【教室】袋織りのきんちゃく
2004-09-04
二重織りとピックアップのサンプルをやったので、それらの技法で何かを織りましょうと言われました。大方のピックアップをやるだろうという予想を裏切り、袋織りをした天邪鬼な私。いや、袋織りは二重織りの応用ですけどね。しかし、袋織りでかつスペース織りにしたので、けっこう経糸の張り方には気を遣ったし、織る時もいくらかは苦労したのでした。
- 仕上がり予定寸法
- 40×40cm
- 経糸総本数
- 30×6+9+10=199本
- 整経長
- 1m
- 通し幅
- 40cm
- 筬目
- 5目/cm 両脇一部丸羽
- 使用した糸(経糸緯糸とも)
- 綿10/6のH13とH11の2色
- 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 綜絖枚数
- 4枚
- 作成期間
- 2004/7/18~2004/9頃
- 参考書籍
- 『ハンドウィービング―手織りの実習』
『組ひもで作るアクセサリーと小物―組ひもディスクと組ひもプレートで簡単&スピーディー』←紐作成に参考にしました

上下はマクラメのようなことをし、紐は手ごろな紐がなかったので、組みひもプレートで組紐に初挑戦しました。
※ 組ひもプレート……ハマナカで出している組ひもづくりツールの一つ。
ところで本当はバスケットボールいれを作るつもりだったのですが(そのために色合いもユニフォームと合わせたのですが)。
到底バスケットボールなど入らないサイズに出来上がったので、結局バッシュ入れになっています……。
- 参考用語
- あ行:筬、筬目
- さ行:スペース織り、整経、整経長、綜絖
- た行:経糸、通し幅
- な行:二重織り
- は行:ピックアップ、袋織り
- ま行:丸羽
- や行:緯糸
- さ行:スペース織り、整経、整経長、綜絖
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【教室】二重織りとピックアップのサンプル
2004-09-03
- 経糸総本数
- 76本
- 整経長
- 1m
- 通し幅
- 15cm
- 筬目
- 5目/cm
- 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 綜絖枚数
- 4枚
- 作成期間
- 2004/6~7
- 参考書籍
- 『ハンドウィービング―手織りの実習』
二重織りが出来ると、袋織りもできるし、倍幅も織れます。
ピックアップも出来ます。
というわけで、2004/6~7にかけて、二重織りのサンプル、合わせてピックアップのサンプルを作成しました。

この画像の下の部分、めくっている辺りが二重織り部分、その次の市松模様がピックアップの課題でした。
……でも、先生、ピックアップで市松模様はどうかと思うのですが……(あまり苦労の甲斐がなくないですか、市松だと)。
というわけで自発的にバッテンとかをやってみた後、「よしピックアップのコツをつかんだ!」と豪語して、絵とかもピックアップしてみました。
この絵については……先生は「あれよね、ワンちゃんよね」と言い、母は「イノシシ?」と言いました。
ええ、イノシシです。イノシシですとも!!
ピックアップは、とどのつまり二色のドット絵が描けるようなものなので、図案を考えるのは楽しいです。
楽しんでやっていたし、「コツをつかんだ!」とか豪語していたので、教室中の人から「絶対次はピックアップで作品を作ると思った」と言われましたが……この次の作品は袋織りでした(笑)。
だってピックアップ、すんごく手間かかるんですもの……。好きですけどね、ドット絵(^^;。
- 参考用語
- あ行:筬、筬目
- さ行:整経、整経長、綜絖
- た行:経糸、通し幅
- な行:二重織り
- は行:倍幅、ピックアップ、袋織り
- さ行:整経、整経長、綜絖
【教室】ネクタイの裂き織りバッグ
2004-09-02
父からもらった古いネクタイが何本もあったので、裂き織りをして、小さいバッグを作ろうと思いました。経糸を何にしたらいいかと先生に相談したところ、鉄媒染した絹糸がいいのではないかと言われました。そこで、その時ちょうど染料をとってあった啓翁桜を、鉄媒染で染めました。→啓翁桜で染めた絹糸
- 仕上がり予定寸法
- 25cm×42cm
- 経糸総本数
- 108本
- 整経長
- 42+4+70=約120cm
- 通し幅
- 27cm
- 筬目
- 4目/cmの片羽
- 使用した糸
- 経糸:ペニーロービング1/6番手 啓翁桜で染めたもの(鉄媒染)、緯糸:ネクタイ9本+手持ちの赤いラメ入りの糸
- 使用織り機
- アジャカ4枚綜絖織り機
- 綜絖枚数
- 2枚
- 作成期間
- 2004/2頃~6/12
- 参考書籍
- 『すぐ使いたい裂織りバッグ』
当初、ネクタイは4本位で足りるのではないかと言われたのですが、4本分織ってもまだ経糸が半分位残っていたため、また5本ほど切って織り続けました。こちらは少し残ったので、実質はネクタイ8本分位だと思われます。
そして出来上がってみたら、布のサイズは何故か26.5×75cmでした。……昔から織り残し分を70cmで計算していたのですが、もう少し少なくして大丈夫のようです。

予想外に大きくなってしまった布地。切り捨てるのも勿体無いので、当初の予定と使う方向を変えてバッグを作りました。
持ち手は革で、肩からかけられる長さにしました。


予定とは全然違うわけですが、意外に使い勝手のいいサイズのバッグが出来上がりました。
講師養成講座終了作品になりました。
- 参考用語
- あ行:筬、筬目
- か行:片羽
- さ行:裂き織り、整経、整経長、綜絖
- た行:経糸、鉄媒染、通し幅
- は行:媒染、番手
- や行:緯糸
- か行:片羽