Favicon
2006-04-30
TOP PAGEにFaviconをつけてみました。さしあたっては織物の基礎・平織りの組織図で。
はい、チェッカーフラグでも千葉ロッテマリーンズの旗でもないです(笑)。一応平織りの組織図のつもりで書きました(^^;。
- 参考用語
- さ行:組織図
は行:平織り
(以下、2017/6/14注釈)
旧・がらくた織物工房の話で、fc2の話ではありません。fc2はfc2のFaviconがついていますからねえ。
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大変今更ながら
2006-04-14
一つの記事を複数のカテゴリに登録できることがわかったので、サブカテゴリの記事を親カテゴリにも登録したり、「教室でやったもの」というカテゴリを作成して、各作品群で手紡ぎ・手織り教室で実施したものをそこにも登録してみたりしました。そうすると、教室関連の記事をまとめて、とか、織ったものをサンプルでも作品でもまとめて、とかで見られて便利かなと。
# 登録というか正確には関連付け。
ついでに英語の用語はひとまず「英用語」というサブカテゴリにまとめてみました。「ABC」「DEF」……で分けるほど沢山、用語が出ないかも、とも思って。
『アッシュフォードの綜絖 おさ式織物の本』
2006-04-10
アッシュフォードの 綜絖 おさ式織物の本 ロウィーナ・ハート 2002年5月 日本語版発行 |
ISBNコードはあるのですが、Amazonでは見つけられませんでした。
私はユザワヤで購入しましたが、アナンダさんでも取り扱っておられます。
中級、に、位置づけてみたものの、織り方としては別に難しいわけではありません。平織りですし。ただ、全くの初心者の人がこの本だけを見て織れるかというと疑問を感じるので(後述しますが、訳の問題だけなのかもしれませんが)、一応カテゴリ=入門書的にはしないでおきます。
# レノレースは平織りでなく、ちょっと特殊な織り方です。
この本を店頭で見かけた時、作ってみたい作品(クローク)が載っていたにもかかわらず、買おうとは思いませんでした。
織りとしては平織りばかりで、まあ本がなくても織れるし、と思ったのと、あまり私が興味を持っていないタペストリー作成がメインに思えたこと、そして何より日本語訳が「………………」だったのが原因です。
だってまずタイトル。上述通り、三行になっていて、「綜絖」だけが大きな字なんですよ。これでは「アッシュフォードの綜絖――おさ式織物の本」としか思えません。綜絖の本……。そしておさ式織物って何?
「……多分、綜絖筬式織物の本って言いたくて、きっと原題はリジットヘドルなんちゃらだったりするのでは……」と思っていたら。
案の定原題は『The Ashford Book Rigid Heddle Weaving』でした。
なのに中では、一々綜絖筬とか書いてなくて「リジットヘドル」って書いてあるんですよ。だったら表紙もリジットヘドルにすればいいのに……。
# ちなみにRigid Heddleは日本では「リジットヘドル」か「筬綜
# 絖」と訳してあるものが多いと思われます。
それに題名は「アッシュフォード」なのに、内表紙ほか本文では「アシュフォード」だったり、バタフライを一々「蝶」と訳してあったり(私は、バタフライとよんでいるものしか見たことがないですが、「蝶」と言っている例もあるのでしょうか?)、説明文中には2/8番手と書いてあるのに、糸の説明では8/2番手と書いてあったり(どっちなんでしょう)。
普通に見直しをしたとすら思えませんが、更に織りに詳しい人がチェックしたとも思えません。織りを知らない英語が堪能な人が訳したのなら、最後に織りに詳しい人がチェックすべきだと思うのですが。
さて、そんな事情で買ってなかったこの本ですが、第五回東京スピニングパーティーで著者であるロウィーナさんの「タピストリーウィービング」に参加して、タペストリーもまあ面白いかと思ったことと、これも縁かと思ったことから、購入しました。
日本の本とは大分趣が違うという意味で、面白いとは思います。やたらカラフルですし。
- 本の中で使用している織り機
- アシュフォード リジッドヘドル機
- 作っているもの
- カラフルなスカーフ
- タペストリーを作る方法でコースターとクッション
- ウールフリース(羊毛の毛束)を用いたラグ
- 原毛をところどころ緯糸に使ったクッション
- クローク
- 織った後に絞りをしたランチョンマット
- 絹のスカーフ
- 色々な素材を緯糸に
- ハンドタオル
- レノレースのスカーフ
- カラフルなスカーフ
ところで先日、店頭でこの本を見かけましたところ、表紙のタイトルが変わっていました。原題のままにして、副題として日本語の題名をつけたようです。……タイトルがあまりにもあまりだと思い直したのでしょうか。
なので、中身も直っているのかしらと確認したところ、相変わらずアシュフォードだったりアッシュフォードだったりしていたし、蝶だし、8/2だか2/8だか不明でした。
で、さんざん文句を言ったのですが、とりあえず海外の織りの本が日本語訳されたという意味で、意義がある本だとは思っています。
- 参考用語
- あ行:筬
か行:原毛
さ行:絞り、綜絖
は行:バタフライ、番手、平織り、フリース
や行:緯糸
ら行:リジットヘドル、リジットヘドル機、レノレース
『プレーンウィービング―平織りであなただけのすてきな布を』
2006-04-10
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プレーンウィービングとはつまり平織りのこと。したがって、この本は二枚綜絖又はリジットヘドル機で織れるものばかりが載っています。
「……平織りだしー」と初め、買うのを躊躇していたのですが、心惹かれる作品が載っているので、結局買ってしまいました。
- 本の中で使用している織り機
- アヴリル 卓上織り機(リジットヘドル機です)
- 本の内容
- イメージを形にし、スワッチ(小さな織り地)を作る
- 平織り+レース織り(からみ織り)
- オープンワーク
- スペース織り
- 色糸の配色で模様を作る
- 色々な素材(モヘア・ループ糸・ネップ糸・素材ミックス・和紙・原毛や真綿・枝)
- ブロケード
- 綴れ織りの技法で
- イメージを形にし、スワッチ(小さな織り地)を作る
私が心惹かれたのは綴れ織りの技法で織ったものです。「あ、これって綴れ織りなんだー」と驚いたような綴れ織り技法の使い方でした。ああ、織りたい。
オープンワークにも心惹かれます。……双方には共通点があって、自分の好みが見えたような気がしました……。
さて、この本と一部内容が重なるものが、NHK『おしゃれ工房』2003年1月号に掲載されています。
が、イメージを形にするとか、スワッチを作る点において、どうも『おしゃれ工房』の方が詳しく書いてあるような気がします。(そういうわけで、その号のおしゃれ工房も買ってしまった私でした……)
- 参考用語
- あ行:オープンワーク
か行:からみ織り、原毛
さ行:スペース織り(→空き羽)、綜絖
た行:綴れ織り
は行:平織り、ブロケード
ま行:真綿
ら行:リジットヘドル機
『紐を織る』という本のこと
2006-04-09
『織ってつくろう編んでつくろう』でも書きましたが、私は昔から織物に興味があった人で、学生時代に大学の図書館でカードウィービングの本を見つけて借りて織ってみたりしていたものでした。さっきふと「その時の本ってどんな本だったっけ……」と記憶に残るタイトルで検索してみたら。
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うわあ、びっくり。ヤマナシ・ヘムスロイドの山梨 幹子さんの本だったんですね!
いやあ、だからどうっていうんじゃないんですけど。
山梨さんの本だったら現在『木枠で手織り―スウェーデンスタイルで始めましょう』を持っていますが、学生時代にその著書にお目にかかっていたとは全然気が付いていませんでした。
ちなみに、バンドウィービングやカードウィービングをしてみたい方にはとてもオススメの本であったと記憶しますが……どうやら今は販売されていない様子??
- 参考用語
- か行:カードウィービング
は行:バンドウィービング