img594_DSCN1506.jpg

ちょっと慣れてきたように思います。

参考用語
あ行:綾織り
さ行:綜絖
た行:経糸

本日は染めの日

 2010-03-13
今日は染めを行いました。といっても染め自体ではなく、染料液の抽出作業です。
今年も去年と同様、啓翁桜を買って花見を楽しみました。
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それが葉っぱが出るまで待って、葉っぱと枝で抽出です。
葉っぱと枝で大体125gあったので、1.2リットルのお水を注ぎ、今年もアルカリ抽出だ!と思って、小さじ1程のソーダ灰を入れました。沸騰したら火をちょっと弱めて、20分。

その間に、もう一つの染材の用意です。
今日は桜だけのつもりでしたが、先日父がもらってきた花束に入っていた桃も「もう花終わりだから染めていい」と言われたのです。こちらは枝が約80gあったので、0.8リットルのお水を注ぎ、小さじ1弱のソーダ灰を入れました。
桃が沸騰して火を弱めた頃、桜が20分経ったので、別の容器に液を移し、また水を1.2リットルとソーダ灰を入れて、2番液をとるために火にかけました。
その頃、桃が20分経ったので、別の容器に……。

と、桜だ桃だ桜だ桃だ、と、どちらも3番液まで作りました。

3番液で終わりにするぞ!と決めたので、最後には少し余裕ができたのでタルト作りの用意をしました。台を作って冷蔵庫に置いています。
どちらも3番液までとった後、「やー台所が空いた~」と、今度はクッキーを作成

そういえば染めを始める前に、紡いでいてとても手が赤くなったスオウで染めたやつを、洗ってすすいで干したりもしました。

というわけで今日は一日立ち仕事でした。

さて、とれた染料液は桜が2.65リットル、桃が1.65リットルです。黒と見紛うほど赤い液がとれています。桃も(予想通り)赤いです。
さー、何を何媒染で染めようかなあ……。

参考用語
あ行:アルカリ抽出法
さ行:ソーダ灰
は行:媒染

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