fc2ブログ

羽織地で裂き織りバッグ 4

 2007-07-29
裂き織りバッグ……というより裂き織りポーチですね。
最初、32×30のこの布では、きんちゃくを作ろうと思ったのですが、布地が思ったよりかためで、きんちゃくにしたら使えそうにもなかったので、縫ったものをほどいて、ポーチに作り直しました。
img216_07290002.jpg

ポーチ作りに参考にしたのは、
NHK おしゃれ工房 2007年 05月号 [雑誌]
B000P12JYO

です。

これで、羽織地が全てバッグに化けましたー。
スポンサーサイト



羽織地で裂き織りバッグ 3

 2007-07-29
73cm×30cmの裂き織り地で、バッグを作りました。裏地はまた、羽織の裏地です。
img215_07290001.jpg

最初に購入した持ち手は、サイズ面で何だか合わなかったため、別途持ち手を購入してきました。新たに購入した持ち手は、持ち手を通す布が必要だったため、羽織の裏地を3つ折りして作りました。

コーヒーの出がらしでレースを染める

 2007-07-29
我が家ではホットコーヒーは割とインスタントで済ませがちですが、アイスコーヒーはコーヒーメーカーで、挽いた豆使って入れています。
すると出がらしが相当出ます。勿体無いので染めに使いたいと言って、去年の夏、出がらしを干して溜めておいてもらいました。
全部で700g位溜まりました。

ところで我が家には30年ほど前に母が編んだレースのピアノカバーがあります。長らくピアノにかけてあったのですが、数年前お役御免となりました。
で、やけて色が悪くなったそれを「何かで染めたらどうかな」という話になっていました。ピアノカバーなので量はそれなりにあります。重さで580g位です。

そんなわけで、コーヒーの出がらしが溜まった時、「これでピアノカバーを染めたらいいんじゃない?」という話になりました。が、ずっと放置してありました。

さて、先日、7/14,15,16の連休の最終日に、染料の類の片付けをしていて、「ピアノカバーのレース、コーヒーの出がらしで染めちゃおうかなあ。そしたらレースとコーヒー、両方いっぺんに片付くもんなあ」と思い立ったのでした。

コーヒーも豆汁下地が要らないものかと思っていたので、一日で染められると思ったのですが、参考資料を見てみたら、紅茶と違ってコーヒーは豆汁下地が要るんですね。
で、大豆粉を取り出しました。……準備がいいなと自分でも思いますが。以前に染料を扱っているお店に行った時、大豆粉が目に付いて「あったら綿を染める大豆から作らなくて済んで楽かな」と買っておいたのでした。

そうして、レースを豆汁でつけこみました。「……つけこんだ後干さなくちゃいけないのか……」というわけで干し、、、一日でいっぺんに片付くかと思いきや、連休中に染めまでは到底辿り着かなかったのでした。

21,22は予定があって出かけていたので、ようやくコーヒー染めに辿り着けたのは、7/28でした。
出がらしを煮出して、一番液と二番液を取り、湯通ししたレースを煮染めしました。その後みょうばん媒染を行い、再度染料で煮染め。
干したものが以下のものです。
img214_07280001.jpg
思ったより、色が出ました。


参考にした本
『草木染―四季の自然を染める』


我が家の最大の鍋は8Lなので(これにしたところで染めのために購入したのですが。それまで我が家の最大鍋は3Lでした)、本来もっと大量の染料液で染めるべきところ、ぎりぎりの量で染めました。おそらく一番液と二番液を足しても7Lなかったんじゃないかと思います。

参考用語
か行:豆汁
な行:煮染め
ま行:みょうばん媒染

(2008/5/6修正)

羽織地で裂き織りバッグ 2

 2007-07-25
雑に織ったのかと言われた、羽織地の模様の線に平行に切ったものを緯糸に使った布地36cm×30cmの布地で、ミニバッグを作りました。
裏地は、これも羽織の裏地だった生地です。
img213_07250001.jpg

持ち手は持ち手として売っていたやつ。中はマグネットボタンで中央を一箇所止められるようになってます。

参考用語
や行:緯糸

コットンスピナー

 2007-07-24
7/21に、葛西臨海水族園に行ってきました。
小さきものは可愛らしく。とりわけペンギンが可愛らしくなごんでまいりました。

そんな中、目を引いた存在が。
img212_07210024.jpg
この写真の奥の黒いのです。
ナマコ属クロナマコ科のこれは、お名前を「コットンスピナー」と言うんだそうです。……何故そんな名前?
ナマコにはキュビエ器官とやらを白い糸状に吐き出して敵を攻撃する種があるそうですが、それなんでしょうか?

レインボー染めしたメリノを紡ぐ

 2007-07-19
六月~七月に、主に昼休みにスピンドルで紡いだものです。
img209_07190004.jpg
img210_07190003.jpg

紡いだ道具
アシュフォード ドロップスピンドル クラッシック
紡いだもの
メリノスライバーをレインボー染めしたもの
紡いだ量
79g
紡げた長さ
361.5m

番手は4.58番手。ん?思ったより太い、かな?
非常にカラフルです。この色合いは……アシュフォード社の本を思い浮かべるなあ……。
会社で紡いでいる時、近くの席の人に絶句され「……これ、どういったものになるの?たてとよこに使ったら補色で、遠めで見たら黒く見えない?」と心配されました。えーと経糸は黒糸一色とかにするつもりなので、ちゃんとグラデーションで緯糸が出ると期待しているのですが……。
それ以前に、玉にしたら、グラデーションの玉が出来るのではないかと思って、それも楽しみです。

参考用語
さ行:スピンドル、スライバー
た行:経糸
は行:番手
ま行:メリノ
や行:緯糸

レインボー染めした青いところを紡ぐ

 2007-07-19
六月頃に、主に会社の昼休みに紡いでいたものです。
レインボー染めしたメリノで、初めに手に取った部分がたまたま青いところで、そこを紡いでいたら美しくて気持ちよかったので、しばらくそのまま青っぽいところだけ拾って紡いでいました。
img211_07190009.jpg

紡いだ道具
堅木スピンドル
紡いだもの
メリノスライバーをレインボー染めしたもののうち青っぽいところ
紡いだ量
15g
紡げた長さ
95.25m

6.35番手、ですね。撚りはまあまあ……じゃないかと思います。甘撚りになったところはほとんどないようです。

参考用語
あ行:甘撚り
さ行:スピンドル、スライバー
は行:番手
ま行:メリノ
や行:撚り

羽織地で裂き織りバッグ 1

 2007-07-17
まず、76cm×30cmの布地で、ショルダーバッグを作りました。
裏地は、羽織の裏地だった生地です。
img207_07160001.jpg
遠目には麻っぽいですね。

ところどころ白いのは打ち込んだ時に裏が見えてしまった部分です。柄のようでいい、ということで……。
緯糸がぽつぽつと出ているのも、柄ということで……。
経糸は時々赤を入れてあるのですが、さほど目立ちませんでした。しかし一応アクセントにはなっているのではないかと。
持ち手の革は、穴を開けて、経糸と同じ糸で縫いました。穴の位置が左右均等でないのは愛嬌ということで……。

どアップ写真も追加しておきます。……今度はボケてますが。
img208_07170001.jpg


参考用語
た行:経糸
や行:緯糸

羽織地で裂き織り

 2007-07-15
伯母が知人の形見分けに羽織をいただいたそうです。
羽織として着るには大分年季が入っているし、とのことで、バッグにして欲しい、しかも友人と二人で使いたいのでバッグ2つになると嬉しい、と注文を受けました。

咲きおりでもいいものをわざわざアジャカで経糸の準備をしたのは、そのとき咲きおりを使っていたせいだった筈なので、整経をしたのは、昨年中だった気がします。
綜絖通しと、緯糸準備(布地を切る)のが面倒で長々とかかってしまいました。織り始めれば裂き織りなだけに、進みは早いんですけどね……。
先週末からスパートをかけ、一気に織り上げました。

緯糸に使用した羽織地は、
img206_07150001.jpg
こういう縦縞のものでした。
裁つ前に母は「縞に平行に切るのがいいわよ」と主張していました。
その方が確かに長さはとれるのですが、縞に直角の方が柄的に無難なんじゃないかなあ?と思って、そのように布を裁って緯糸を準備し、織りました。
img204_07140002.jpg
で、こんな布地になりました。バッグ用のものが2枚とおまけで小さいのが1枚出来ました。

何を考えて整経したのか、それだけあってもまだ経糸が残っていました。そしてまた羽織地も襟の部分などがまだ残っていました。しかし襟の部分は長細いので、縞に直角に裁つのは厳しい……。というわけで、縞に平行に裁ち、織ってみました。その結果
img205_07140003.jpg
こんな布地になりました。
ところで、母に「これまでの部分と違うのわかる?」と訊いてみたところ。
「あら、本当だわ、違うわ。……雑に織った?」
と言われました。
雑……貴方のリクエスト通り、縞に平行に切ったものを緯糸にしただけなのですが……。


仕上がりサイズ
76cm×30cm + 73cm×30cm + 32×30cm + 36×30cm の四枚。
経糸総本数
128本(両脇を2本ずつ丸羽にしたので+4本)
整経長
220cm
通し幅
32cm
筬目
4目/cm 片羽
使用した糸
経糸 アナンダ染色綿糸 100g550mのもの、薄茶と赤
緯糸 羽織の表地を7mm幅を目安に切ったもの。一着分ほとんど使いきりました。
使用織り機
アジャカ4枚綜絖織り機
綜絖枚数
4枚
作成期間
2006/12位~2007/7
参考書籍
『すぐ使いたい裂織りバッグ』


参考用語
あ行:筬目
か行:片羽
さ行:裂き織り、整経、綜絖
た行:経糸、通し幅
ま行:丸羽
や行:緯糸

組紐のよう?

 2007-07-10
先日、出先で待ち時間に、レインボー染めしたメリノをスピンドルで紡いでいました。
そこにやってきた顔見知りのお医者さんが言いました。
「それ、組紐屋の竜みたいだね。パチンコ必殺仕事人の」
せ、せんせい、それ別にパチンコじゃなくても……。

参考用語
さ行:スピンドル
ま行:メリノ

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫