桜で染める
2001-07-14
2001年春に織物教室で草木染めをやりました。草木染めといえば思い出すのは国語の教科書に載っていた桜染め。
その教科書では春前の枝で染めるということでしたが、『染めと織り・布の贈りもの』という本では六月の桜の葉っぱで染めていました。
綺麗だったなあ、と思い、「桜で染めてみたいんだよね」と言ったら、知人がお庭の桜を送ってくれました(^m^)。しかも豪華にもソメイヨシノと八重桜と山桜と三種類でした。
- 採取日
- 2001/7/6
- 染料液抽出日
- 2001/7/8
- 染めた日
- 2001/7/14
- 染めた糸
- ペニーロービング1/6番手生成り、麻25/2番手精練
- 麻を染めた方法
- 中性洗剤→煮染め→みょうばん媒染→煮染め
- 絹を染めた方法
- 中性洗剤→みょうばん媒染→煮染め→のり付け
- 参考にした本
- 『ハンドウィービング―手織りの実習』
- 『草木染―四季の自然を染める』
- 『草木染―四季の自然を染める』
- ソメイヨシノ 葉240g 1番液(水3Lで抽出)
- 水を足して3.5Lにし、絹100gと麻50gを染色
- ソメイヨシノ 葉240g 2番液(水3Lで抽出)
- 5Lにして絹100gと麻50gを染色
- 山桜 葉220g 1番液(水3Lで抽出)
- 染めたものの全然色がつかなかったので、2番液で染め直し
- 山桜 葉220g 2番液(水3Lで抽出)
- 3.5Lにして絹100gを染色
- 八重桜 葉40g 1番液(水1Lで抽出)+2番液(水1Lで抽出)
- 1番液と2番液を合わせて、麻50gを染色
- ソメイヨシノの枝150g+山桜の枝80g+八重桜の枝20g 1番液(水3Lで抽出)
- 5Lにして、絹100gと麻50gを染色
- ソメイヨシノの枝150g+山桜の枝80g+八重桜の枝20g 2番液(水3Lで抽出)
- 5Lにして、絹100gを染色

手前に寝ているのは染める前の絹糸。
一番上が山桜2番液。
真ん中は左からソメイヨシノ2番液、三種混合枝1番液。
下は左からソメイヨシノ1番液、三種混合枝2番液。
ちょっと画面が暗いかなあ。素人が染めてもそれなりにピンクに染まるのですね。

一番上が八重桜の1番液2番液混合液。
真ん中は左からソメイヨシノ2番液、枝1番液。
下は左からソメイヨシノ1番液、染める前の麻糸(精練)です。
ところで、上記は全て玉巻き機のまきまきを使って巻きましたが、普通絹糸は玉にはしないそうです。知らなかったので巻いちゃいましたよ。「よく巻けたね」と言われました……。
- 参考用語
- さ行:精練
- た行:玉巻き機
- な行:煮染め
- は行:媒染、番手
- た行:玉巻き機
(2008/03/13追記)写真が暗かったので今更ながらソフトで修整してみました。
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