【教室】ネクタイの裂き織りバッグ
2004-09-02
父からもらった古いネクタイが何本もあったので、裂き織りをして、小さいバッグを作ろうと思いました。経糸を何にしたらいいかと先生に相談したところ、鉄媒染した絹糸がいいのではないかと言われました。そこで、その時ちょうど染料をとってあった啓翁桜を、鉄媒染で染めました。→啓翁桜で染めた絹糸
- 仕上がり予定寸法
- 25cm×42cm
- 経糸総本数
- 108本
- 整経長
- 42+4+70=約120cm
- 通し幅
- 27cm
- 筬目
- 4目/cmの片羽
- 使用した糸
- 経糸:ペニーロービング1/6番手 啓翁桜で染めたもの(鉄媒染)、緯糸:ネクタイ9本+手持ちの赤いラメ入りの糸
- 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 綜絖枚数
- 2枚
- 作成期間
- 2004/2頃~6/12
- 参考書籍
- 『すぐ使いたい裂織りバッグ』
当初、ネクタイは4本位で足りるのではないかと言われたのですが、4本分織ってもまだ経糸が半分位残っていたため、また5本ほど切って織り続けました。こちらは少し残ったので、実質はネクタイ8本分位だと思われます。
そして出来上がってみたら、布のサイズは何故か26.5×75cmでした。……昔から織り残し分を70cmで計算していたのですが、もう少し少なくして大丈夫のようです。

予想外に大きくなってしまった布地。切り捨てるのも勿体無いので、当初の予定と使う方向を変えてバッグを作りました。
持ち手は革で、肩からかけられる長さにしました。


予定とは全然違うわけですが、意外に使い勝手のいいサイズのバッグが出来上がりました。
講師養成講座終了作品になりました。
- 参考用語
- あ行:筬、筬目
- か行:片羽
- さ行:裂き織り、整経、整経長、綜絖
- た行:経糸、鉄媒染、通し幅
- は行:媒染、番手
- や行:緯糸
- か行:片羽
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