FC2ブログ

羽織地で裂き織り

 2007-07-15
伯母が知人の形見分けに羽織をいただいたそうです。
羽織として着るには大分年季が入っているし、とのことで、バッグにして欲しい、しかも友人と二人で使いたいのでバッグ2つになると嬉しい、と注文を受けました。

咲きおりでもいいものをわざわざアジャカで経糸の準備をしたのは、そのとき咲きおりを使っていたせいだった筈なので、整経をしたのは、昨年中だった気がします。
綜絖通しと、緯糸準備(布地を切る)のが面倒で長々とかかってしまいました。織り始めれば裂き織りなだけに、進みは早いんですけどね……。
先週末からスパートをかけ、一気に織り上げました。

緯糸に使用した羽織地は、
img206_07150001.jpg
こういう縦縞のものでした。
裁つ前に母は「縞に平行に切るのがいいわよ」と主張していました。
その方が確かに長さはとれるのですが、縞に直角の方が柄的に無難なんじゃないかなあ?と思って、そのように布を裁って緯糸を準備し、織りました。
img204_07140002.jpg
で、こんな布地になりました。バッグ用のものが2枚とおまけで小さいのが1枚出来ました。

何を考えて整経したのか、それだけあってもまだ経糸が残っていました。そしてまた羽織地も襟の部分などがまだ残っていました。しかし襟の部分は長細いので、縞に直角に裁つのは厳しい……。というわけで、縞に平行に裁ち、織ってみました。その結果
img205_07140003.jpg
こんな布地になりました。
ところで、母に「これまでの部分と違うのわかる?」と訊いてみたところ。
「あら、本当だわ、違うわ。……雑に織った?」
と言われました。
雑……貴方のリクエスト通り、縞に平行に切ったものを緯糸にしただけなのですが……。


仕上がりサイズ
76cm×30cm + 73cm×30cm + 32×30cm + 36×30cm の四枚。
経糸総本数
128本(両脇を2本ずつ丸羽にしたので+4本)
整経長
220cm
通し幅
32cm
筬目
4目/cm 片羽
使用した糸
経糸 アナンダ染色綿糸 100g550mのもの、薄茶と赤
緯糸 羽織の表地を7mm幅を目安に切ったもの。一着分ほとんど使いきりました。
使用織り機
アジャカ4枚綜絖織り機
綜絖枚数
4枚
作成期間
2006/12位~2007/7
参考書籍
『すぐ使いたい裂織りバッグ』


参考用語
あ行:筬目
か行:片羽
さ行:裂き織り、整経、綜絖
た行:経糸、通し幅
ま行:丸羽
や行:緯糸

スポンサーサイト
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫