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JOYでスオウで染めたロムニースライバーを紡ぐ 2

 2010-02-28
手慣らし、第二弾。今回は、紡毛糸を目指しました。
img591_DSCN1491.jpg


紡ぎ機
アシュフォード ジョイ
回転比
6:1
紡いだもの
スオウで染めたロムニー
紡いだ量
38.31g
紡げた長さ
双糸にして74.25m
撚り
Z撚り2本をS撚りで双糸に。
紡いだ時期
2010/02/27

共通番手で、1/1.93番手。
毛番手だと、2/3.86位でしょうか??

前回、セミ梳毛糸にした時よりも、紡いでいて、大分落ち着いた糸になっている感じがしましたが、その理由は以下のどれでしょう。
1. 気のせい
2. 手慣らし二回目で少しは慣れたから
3. 実は紡毛糸の方が得意
4. セミ梳毛糸の時は手でちょっと広げただけで紡いだが、紡毛糸にする時には、カーダーをかけてローラッグを作ったから

……どうも単に4のような気が……。

しかし、どうもこの糸、粉っぽいんですよ。紡いでいて、手がちょっと赤く染まった……かもなあという感じでした。染料が落ち着いてないのでしょうか。しっかり洗わなくては。

手慣らしはこれで終わりとしておきます。次は何を紡ごうかなあ……。まずは紡ぎ途中の推定アルパカかしら……。


参考用語
あ行:S撚り
か行:カーダー、回転比、共通番手
さ行:セミ梳毛糸、スライバー、双糸、Z撚り
た行:単糸
は行:番手、紡毛糸、ボビン
や行:撚り
ら行:ローラッグ、ロムニー

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JOYでスオウで染めたロムニースライバーを紡ぐ

 2010-02-21
持ち毛リストを作成するためにあちこちの箱をごそごそやっていたら、ボビンが出てきました。
それで「ああ!何かを紡ぎ途中でも他のを紡げるよう、ボビン買ったんじゃん、そういえば!紡ぎ機で紡がなくちゃ!」と思い立ちました。

というわけで、手慣らしにまずはロムニースライバーをセミ梳毛糸に。
img590_DSCN1487.jpg
img592_DSCN1493.jpg


紡ぎ機
アシュフォード ジョイ
回転比
6:1
紡いだもの
スオウで染めたロムニー
紡いだ量
34.16g
紡げた長さ
双糸にして48.75m
撚り
Z撚り2本をS撚りで双糸に。
紡いだ時期
2010/02/20

共通番手で、1/1.42番手。
毛番手だと、2/2.84位でしょうか??(単糸時点で単純に双糸の倍あったとは思えないですが……)

けっこう古いスライバーで心持ち固かった分なのか、ちょっと紡ぎにくくはありました。でもまあ、全くの初心者の頃よりは流石に色々加減ができたかなと。
単糸時点である程度太く!を心がけましたが、けっこう細くなってしまった……気がしたのですが、双糸にしてみたらそれなりに、というか、かなり太いです。そしてところどころ色々な太さです……。

ま、まあ味。味。


参考用語
あ行:S撚り
か行:回転比、共通番手
さ行:スライバー、セミ梳毛糸、双糸、Z撚り
た行:単糸
は行:番手、ボビン
や行:撚り
ら行:ロムニー


--
(2010/02/28追記)
紡毛糸との比較のため、同じ椅子の上でとった写真を追加しました。

昼休みにターキッシュスピンドルで紡ぐ

 2010-02-20
来たばかりのターキッシュスピンドルを職場に持って行き、昼休みにうきうきとタマネギで染めたメリノを紡ぎました。

初め、巻き方がわからなくて、試行錯誤しながら巻いていたら、それはかせにする巻き方でした。翌日、ターキッシュスピンドルで紡いでいる友人に会ったので巻き方を教わって、それまでの分も巻き直しました。

で、金曜日に紡ぎ終わりました。
img587_DSCN1483.jpg

何だかギリシャ十字か、えーと……パンにもこういう形のありますよね?って感じの形です。

で、芯棒を抜いて、
img588_DSCN1485.jpg

羽を抜くと、
img589_DSCN1486.jpg

玉の出来上がり~。


紡いだ道具
ターキッシュスピンドル30g(実際には芯棒と合わせて35g位)
紡いだもの
メリノスライバーをタマネギの皮の残液で染めたもの
紡いだ時期
2010/2/8~19
紡いだ量
23.56g
撚り
Z撚り

既に玉になっているので、長さがわかりません。
この後、用途が決まってから、双糸にするなり、かせにするなり、煮るなり蒸すなりしようと思います。

参考用語
さ行:スピンドル、Z撚り、双糸
は行:番手
ま行:メリノ

焼きみょうばんと生みょうばん

 2010-02-19
前にも書いたかと思いますが、箕輪直子さんのオフィシャルブログに日参しています。
2/18のブログは媒染に関することで、「おお!ためになる!」としみじみ読んでいたのですが。

「えっ『生みょうばん』って『きみょうばん』って読むんだ!?」
……なまみょうばんだと思っていました。思わず、自分のブログのカテゴリ・用語の「な」のところをチェックしましたが、載せていなかったので、ほっ(苦笑)。

さらに。

「えっ。生ミョウバンは焼きミョウバンの倍!?逆だと思ってた!」
これはびっくり。
そもそも何故、生ミョウバンは焼きミョウバンの半分だと思っていたのか。手持ちの染めの本をひっくりかえして、見つけました。
『草木染め―Enjoy! Natural Dyeing』に、「生みょうばんを使う場合は表示の分量を半分にしてください」と書いてあります。

でも、この本、みょうばんの量指定は、体積なんですよね。焼きみょうばん小さじ1とか。てことは、生みょうばんだったら小さじ1/2ということ。
もし、小さじ1/2の生みょうばんが、小さじ1の焼きみょうばんの2倍の重さであるなら、別に何の謎もないということになります。
小さじで測ると隙間とかできて、厳密に5ccなわけじゃないですし。ありえなくもないかもしれない……。

と、納得してみました。
ま、大体みょうばんの量だって染めたい布の重さに対して3~10%と大分幅があるので、あまり厳密じゃなくてもいいよね、と思っています。

……でも今まで「生ミョウバンだったら、焼きミョウバンの半分だからー」と半分の重さだけ入れたりしてたかもしれない、と思うと、ちょっと「あああああ……」と思います……。
重さで倍。ちゃんと覚えておこうっと。

参考用語
は行:媒染
ま行:みょうばん

サンプルを織ろう

 2010-02-15
朝投稿しようとして投稿できなかった記事を再投稿します。

昨晩ちょっと時間が空いたので紡ごうか、織ろうか考えた結果、織ることにして、経糸をはりました。
img586_DSCN1481.jpg

咲きおりで可能な最長の経糸、のはず。

サンプルを織る予定です。

そして早速綿糸ががっと減りました!<いや経糸にしただけで「減った」と言っていいのか?……いいか。

参考用語
た行:経糸

2010年初の所有している糸

 2010-02-14
朝、この記事を投稿したら、ブログがまたおかしくなりました……。再挑戦。


今年も持っている糸のリストを作ります。尚、今年は「写真の枚数を減らす!」という目標があり、詰めて並べました。だからものすごく増えたようにみえても、そうでもありません!!

自分で紡いだウール糸です。去年は写真2枚でしたが何とか1枚に。
img579_DSCN1478.jpg

紙メジャーなどを置いて区切りがわかりやすいようにしてみました。
一番左がメリノ、次がロムニー、次がカラー原毛(という名で売られていたもの)、一番右は一番上はコリデール、次の塊は英国羊毛12種、その下はその他色々。ポロワスが1.5玉は減っていますが、紡いだ分、増えたでしょうねえ……。

市販のウールその1。
img580_DSCN1479.jpg

上の方は服地用の糸。増えています……。下の左側はタリフさんの双糸。右側の真ん中はキットもの2点、その下はメイクメイクです。
メイクメイクの青っぽいのは1.5玉減りましたが、キットはまるまる増えています。

市販のウールその2。
img581_DSCN1480.jpg

それ以外のウール。えーと……増えてはいない、筈です。でも減らしてもいないなあ、多分。

絹糸。
img582_DSCN1475.jpg

下半分は草木染めしたものです。真綿を紡いだ分がいくらか増えています。……どうも全然使っていないようです。

コットン。
img583_DSCN1473.jpg

リップスマットや裂き織りの経糸でいくらかは減ったと思いますが、右側一列が全部去年増やしたものなので……。

麻・紙・カシミヤ・アルパカその他。
img584_DSCN1474.jpg

一番上が麻。右側のキットは去年買ったもの。
右側の、キットの下がカシミヤ、その下はアルパカです。
下の真ん中は紙の糸。
下の左側は麻+絹の染め用の糸。
真ん中は色々です。竹の糸は減ってほぼ0です。ハスの糸が増えました。

最後・アクリル糸。
img585_DSCN1476.jpg

一部アクリルたわしになったかもしれませんが、ざっと見たところ去年と変わりありません。

去年より、少しは減ったけれども、それよりも増えている、が結果ですね。
55リットルの引き出し2つと、入りきらなかった分があちこちに収納されています。多分全部で55リットルが4つあれば入るのではないかと……。というわけで現状220リットルくらい?

まあ毎年思うことですが「減らそう」。
でも今年は糸のリストを作っていてまず思ったのが「裂き織りをしよう!」でした。いや……糸予備軍は毛しかリストアップしていませんが、裂き織りに使えるかも、とキープしてある布がどんどんたまっていくのです……。
まず「何でも裂き織りに使えるかも!」と思うのやめようよ……という目標のほうがいいかもしれませんが……(^^;。

参考用語
あ行:アルパカ
か行:カシミヤ、コリデール
さ行:裂き織り
は行:ポロワス
ま行:真綿、メリノ
ら行:ロムニー

糸まきまき

 2010-02-13
持っている糸リストを作ろうと、糸と向き直ったら、巻いていない糸がたくさんあったので、まず糸巻きをしました。で、糸の情報を印字した帯を作って巻きました。
img578_DSCN1472.jpg

まきまきによる糸巻きは好きなのですが、一度にやるのは疲れますね……。

2010年初の所有している毛

 2010-02-11
毎年恒例、持ち毛リストです。とはいえ、もう今年も一ヶ月以上過ぎてしまいましたが。
重さに続く括弧内は去年との差。記述がないものはこの1年で増えたものです。

最初の写真は全部メリノです。
img574_DSCN1467.jpg



二枚目は、メリノ以外の羊毛を全部一枚に並べてみました。
img575_DSCN1468.jpg

  • 左の列、一番上は毛の上に毛を載せていますが、どちらもシュロップシャー。80g(-16g)と300g(+-0)。
  • 左の列、上から二番目はペレンデール200g(+-0)。
  • 左の列、上から3番目、スオウで染めたロムニー79g(+-0)。
  • 左の列、一番下、オーストラリア等羊毛お試し13種セット120g。
  • 真ん中の列、一番上、シェットランド93g(+-0g)。
  • 真ん中の列、二番目、イングリッシュカラード200g(+-0g)。
  • 真ん中の列、3番目はゴットランドの85g(+-0g)と濃茶75g(+-0g)。
  • 真ん中の列、一番下はイングリッシュレスター100g(+-0g)とダニーデン100g(+-0g)のレインボー染め
  • 右側の列、一番上。フォークランド100g。
  • 右側の列、上から二番目。ブルーフェイス100g
  • 右側の列、上から3番目。マンクス100g
  • 右側の列、上から4番目。コリデール95g。
  • 右側の列、一番下。スピニングパーティーでいただいた毛(サフォーク)を洗ったもの13g

あと職場に、布教活動用のサフォークが……多分70g(+70g)位ありますが、これは全部、職場の人が紡ぐと思います。

三枚目は羊毛以外の獣毛です。
img576_DSCN1470.jpg

  • 上のみっつはアルパカと思しきもので、左から224g位(+14g……何故増える?)、500g位(+-0g)、黒490g位(+-0g)。
  • 下の列は一番左、アルパカ牧場のアルパカ93g(-4g)。
  • 下の列真ん中、アルパカMIX100g。
  • 下の列一番右、カシミヤ100g(+80g。去年のは紡いだのですが新たに……)

あと写真に写ってないですが、アルパカらしきものとシュロップシャーをまぜてカーダーがけして丸めたものが4g(-12g)。

最後の写真は、獣毛ではないもの。(絹は植物ではないけれども「獣毛」のくくりではないでしょう……)
img577_DSCN1471.jpg

  • 上の左、インド綿300g(+-0)。
  • 上の右、ラミー230g(+-0)。
  • 左の上、真綿178g(+58g。……なんでこんなに増えて??)
  • その下、フリージア染めした真綿4g(+4g)。
  • 左から二列目、上は茶綿と白綿合わせて30g(+30g)
  • 左から二列目、下は緑綿20g(+20g)
  • 右側は去年我が家で収穫した和綿30gと洋綿77g(+65g)。


以上、全部の合計が約5.5kg。……5kg超えてしまいました!
今年も買い足してもいないのに何故か増えているものがありました……。湿気で重くなっているのですか?測り間違えですか?
しかし、明確に「買って」増えています。夏のアナンダ本店参りと、秋のスピニングパーティーがやっぱり……('' )遠い目。
でも行きたいし!行くと買いたくなるし!!

ううう……、紡ごう?>自分

参考用語
あ行:アルパカ、イングリッシュカラード、イングリッシュレスター
か行:カシミヤ、ゴットランド、コリデール
さ行:サフォーク、シェットランド、シュロップシャー、スライバー
た行:ダニーデン
は行:フォークランド、ブルーフェイス、ペレンデール
ま行:真綿、マンクスロフタン、メリノ、綿
ら行:ラミー、ロムニー

洋裁ハギレの裂き織りバッグ

 2010-02-08
五月に織っておいた洋裁ハギレの裂き織り地をようやくバッグに仕立てました。
正面。ファスナー付きのポケットが一つついています。
img570_DSCN1461.jpg

背面。ファスナー付きのポケット一つと、電話を入れるための小さいポケットが一つついています。写真では小さいポケットにPHSをさしてあります。
img571_DSCN1462.jpg

上。ファスナーで閉じるようになっています。
img572_DSCN1463.jpg

中身。わかりづらいですが、ポケットをつけてあります。
img573_DSCN1466.jpg

あ、上部や中袋も洋裁の同じハギレです。さすがにそんなに大きくは残っていなかったので、中袋は3枚くらいはいで作りました。
ちなみに持ち手も同じ布で作ろうとしたのですが……太さが足りなくなってしまったので、手持ちの市販の化繊テープでお茶を濁しました。

えっと、自分が持っている、使いやすいと思っているバッグと同じ感じを目指して作りました。ポケットが多いのはそのせいです。で、一応
バッグ作りの基礎ノート―バッグくらいは作ってみたいバッグ作りの基礎ノート―バッグくらいは作ってみたい

by G-Tools

とか
モードなデイリーバッグモードなデイリーバッグ

by G-Tools

を参考にしましたが、基本的に試行錯誤しながら作りました。

縫ったのは、2/6,7日。丸二日かかったのですが、試行錯誤したせいも大きいと思います……。
で、型紙とか作るでもなくアバウトにマチ針と仮縫いで確認しながら作った結果……持ち手の位置がズレていたりしますが、ま、まあ気にしないことにします……。

ちなみに、本当だったらこの裂き織り地、もっと先まで放置されていたと思われますが、この度通っている洋裁教室の高等科修了作品として、ジャケット・ズボン・ベストを出すことになったので「じゃあ合わせてバッグも出すか、同じ布だし」と思い立って、勢いよく作りました。
本当に何かきっかけがないと作らない人ですね……。

参考用語
さ行:裂き織り

ターキッシュスピンドル

 2010-02-07
これは何でしょう?
img568_DSCN1457.jpg

一見ソプラノ笛のようですが、中身はこれです。
img569_DSCN1458.jpg

あ、組み立てないと、ちょっとわからないか……(^^;。

えーと、Kakara Woolworksさんで取り扱ってらっしゃるMajacraftターキッシュ スピンドル セットです。
羽をつけかえることで、15gと20gと30gのスピンドルになります。

ターキッシュスピンドルに心惹かれたのは、「キリムと部族絨毯展」で、でした。紡いですぐさま玉に出来る、という点もいいですよね。
アシュフォードのでしたら、それなりに簡単に入手できましたが、アシュフォードのはちょっと重い。そして「キリムと部族絨毯展」で見たほど格好よくはない。
「格好いい、ターキッシュスピンドルないかなあ……」と思って見つけたのが、Kakara WoolworksさんのHPでした。

しかし、最初に辿り着いた時は、在庫なしだか入荷待ちだか、とにかく買えない状態でした。しばらく経って再度HPに行ったら「再入荷」になっていたので、喜んで買い物ページに行ったら、在庫が0で、やっぱり買えませんでした。
2/5の0:20頃、久しぶりに見に行ったら、あ、ある! ここで買わないとまたなくなっちゃうかもしれない!……と、優柔不断な私にしては即決で注文。
0:25頃カカラさんから自動受付メールが来ました。
翌朝10:15頃にカカラさんから振込先の案内メールが来て、10:50頃入金。お昼に入金しましたメールを送付したら、14:25頃発送しましたメールが来て、2/7のお昼頃、ものを受け取りました。

あらまあ、注文から36時間で手元に。はやっ!(笑)
さて、最初に何を紡ぎましょう。楽しみです!
--
以下2010/02/20追記。
測ってみたところ、実際には羽が、7.93g、12.62g、23.96gで、芯棒が11.23gでした。なので、19.16g、23.85g、35.19gですね。

参考用語
さ行:スピンドル

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