fc2ブログ

コットンの収穫

 2009-09-30
9/22に一個目が割れ始めたコットンですが。
日本綿業振興会ホームページによれば、コットンは延々と枝につけておくものらしいので(コットンツリー状態にするためかもしれませんが)、まあ晴れている間は枝につけたままにしておくかーと思っていました。

が、9/23に割れ始めた二個目は、何だか半分黒い……。虫にやられているでしょうか。というわけで26日に早々に収穫。
img528_DSCN1351.jpg

この日位からコットンも続々と割れ始めました。

予報によると9/29の午後くらいから雨とのことだったので、29日の朝収穫すればいいかと、28日も収穫せず。(和棉も2個ほど割れていましたが収穫せず)
29日、起床したら「ああ!既に雨が!!」。ショックでした。
雨の中収穫して来ました。
img529_DSCN1353.jpg

真ん中と右が和棉、左側3つと下の1つがコットンです。

家の中で干しています……。

尚、現在の収穫量は和棉27個、コットン4.5個です。


(以下10/4追記)
9/26に収穫した虫にやられたコットンをむしりました。2房しかないわけですが、0.86g、種は14個。さすがコットン……。
(以下10/12追記)
9/29に雨の中収穫したコットン4つは
綿1.62g種26個
綿2.25g種33個
綿1.8g種27個
綿1.62g種28個
でした。
スポンサーサイト



着物裂き織りバッグ

 2009-09-24
ほぼ一年前に織り上げた織り地(着物地で裂き織り)を、ようやくバッグに仕立てました……。

img527_DSCN1342.jpg

元々は織り地を縦に使うつもりだったのですが、想定より長く仕上がったために横に使いました。そのため、白線のバランスがちょっと悪いかなあと。
あと、接着芯を貼った時点でもまだ縦に使うつもりだったので、耳のけっこうギリギリまで芯を貼りました。……それが口になったため、芯が見えないよう、裏地をギリギリまで伸ばしました。苦労と言えばそこら辺でしょうか。
あ、持ち手は、去年松本で購入したものを使用。裏は無地です。内側にポケット一つ付き。あと、マグネットボタンをつけています。

かぐや姫のマフラー

 2009-09-22
かぐや姫のストールを織ったら、母に「これいいわね!もうちょっと幅を狭く、長さも短くして、私と○○ちゃんに作ってよ!」と言われました。
そんなわけで、前回のストール、糸は過不足なしで「えらいぞ自分!」と思ったのに、買い足す羽目に……。

幅を狭く、長さを短くするための計算のやり直し、糸の買出し、整経……位まではさくさくやったのですが、その後、躓いてしまって、なかなか織り進まず、出来上がりが夏をこえてしまいました……。

まあ、何を躓いたかは、写真の後。
img523_DSCN1335.jpg
img524_DSCN1337.jpg

私は、整経の後、大抵、筬通し、綜絖通しの順にやっています。組織図を見ながらやるわけですが……、実は、私、組織図の肝心なところがわかってません。筬を通す時と綜絖を通す時、図のどちら側が、織る時のどちら側かがわからなくなるんです。
「織る時は、図のこっちからだから、右が……。ああ、でもろくろ式だと見える面が裏側なわけだからえーと……」
と、毎回わからなくなり「まあ、いっか」で進めてまいりました。
今回それがあだになりました。
筬通して、綜絖通して、巻き込みをして、さて織り始めようと思ったら。筬と綜絖の通し方が左右逆でした……。筬通した時と、綜絖通した時で、頭が180度違ってたみたいですね……。
巻き込み済みでしたし、筬を通しなおす方が楽かな、と思って、筬通しをやり直しました。
そこで力尽きて、なんていうか、織るのがダラダラになってしまいました……。
織ると進みは早いんですけどね、ミッグシェル。織ったのは実際、1,2時間ずつ、3,4日だったと思います。


仕上がり予定寸法
30cm×120cm(房を含まず)を2本。実際には、28.5cm×112cm(房を含まず)と、28.5×131cm(房を含まず)です。どうも2枚織るために、長さを測りながら織ると1枚目が短くなる傾向が……あると今回とてもよくわかったので、次回から気をつけたいと思います。
経糸総本数
120本
通し幅
30cm
筬目
4目/cm。3本混み差しと空き羽と片羽。
綜絖枚数
4枚
使用した糸
かぐや姫(細) 竹56% 絹44% 1玉134m/25g を 3玉。半玉位余りました。
組織
スウェディッシュレース(=ミッグシェル)+ 平織り
作成期間
2009/7/20~9/22の間の数日間でちまちまと。



参考用語
あ行:空き羽、筬、筬目
か行:混み差し
さ行:スウェディッシュレース、綜絖、組織図
た行:経糸
は行:平織り
ら行:ろくろ式



(以下、2015/5/5追記)
またこれを織ろうと見直していましたが。…3玉で余ったって何かの間違いじゃ…。という気がしています。1枚に付き3玉、かなあ…?

花壇の和棉とコットン

 2009-09-22
19日土曜日に2つ収穫。

21日月曜日に花壇に見に行ったら、7つほどまたはじけていました。
1つは既に収穫時という感じだったので、すぐ収穫。
残り6つは22日に収穫しました。
img525_DSCN1334.jpg

小さいなー。ころころしてて可愛いですけど。

さて、22日。コットンの方にも動きが。
img526_DSCN1338.jpg

割れ始めてますよね!?


(以下10/7追記)
19日の和棉は綿0.56g(でかい!)種17個と、綿0.3g種11個。
(以下10/12追記)
21日収穫分は、綿0.49g種16個。
22日収穫分は、以下の通り。
綿0.35g種12個
綿0.32g種12個(半房欠けたような状態でした)
綿0.46g種15個
綿0.45g種16個
綿0.51g種15個
綿0.38g種15個
ちなみに23日のは2房しかなく、綿0.36g種10個でした。

しじら織りの七分袖シャツ

 2009-09-22
しじら織り、といっても私が織った布ではありません。
5月10日のコットンの日に安売りしていて買った布地です。
まあ安売りについてはその後納得の行かない出来事がありましたが……。
おかげで作っている間、時々、お店への不信感を思い出してましたが。

それはさておき、このようなものができました。
img522_DSCN1330.jpg

割と定番型だったので長袖でもよかったかも、と思いました。シャツとしても、羽織ものとしても使えそうです。
しじらなので、すっきり薄く、夏に最適だと思います。……出来上がったら夏が終わってましたが。今月中に何とか一、二度は着られるでしょうか。

ちなみに「あー私、好きなのね、こういう色……」という感じですね。ブログの色合いとも同じじゃあありませんか(笑)。
洋裁教室でちまちま作っていたわけですが、できあがったシャツを着た時、教室の面々にも「すっごく、らしい」と言われました。

さて、洋裁教室で次に作るのは、「長袖シャツ」です。またシャツ?って感じですが、今度のシャツは特別です。
丸山染織さんの、魚柄の絣シャツがもんのすごく気に入っていて「いいなあ、これ。でもサイズがなあ……」と呟いていたら、布地で譲っていただけたのでした。
そんなわけで次回は魚柄の絣シャツ。先生にも布地を見せて「次はこれでシャツを作りたいです!」と訴えてOKをもらっています。ちなみに先生も布地を気に入っていらっしゃいました。
……でも、鋏入れるの怖いから、仮縫いまではまず別の布でやろうかな(苦笑)。

参考用語
か行:絣
さ行:しじら織り

既に去年並み

 2009-09-19
金曜日も、雨予報だったので、朝、花壇の和棉を収穫に行きました。
収穫数6つ。
火曜日の2つと合わせて、既に、去年の収穫量と同じです。

わー。

ちなみに、収穫したもののまだ開ききっていないものは、部屋の中でつるしています。このように。
img520_DSCN1326.jpg

怪しいオブジェですねー。

水曜日の2つもこのようにつるして、いい感じにもこもこしたので、皮から外しました。金曜日収穫したうちの一つは、収穫時点から既にいい感じだったので、皮から外しました。
img521_DSCN1325.jpg

もこもこした感じがわかるでしょうか。



以下、9/30追記。
1つめは綿が0.36gで種が13個。2つめは綿が0.49gで種が17個、3つめは0.45gで15個でした。去年のより大きめのような。

更に、10/4追記。
4つめ0.38g15個
5つめ0.51g15個
6つめ0.45g18個
7つめ0.50g16個
8つめ0.40g15個

毛刈りでもらった毛を洗う

 2009-09-16
東京スピニングパーティーの毛刈りでいただいた毛を洗いました。
img519_DSCN1322.jpg

月曜の夕方から火曜にかけてつけおきして、火曜日の朝洗いました。
ゴミはけっこう残っているけれども、かなりふんわりふわふわ洗えたかと思います。

けっこう黄色いです。ステインってやつですね。(ポンタさんのホッチキスパーティーで教わりました。ダメージウールの一つ、黄ばみなどの洗っても落ちない色のことだそうです)
日焼けかなあと思っています。さて、これはどうしましょうか。濃色に染めるといいという、ポンタさんの教えでしたが……。
手持ちの濃色は……藍染め?紅花とか……、あ、サフランもある……(意外に染料も色々持っている私……)

参考用語
あ行:藍染め
さ行:サフラン、ステイン
は行:紅花

初めて知ったこの事実

 2009-09-16
東京スピニングパーティーの毛刈りでいただいた毛を一晩つけたので、朝洗って干しました。
その毛を見て父が言いました。
「オレ、子どもの頃羊飼ってたんだよなー」
母も初耳だったらしく、
「え、ヤギって言ってなかった?」
「ヤギと羊と飼ってたんだ。鋏で毛刈りして血まみれにしちゃってさー」

……血まみれはともかく、意外に私の血縁は紡ぎ関係につながっていたようです。伯母が嫁いだ先も棉育てていたそうですし。

ちなみに、父が刈った毛は
「紡げる人に糸にしてもらって、姉(上述の伯母)がオレのセーター編んでくれた気がする」
そうです。

ああ、ますます「あなたそのうち羊飼うんじゃない」と言われそうな予感が……。
# 東京スピニングパーティーでも言われたのでした。

花壇の和棉がはじけました。

 2009-09-14
img518_DSCN1321.jpg

真ん中辺りのがはじけたので、手を伸ばして撮影。ピンボケです。でもはじけているのはわかると思います。

花壇の和棉は7/26から咲き始めたのでおおよそ50日後にはじけた計算でしょうか。となればこれから順次はじける……筈!

楽しみです。


以下16日の追記。
14日の時点でしばらく晴れると聞いたので「じゃあ、しばらくそのままにしておこう~」と思ったのですが、15日になったら雨予報だったので、朝収穫しました。濡らしたくないので……。本当はビニールかぶせたりするようですが。収穫に行ったらもう一つはじけていたので、15日の収穫は2つ。1つは割りといい感じに垂れ下がってきていましたが、はじけたばかりの方は……むー、本当はもうちょっと枝につけておきたいんですけどねえ。濡れるよりは……。

第9回東京スピニングパーティー

 2009-09-13
年に一度のおたのしみ・東京スピニングパーティーに行ってきました。
しかしおたのしみと書きながら……「これ以上、糸と毛を増やしたらダメだから!」という意識が強かったのか、いつもよりわくわく感は少なかったんですけどもね、実は。

しかし!会場入って割りとすぐ。
……そうよねえ、スピニングパーティーには毛と糸だけじゃなく染料もあるわよねえ……。
というわけで購入してしまいました、あんです本舗さんのアンデスの染料。私が購入したのは、タラ・カカスンカ・チルカの三種類。おまけに媒染剤もつけてくださいました。ユーカリの灰・カチーナ・ススです。
ユーカリの灰とススはともかく他のものが全然わかりません(笑)。タラはタラノキなんでしょうか。
ぐぐったらチルカだけはひっかかりました。フジバカマに似ているそうです。

あと、実は今年「この糸だけは買ってもいいぞ!」と自ら思っていた糸がありました。それは、手紡ぎした綿糸を緯糸にして織るための経糸用の綿糸。そのために紡いだ綿糸を持ち歩いておりました。
最初に行き当たったのは、あやかりやさん
ただこちらの糸は甘撚りなので、経糸にするには向かないとのこと。紡いだ糸を見ていただいたのですが「むしろこっちの糸の方が経糸に使えるよ」とのこと。そ、そうですか……。まあおそらくかなり強撚だと思います。だって切れるのが怖かったので!
「だけどやっぱりまだ自分で紡いだ糸を経糸にするのは怖い~」というわけで、そのまま西銘通商さんへ。結局紡績糸を購入~。

ここで終われば心に誓った通りだったのですが。気になっていた町田市大賀藕絲館さんで、ハスの糸を買ってしまいました。ちょっとだけですが。

ところで今回の大目的は「今年こそ!羊の毛刈り!!」でした。いや去年見損ねたので。今年は受付脇にいつからやるか貼り紙があったので、余裕をもって行くことができました。今年は放送もよく聞こえましたし。……しかし「余裕をもって」会場に向かったけど、道に迷って到着はギリギリでした。あの建物……複雑ですよね!?

そんなわけで無事見ることの出来た毛刈りの様子。この子はサフォークに多分コリデールが入っている、という子でした。3,4才。
img513_DSCN1303.jpgimg514_DSCN1305.jpg
img515_DSCN1309.jpgimg516_DSCN1313.jpg
刈った毛をいただくこともでき「わーい」という感じでした。

毛刈りを終わったあと……、聞きたかった15:30からの大賀ハスの糸づくりのレクチャーまで時間があったので……、うっかり誓いを忘れて、糸と毛を買ってしまいました……。

今回の戦利品の全貌です。
img517_DSCN1318.jpg

右側一列は染料のおまけの媒染剤。その隣は染料。
真ん中の一番後ろは毛刈りでいただいた毛。その前はレアシープ研究会さんの国産マンクスロフタンです。いやー、何度か通りかかったけど「誓いが!」と思って買わなかったのですがー。夢家Y'sFarmさんでお茶した時、一緒になった方がレアシープ研究会の方だったもので「これも縁~」と思って、購入を……。
その前が前述のハスの糸です。
左側は、奥から綿工房さんのカリフォルニアオーガニックコットン茶・白のパックと緑のパック。いや……自分で育てた棉を紡ぐ前に手慣らしを……。
その手前が絹美堂さんの藍染め糸二種。絹美堂さんの糸は色々心惹かれたのですが、藍染めだけにしました。
その前が先程書いた西銘通商さんの綿糸です。

で、布の上だと色が同じで目立たないと思って西銘通商さんの綿糸の上にのせましたが……茶色いものがあるかと思います。茶綿の種です。棉生テキスタイルさんで「プレゼントします。声を掛けてね」と書いてあったので、いただいてきました~。
来年は茶棉にも挑戦!!

……そんなわけで結局毛も糸も買ってしまいましたが、こう広げてみれば、自制心はいくらか効いていたような気もします。ええ、いくらか。

さあ、せっせと紡いで織りましょうか~。

参考用語
あ行:甘撚り
か行:強撚糸、コリデール
さ行:サフォーク
た行:経糸
は行:媒染、紡績糸
ま行:マンクスロフタン
や行:緯糸

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫