クロバー咲きおり
2005-05-21

- 最大織り幅
- 40cm(60cmもある)
- 経糸の最大長さ
- 約4m
- 綜絖種類
- 40cm……20羽、30羽(標準)、40羽、50羽
- 60cm……30羽、40羽、50羽
- 60cm……30羽、40羽、50羽
- 特徴
- 整経が織り機ででき、整経しながら経糸張りができる。
- 経糸ははめるだけ!(通さない)
- 経糸ははめるだけ!(通さない)
- 咲きおりについて詳しい書籍
- 『生活実用シリーズ 簡単手づくり 裂き織り小物』
『手織り入門―いろいろな織り方がわかる12のレッスン』
『はじめての手織り』
※ 以上のデータは、2005年2月現在のものです。
※ 羽というのは10cmに何本はれるかになります。30羽だったら3目/cmです。
実は咲きおりについては発売当初から「画期的だわ」と注目していました。多くの卓上織り機は何となく似た感じですが、これは一味違ったので。
その後、使った人から感想を聞いても、一様によい評判しか聞きませんでした。そういうわけで「卓上織り機なら咲きおり40cm」と思っていました。
# ちなみに60cmによい評判をきかないのは、60cmもあると、
# プラスティックなだけにたわむ、のが原因のようです。
というわけで2005年5月、「咲きおり」40cmを入手しました。
使ってみた感想。
「やっぱり画期的」。
整経と経糸通しがまとめてでき、しかも経糸は通すではなく「はめる」。
# それがゆえに咲きおりでは「途中で経糸の
# 通し方をかえる」という大技が使えます。
経糸の準備が大変に楽でした。
織るのもとても楽しかったです。
- 参考用語
- さ行:整経、綜絖
- た行:経糸
- は行:羽
- た行:経糸
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咲きおりで裂き織り
2005-05-21
クロバーの咲きおりを購入したので試しに織ってみました。- 使用した糸
- 経糸:たて糸5号
- 緯糸:父が大昔に山に行く時に着ていたらしい厚地のシャツ(をカッターで1.5cm幅位に切ったもの)
- 緯糸:父が大昔に山に行く時に着ていたらしい厚地のシャツ(をカッターで1.5cm幅位に切ったもの)
- 筬目
- 3/cm
- 使用織り機
- クロバー 咲きおり
- 作成期間
- 2005/5/21

これで何を作ろうか考えていたのですが、半端なサイズだったため、ほどき(?)ました。
実は、この前にもアジャカ4枚綜絖で同じシャツを緯糸にして、ペニーロービングを啓翁桜の鉄媒染して染めたものを経糸に裂き織りをしていました。が、この丈夫なシャツの緯糸に負けてしまったため、こちらもほどいたのでした。
両方合わせるとそれなりの量の緯糸が残っています。……後でこの緯糸はまた再利用することにします。
- 参考用語
- あ行:筬、筬目
- さ行:裂き織り
- た行:経糸、鉄媒染
- や行:緯糸
- さ行:裂き織り
カラスノエンドウ染め
2005-05-08
家の近くにカラスノエンドウが山のようにあったので「これで染めてみたい」と思い、ばっさばっさと800g程収穫してきました。400gを5Lの水で抽出する、を二回やって、合わせて7.7L程の染料液を作りました。
- 染めた糸
- ペニーロービング 1/6.5番手 生成り
- 媒染
- みょうばん媒染
- 参考にした本
- 『ハンドウィービング―手織りの実習』
- 『草木染―四季の自然を染める』
- 『草木染―四季の自然を染める』

左は染めていない糸、右が染めたもの。うっすら黄色っぽい色?
- 参考用語
- は行:媒染、番手
- ま行:みょうばん媒染
- ま行:みょうばん媒染
赤い楓の葉の原毛染め
2005-05-08
去年、赤い楓の葉っぱをくれた知人が今年も赤い楓の葉を送ってくれました。5/1頃に染料液は抽出してみたものの、量が少なめでその分の糸を用意するのが大変だったので、今回はちょうど洗ったところだった原毛を染めてみました。- 媒染剤
- みょうばん。ウールなので助剤に酒石英を使用。
- 参考書籍
- 『染める紡ぐ織る』

まるで原毛の赤ワイン漬けのようですが、原毛の赤い楓の染料液漬けです。大変に染まりそうな感じですが、結果は……。

左側が染めていない原毛、右側が染めたもの。……微妙に茶色には染まっていますが。
- 参考用語
- か行:原毛
- さ行:酒石英、助剤
- は行:媒染
- ま行:みょうばん媒染
- さ行:酒石英、助剤