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スピンドルでロムニーを紡ぐ

 2006-09-30
昼休みにスピンドルで紡いだ成果、第二弾。
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紡いだ道具
アシュフォード ドロップスピンドル クラッシック
紡いだもの
ロムニー スライバー
紡いだ量
40g
紡げた長さ
119.25m

番手は2.98程度?
アシュフォードのスピンドルはちょっと重めなので、そのせいでちょっと太めなのかな??単にその時の私の調子でしょうか……。

参考用語
さ行:スピンドル、スライバー
は行:番手
ら行:ロムニー

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ロムニーを回転比11:1で紡ぐ

 2006-09-30
一晩25gずつ。で、今晩は11:1に挑戦です。
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紡ぎ機
アシュフォード ジョイ
回転比
11:1
紡いだもの
ロムニー スライバー
紡いだ量
25g
紡げた長さ
120m
紡ぎ方
セミ梳毛糸。

4.8番手。おお、目標値にかなり近付いてまいりました!!
……撚りはやはり強いですが。

ところで、「でもこの細さなら、前に教室で紡いだミントなメリノの方が細いかも?」と、既に玉巻き機で玉にしてあったのにかせくり機に巻き直して番手を計算してみました(苦笑)。4.99番手でした。おお、目標値! しかも撚りもいい感じ。……メリノだからでしょうか。紡ぎ機が違うから??

参考用語
か行:かせくり機
さ行:スライバー、セミ梳毛糸、
た行:玉巻き機
は行:番手
ま行:メリノ
や行:撚り
ら行:ロムニー

ロムニーを回転比14:1で紡ぐ

 2006-09-29
JOYでセミ梳毛糸の復習を続けておりましたが、ボビンがいっぱいになりましたので、次に進みました。

今度は、回転比を変えて紡いでみようと思って、ちょうどロムニーが約100g残っていたので、25g位ずつに分けました。
img101_09300001.jpg


紡ぎ機
アシュフォード ジョイ
回転比
14:1
紡いだもの
ロムニー スライバー
紡いだ量
26g
紡げた長さ
82.5m
紡ぎ方
セミ梳毛糸。アナンダさんに最初にやった、テーブルにスライバーを全量のせて紡ぐやり方。

番手が……3.17位ですよね。何故回転比が高いのに、大して細くならない?……と思ったのですが。
考えてみたら、テーブルに置いて紡ぐやり方だったせいかもしれません。これだと太さの調整がそんなに思うようにならない……かも。

あと、紡いでいると感じないのですが、ボビンからはずすと「……撚り強め?」という感じになっちゃいます。うーん……。JOYの特性?JOYに慣れれば何とかなるでしょうか。

ちなみに、近頃、番手計算にとりつかれておりまして。
夏の講習会辺りまでのやつは、遡って番手計算をしてみました……。
概ねセミ梳毛糸は3番手強、紡毛糸は初めのうち2番手強、そのうち3番手弱。
スピンドルだと4番手弱、という感じでした。

『ホームスパンテクニック』に、「手紡ぎでもかなりの細さまで紡ぐことは可能だが、手紡ぎならではのふくらみや質感を得るためには、ある程度の太さが必要」と有難いことが書いてあるのですが、そう言いながら、この著者は服地・マフラーは5~6番手、シャツ地・二重織りのショールやマフラーは8~10番手に紡ぐそうです。……それ太いんですか……?

そういうわけで、とりあえず5番手を目指したいと思います。

参考用語
か行:回転比
さ行:スピンドル、スライバー、セミ梳毛糸
は行:番手、ボビン
や行:撚り
ら行:ロムニー

桜で染めた原毛をスピンドルで紡ぐ

 2006-09-28
アナンダさんのスピンドル講習会に行ってから紡ぎづいてまして。会社で昼休みにせっせとスピンドルで紡いでいます。
スピンドル講習会で残ったロムニーも紡いでいますが、思い立って桜で染めた原毛も紡いでみました。確かこれはメリノ。
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メリノは紡いでいてもやわらかさを感じますね。というかメリノのあとロムニーに戻ったらロムニーがかたく感じました。
しかし何分にも自分で洗い、染め、カーディングしたものなので、毛の状態が……多分かんばしくなく、どうにも一律に紡げません。

測ってみたところ、50.5周×1.5mで、約75.75m。20gですので、3.79番手位?でしょうか……。


参考用語
か行:カーディング
さ行:スピンドル
は行:番手
ま行:メリノ
ら行:ロムニー

第6回東京スピニングパーティー

 2006-09-27
今年も行ってきました、東京スピニングパーティー。
今年はワークショップやレクチャーにさほど心惹かれるものがなかったので、何も申し込まず、9/22の金曜日一日だけ行って来ました。
……それでもわざわざ休みをとって平日に行ったのは、一日で足りなかった場合次の日も行けるように、でした(笑)。まあ、結局土曜日は行かなかったわけですが。

去年は、ワークショップやレクチャーに色々でまくった結果、あまり買い物をしなかったのですが、今回は何しろメインが買い物。
「手は二個しかないんだから!」と3個目のスピンドルを買うのは我慢し、「原毛、3箱位あるんだから!」と原毛は……、スピンハウスポンタさんの「イギリス羊毛12種セット」のみにしましたが、糸は……5箱位持っていそうにもかかわらず、やっぱり買ってしまいました。
恵糸やさんでカシミヤ(これはしかし最初から買う気でした。去年セットで買って織ったのがよかったので、今年は自分のを織ろうかと思って……って、今確認したら去年購入したのはシルクカシミヤでした。おっと。今年はカシミヤ100%のマフラーか。
あとは手織り工房タリフさんで、タータンチェックのマフラーセット。なんかチェックはやっぱり好きで。チェックのマフラーといえば定番ですがちょうど今手持ちがないので、自分で織ってみるのもいいかなと思った……のですが、サンプルに触ってみたところ少し固めだったので、どうしようかなと思ってました。帰宅後、戦利品を母に見せていたところ「これスカートとかベストにいいんじゃない?」と言われ、成程と思ったので服地にするつもりです。確か量が足りなければ後で注文もできるとのことでしたし。
それから、アナンダの夏の講習会でご一緒した方とばったり会って「ここの糸良心的な値段でいいわよー」と勧められたのでつい買ってしまった、西銘通商さんのシルクウール2/24。……いえ、最近紡いだものを緯糸に織る場合の経糸にいいかなって……。

一応糸はこれだけで自制しました。

あと、スピンハウスポンタさんで木枠(織る方ではなく糸を巻く方の)を売っていたので、中古を二個ばかり購入しました。ニディノディを購入してからさほど必要ではなくなっているのですが、やはり絹を巻くには欲しいですし。

今年は晴海埠頭客船ターミナルホールでの開催でした。全部同じフロアでの開催で、その辺去年よりよかったように思いました。あと、東京駅から路線バスで行けて、便が良い辺りもよかったです。(去年の会場も路線バスで……行けなくはなかったと思いますが)

参考用語
か行:木枠、原毛
さ行:スピンドル
た行:タータンチェック、経糸
な行:ニディノディ
や行:緯糸

アナンダ スピンドル講習会

 2006-09-24
2006/9/18に、アナンダさんのスピンドル講習会に参加してきました。10時から15時まで(昼休み1時間)の4時間講習で、ロムニーのスライバーで練習、色々なものの試し、双糸作成を実施しました。
「色々なもの」は、ゴットランド少々、スカンジナビア少々、あと麻(多分、リネンスライバー)。ゴットランドはつむぎやすく、スカンジナビアはつむぎやすくもなかった気がするけど、何か好きでした。麻はちと難しかったです。するする抜けていっちゃって。
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紡ぎ機で紡ぐより……、なんか繊細な糸が出来ました。撚りもかかりすぎないですね。というか、今までスピンドルでやってたものはむしろ撚りが足りないような気がしていたので、今回は少し多めにかけてみました。

ちなみに4時間講習だったのに、双糸にするのに時間がかかり(細い糸になってしまったので、長さがあったようです)4時までやってしまいました。すみません、アナンダ吉祥寺店の方々……。


以下、2006/09/28追記。
思い立って、長さと重さをはかってみました。といっても、長さの方はかせの一周を1.5mとして、何周あるか数えただけですが。
25周×1.5mで約37.5m。重さは19gで双糸なので、2/3.95番手?…………かなあ??

参考用語
か行:ゴットランド
さ行:スカンジナビア、スピンドル、スライバー、双糸
は行:番手
ら行:ロムニー
や行:撚り

『羊毛のしごと』

 2006-09-17
羊毛のしごと羊毛のしごと
緒方 伶香

主婦の友社 2006-09-01
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本屋さんで見掛けてパラパラ見た時「あら、ブレーキベルトの調整まで載ってる。詳しいわ、買いだわ」と思って、うきうき購入しました。
家でじっくり読んでいたら「ん?」と思いました。
なぁんだか、紡ぎの方法がアナンダさんの夏の講習会で習ったのとすっごく似ている……。で、著者略歴を見てみたら案の定アナンダさんのスタッフさんでした。
講習会で教わったことを忘れたらこの本を見れば思い出せます!!

……ところで、セミ梳毛糸を紡ぐ時の左手の位置が既に記憶にあるものと違います。私の記憶違いなのでしょうか……。

ちなみに、紡ぎ部分がとても気に入ったので、紡ぎの本としてエントリーしましたが、実際には、羊毛の本なので、フエルト、紡ぎ、染め、編み、織る……について掲載されています。

参考用語
さ行:セミ梳毛糸

レノレースに挑戦

 2006-09-11
夏期講習でご一緒した方が「羊工房masako」さんに連れて行ってくださいました。
染めて紡いだ糸でのサンプル作品を色々見せていただいたり、
勿論糸も見せていただいたり、
紡ぎの実演をしていただいたり、
ダブルドライブとシングルドライブの差を説明していただいたり。
ほかにも色々お話して、実りが多かったです。

なかでも、私が『アッシュフォードの綜絖 おさ式織物の本』を読んで「……どうなっているのかさっぱりわからない……」と思っていたレノレースの実物を見られたのが実りあったことでしょうか。
本の通り一つ一つやっていけばわかるとのことだったので、ついやってみる気になり、こちらで作成したものと同じ糸を購入して参りました。……で、早速織り始めていたり。
ええと、確かに、慎重に読み進めれば、やり方はわかりました。ただ、私が使っている織り機がアッシュフォードではないこともあり、一つ一つやるというよりは、2,3個手順を読んでから、実践するのが肝要のようです。
そして、この織り方は基本的には咲きおりではできないことがよくわかりました。まあ、「本に書いてある通りにはできない」という話で、全く出来ないわけではありませんが(実際、今咲きおりでやっています)。今試している方法であれば、木枠ででもやれるはずです。

ところで人様の作品とかに触れると大抵思うことではありますが、今回も「やっぱりどんどん作らなくちゃ」という気になりました(それで帰ってくるなり、レノレースの経糸はったわけですが……)。
最初は失敗して当然位のつもりでやらないと、何事も進歩がないですね。
そういうわけで、「……こんなに妙なものばかり紡いでもマフラー位しか織れない……」と紡ぐことに消極的だったのですが「マフラーやショールや毛布が沢山できてもいい、どんどん紡げ」という気にもなりました。……まだ紡いではいませんが……。

参考用語
さ行:シングルドライブ
た行:経糸、ダブルドライブ
ら行:レノレース

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