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 2020-07-23

りーえ【リーエ】【Rye】
多分ノルウェー語。リーエとはシャギーのことだそう。経糸二本毎に緯糸を絡ませてループを作る手法で、それだけ聞くとノッティングのトルコ結びのような気がする。
参考:『BILLED VEV―矢吹恵子の絵織物バッグ』
(2009/5/2記)
りじっとへどる【リジットヘドル】
筬綜絖。筬綜絖一枚で二枚の綜絖と筬の役目をする。(2005/11/9記)
りじっとへどるばた【リジットヘドル機】
筬綜絖が用いられた織り機。二枚綜絖とほぼ同じものが作成可能。但し、一体なだけに、片羽しかできないため、5目/cmの筬で、一目二本ずつ経糸を入れて、経糸密度10目/cmのものを作るなどということは不可能。(二本引き込みは可能だが)
簡易の卓上織り機は概ねこのリジットヘドル機にあたると思われる。例えば、オリヴィエ、咲きおりなど。
上述の理由で、存在する筬以上に細かい経糸密度のものは作成できない。おそらく5目/cmが限界なのではないか。(2005/10/10記)(2005/11/9修正)
りっぷすまっとおり【リップスマット織】
緯畝織りのこと。経糸を密にして、太い緯糸と細い緯糸を交互に織ると、緯糸がほとんど見えない、畝のある織り地になる。(2009/11/28記)
りばーしぶる・るーろかん【リバーシブル・ルーロカン】
ルーロカンで、表と裏がほぼ同じように織れる織り方。ノルウェーでよく見られる。
参考:『木枠で手織り―スウェーデンスタイルで始めましょう』
(2006/3/6記)
りんじょうせいけい【輪状整経】
カード織りで、ひとまとめに重ねたカードの穴に、穴の数分の糸玉から糸を通しておいてから、整経する方法。その性質上、同じ位置の穴には同じ色の糸が通る(あとで回してずらすことは可能)。
参考:『糸から布へ―編む・もじる・組む・交差する・織る技法』
(20202/07/23記)

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 2020-06-04

ら【羅】
からみ織りによる、網目状に透けた織物。紗は2本ずつの経糸を絡めるが、羅は3本以上がセットとなり左右の経糸に交互に絡み合う。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』

半綜絖を用いて羅を織る方法は、以下のblogに詳しい。
 手織りの楽しみ | 羅の半綜絖の動き方
尚、このblogのこの記事前後の記事に羅の模様の写真がある。とても美しい。組織図もある。
(2006/3/24記)(2008/11/19追記)(2020/06/04追記)
らーぬおり【ラーヌ織り】
フィンランドの織り方で、経糸が見えない位しっかりと緯糸を打ち込む。日本でいう畳み織りと同じ、とあるのできっとマット織りとも同じ。
緯糸の色を一回ごとに変えると、縦縞になる。
縦縞にしたものだけを見ると、ノルウェーでのシャーリングテンネルと同じようにも見える。
参考:『手織り入門―いろいろな織り方がわかる12のレッスン』
(2005/10/20記)(2006/3/29修正)
らのりん【ラノリン】
羊の毛に含まれる脂のこと。化粧品・医薬品・工業用用品として利用されている。(2007/9/30記)
らみー【ラミー】【ramie】
麻の品種の一つ。苧麻(ちょま)。いらくさ科。上布(越後上布など)はこれを細く績んだ糸で織られる。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2008/11/10記)

 2020-06-04

かーだー【カーダー】
ゴムの上に細い針金が並んだ道具。カーディングに用いる。ハンドカーダーやドラムカーダーなどがある。(2005/10/28記)(2006/3/12追記)
かーだーがけ【カーダーがけ】
→カーディング
かーでぃんぐ【カーディング】
毛の方向を揃えて紡ぎ易くしたり、二色以上の原毛を混ぜ合わせたりするために行う作業。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2005/10/28記)
かーどうぃーびんぐ【カードウィービング】
カードに複数の穴を開けてそこに経糸を通したものを複数枚重ね、回転させながら緯糸を入れることで紐状のものを作成する織り。用具が手軽に準備できる辺りがよいと思う。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   『織ってつくろう編んでつくろう』
(2005/11/6記)
かいこう【開口】
経糸が上下してできる、緯糸を通す隙間のこと。ペダルを踏むなどの操作をすると綜絖が下がるものを下開口、上に上がるものを上開口という。日本の織り機は主に下開口で、欧米の織り機は主に上開口。(2014/11/21記)
かいてんひ【回転比】
フライヤープーリー(紡ぎ機によってはボビンプーリー)と糸車の回転の比率のこと。糸車が一周すると、プーリーが何周するかを示す。6:1といったら、ペダルを一回踏んで糸車が一周する間にプーリーは6回転する。14:1といったら、糸車が一周する間にプーリーは14回転する。回転比が多い方が沢山撚りが入るわけなので、細い糸や強撚糸を紡ぐのに向く。逆に小さい方が太い糸や甘撚り糸は紡ぎやすい。
参考:『ホームスパンテクニック』
(2006/10/12記)(2007/11/26追記)
かしみや【カシミヤ】
中国、モンゴル、イランなど寒暑の厳しい山岳地に主に生息する山羊の仲間。厳しい自然環境に適応するため、毛が剛毛の下に産毛といった二重構造になっている。素材として用いるのはその産毛の方で、剛毛と分けたりなどの工程も大変だし、1頭から取れる量はわずかだし……といったことから、大変希少なものとなっている。軽くて、肌触りが良く、暖かい素材。尚、名前はインドのカシミールに由来する。(2007/9/12記)
かすり【絣】
あらかじめ一部をくくって染め残すように染色をした糸を用いて織ることで、柄を織り出す手法。技法としては経絣、緯絣、経緯絣がある。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2005/11/6記)
かせ【かせ】【綛】
道具を用いて、糸を輪状にまとめたもの、かな。織り糸はかせの状態で売られていることが多い。
(2006/3/7記)
かせくりき【かせくり機】
かせになった糸を、玉に巻く時に使うもの。(2006/3/14記)
かせとりぼう【かせとり棒】
かせを作るための道具→ニディノディ(2006/10/07記)
かたは【片羽】
筬の一目に一本の経糸を通すこと。それ以上通すことは混み差しといい、中でも、一目に二本通すことは丸羽という。(2005/10/10記)
かっしゃしき【滑車式】
ろくろ式と同じ原理だが、綜絖と踏み木との間に招木がある。構造上、ろくろ式と違って、3本踏む(あるいは1本踏む)ときの開口がいい(ということだと思われる)。多分、カウンターバランス式のこと。
参考:『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
(2016/06/12記)
かどうしきよこよろけ【可動式緯よろけ】
緯よろけだが、よろけの形状が固定でないもの。特殊な筬を用いたり、フォークなどでよろけさせる。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『手織りの布がある暮らし 贈り物のゆくへ』
(2006/3/23記)
からみおり【からみ織り】
レース織りと言うことも。またもじり織りとも。
経糸を絡めて、そこに緯糸を入れる。経糸が絡むことで、織り地に穴があいたようになる。

二枚綜絖やリジットヘドル機でも作成可能なため、簡易卓上織り機用の書籍では、平織りを彩るためによく使われている技法。
指などを用いて絡ませるほか、半綜絖を用いて絡ませることもある。
絡ませ方によって、紗、羅、絽などができる。
(2005/10/10記)(2005/10/12追記)(2005/10/14追記)(2005/11/9追記)(2009/6/12追記)
かわりおさ【変わり筬】
筬の羽は通常均一の間隔で配列されているが、変わり筬は配列が不均一だったり、波状に凹凸があったりなど、変形である筬のこと。よろけ等を織るのに用いる。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/23記)
かんぜんいしょうず【完全意匠図】
組織図、綜絖の通し方、踏み木の踏み方、タイアップがまとめられた図。織りの設計図。
書き方が載っている書籍:『ハンドウィービング―手織りの実習』
            『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
            『手織り工房 (ハンドクラフトシリーズ 146)』
   『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
(2005/12/3記)(2016/06/12追記)
かんのんしゃ【観音紗】
観音もじりとも。紗(経糸2本を交差させた中に緯糸を一本通す絡み織り)の一種。経糸の絡みが、隣とは反対になっているもの。左の糸が上、右の糸が上…のように交差している2本の経糸の隣は、右の糸が上、左の糸が上…のように交差している。
参考:『手織り工房 (ハンドクラフトシリーズ 146)』
   『手織り大全』
(2020/06/04記)

フィンランド語の用語

 2019-09-04
我が家に唯一あるフィンランド語の本は『LAUTANAUHAT』ですが。
せっかくなので解読するために、単語を調べたらメモることにします!

ちなみに、Google翻訳で調べました。

A
alkuasento
初期位置。alkua=開始らしい。でもsentoは位置じゃないらしい…。開始位置の方が馴染みがいいかな。(2019/9/4記)
alku=開始、asent=姿勢、らしい。コメントいただいので追記。(2019/9/5追記)

K
kude
緯糸(2019/9/4記)
kutojya
織工(weaver)って出てきたが、何故カード織りの「初期位置」の絵の横に書いてあるのか解せない…。織っている人がこの位置にいる、ということだろうか(2019/9/4記)
織り手の位置はそこ、という意味でいいらしい。コメントいただいた(2019/9/5追記)
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 2019-03-24

は【羽】
綜絖の一目を一羽という。綜絖の密度を表すのに、10cmに何羽あるかで「30羽」や「40羽」という風に使うことが多い。(2005/11/2記)
はーふはっく【ハーフハック】
多分、半分がハック織りである織り方ではないかと…。
参考:『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
はーどうぃっく【ハードウィック】
羊の種類。英国羊毛では最古といわれる品種。白髪っぽい毛質。粗毛で、主に敷物用。ケンプ(太くて短い毛)が多い。
参考:『ホームスパンテクニック』
   ポンタさんの羊の手帖
(2008/4/19記)
はーふくらば【ハーフクラバ】
クラバスノールという浮き織りから発展した織り方で、柄糸を同幅で渡して四角を作り、その四角をもとに模様を作る。
参考:『木枠で手織り―スウェーデンスタイルで始めましょう』
(2006/3/6記)
ばいせん【媒染】
染めの時に、薬品によって、染料の色を発色させ、繊維に色を吸着させ、色を落ちにくくさせることをいう。媒染剤としてはアルミ系・錫系・銅系・クロム系・鉄系・アルカリ系がある。家庭で行うにはアルミ系のみょうばん・鉄系の鉄が安心。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/10/14記)(2009/3/14追記)
ばいだーわんどおり【バイダーワンド織り】
Beiderwand。ドイツのシュレスヴィヒホルシュタインと南デンマークで17、18世紀から織られていたテクニックらしい。オランダがインドの植民地であったBidarから習った織り方で、街の名前が名前の由来ではないか、とのこと。経糸は白一色(昔はリネンでその後綿)で、緯糸は柄部分は経糸と同じ白糸。それ以外の緯糸は経糸より太いウールを使用する。
参考:https://www.sites.google.com/site/jwsguild/talks
(2015/08/16記)
ばいはば【倍幅】
二重織りの応用で、片端を輪にすることで、織り地を倍の幅にする織り方。これにより織り機の幅の倍の織り地を作成することが可能。2枚綜絖では不可。(2005/10/19記)
ぱいるおり【パイル織り】
『小学館新選国語辞典第七版』で「パイル」をひくと、第二義が「タオル・ビロードなど、布地の表面に輪奈(わな)やけばを織り出したもの」になっている。タオル・ビロードのほか、絨毯などもパイル織りである。
要するに経糸に何かをからめたりねじったりする織り方、のような気がする。
技法としては、「ハイパイル織り(毛足の長い織り方)」にノッティング、ルーピングなど。「ローパイル織り(毛足の短い織り方)」にスマック、チェイニング、トワイニングなどがある。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/09/29記)(2006/07/26修正)
ばいんでぃんぐふぁいばー【バインディングファイバー】【binding fibers】
羊毛の中の短い繊維。(2016/09/06記)
ばうんどろーずぱす【バウンドローズパス】
斜文織のうちローズパスの通し方で、緯糸の余裕を多くして強く打ち込むことで、複数段(4枚綜絖なら4段)で1段に見せる。4枚綜絖を例とすると、横7列の左右対称のモチーフが横に繋がって現れる(7列と7列の間には1列の空き?ができる)。
(綜絖の枚数×2-1)列の、左右対称のモチーフ、ということを念頭に置けば、自分でも色々な図案を考えることができる。
斜文織なので、本来4枚綜絖以上でしかできない筈だが、木枠やリジットヘドル機で織っている例も見られる(1本ずつすくったり、糸綜絖を作ったりするようだ)。
元々はスウェーデンの織り方で、そちらの名称はブンデンローゼンゴン(Bunden Rosengång)、又はグッバテッケ(Gubbatäcke)。
教室で習っていた時はローズパスと呼ぶ人も多かったが、バウンドローズパスは多分ローズパス(ローゼンゴン)の一種。(強く打ち込んで経糸が見えないものがバウンドローズパスなのではないか)
作品例:バウンドローズパスの作品例1
    バウンドローズパスの作品例2
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』 バウンドローズパスという名称はないが、作例にバウンドローズパス作品がある。
   『STORA VÄVBOKEN』
(2005/10/02記)(2007/12/16修正。ローズパスとして「ろ」のところに記述していたが、正式にはバウンドローズパスのような気がしたため、こちらに移動)(2007/12/20修正)(2008/5/17追記)(2016/06/18追記)
はさみおり【はさみ織り】
⇒添え糸織り(2009/4/22記)
はたくさ【機草】
経糸を男巻きに巻く時、糸と糸が重なり合わないように入れる紙のこと。織り幅よりも広い厚紙など(カレンダーなど)を用いる。巻き取り紙とも言う(⇒巻き取り紙)(2017/5/13記)
ばたふらい【バタフライ】
少量の緯糸を使う時に、杼を使わずに済ませる方法で、手を使って糸をまとめる。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2006/5/8記)
はちすおり【蜂巣織り】
特別組織の一つ。経糸、緯糸の浮きで、蜂の巣のような凹凸が現れる組織。下の2つの参考図書ではそれぞれ組織図が異なる。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/11/6記)(2006/3/24追記)
はっくおり【ハック織り】
浮き織りとも。特別組織の一つ。経糸、緯糸が浮いた模様となって現れる組織。元の英語名は「ハックアバック【Huck-a-Back】」らしい。huckabackを英和辞典で調べると「粗くて丈夫なリンネルまたは木綿のタオル地」(Weblio辞書より)なので、タオルに適した織り方なのだろう。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/11/6記)(2016/06/15追記)
ばっせん【抜染】
染めたものから、後で色を抜くこと。
参考:『インディゴ・ブルー 藍色に染める』
(2006/5/7記)
ばっつ【バッツ】【Bats】
羊毛の状態。日本だとロール(またはシート)と呼ばれていることが多いらしいが英語だとバッツらしい。スカード(洗った羊毛)をドラムカーダーでほぐしたシート状のもの。(2019/3/24記)
はつり【把釣】
→スリット(2005/09/28記)
はなおり【花織】
沖縄の代表的な織物の一つ。浮き織りで細かな模様を織り出すもの。地糸を浮かせて模様とするものと、地糸とは別に絵糸で模様を出すもの、それらを合わせたものがある。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『すぐわかる染め・織りの見分け方』
(2006/3/23記)
はなびらぞめ【花びら染め】
赤系や紫系の花に含まれるアントシアンという色素を、酢で取り出して染めること。アントシアンは熱に弱いため、火はなるべく使わない。もしくは低温で行う。したがって堅牢度には欠ける傾向にある。また、高温にできないためウール染めには向かない。一番向くのは低温でも染まりやすい絹。(2007/03/13記)
はんそうこう【半綜絖】
別名、ふるへ。通常の綜絖の穴の部分まで、つまり約半分の長さしかない綜絖。通常の綜絖の穴を通して別の綜絖の経糸を通す。これにより、経糸を絡ませることが可能になる。絡み織りに用いる。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『手織り工房 (ハンドクラフトシリーズ 146)』
(2009/6/13記)(2011/8/4修正)
ばんて【番手】
糸の太さを表す単位で恒重式(一定の重さに対して、長さがどのくらいあるかを表す)と恒長式(一定の長さに対して、重さがどのくらいあるかを表す)とがある。

恒重式
番手制名素材単位表示法
イギリス式(EC)綿・絹紡糸1番手=1ポンド(453.6g)で840ヤード(768.1m)10/1など、番手/撚糸本数
イギリス式(EC)1番手=1ポンド(453.6g)で300ヤード(274.3m)10/1など、番手/撚糸本数
メートル式・フランス式(MC)1番手=1000gで1000m2/10など、撚糸本数/番手
共通番手すべての素材1番手=1000gで1000m1/10は、撚糸本数によらず、1gで10m

最近は、毛以外でも、メートル番手で書くことも多いらしい。

恒長式
番手制名素材単位表示法
デニール絹・化学繊維1デニール=9000mで1g120D×3など、デニール数×撚糸本数
テックスすべての繊維1テックス=1000mで1g20tex×3など、テックス数×撚糸本数


参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   Wikipediaの糸の項
   【楽天市場】糸のお話
(2005/10/14記)(2007/10/30修正)(2014/03/09修正)
ばんどうぃーびんぐ【バンドウィービング】
その名の通り、バンド(紐)を織ること。小さな筬でも作成できるし、専用の織り機も存在する。(普通の織り機でも勿論作れる)
(2006/5/8記)
はんどかーだー【ハンドカーダー】
カーダーの一つで、手に持って使う。二つで1セット。ゴムの上にくの字に折り曲がった針金が並んでいて、片方のハンドカーダーの針金の上に置いた原毛を、もう一方のハンドカーダーですいていく。
ハンドカーダーの写真
(2006/3/12記)
はんどすぴんどる【ハンドスピンドル】
→スピンドル(2006/4/13記)

 2018-09-16

どうくち【同口】
開口が同じこと。地糸と同じ開口のまま(踏み変えないで)柄糸を入れる場合などに使う言葉。(2006/3/24記)
どうばいせん【銅媒染】
銅を用いて媒染を行うこと。酢酸銅や硫酸銅があるが、家庭で行うには酢酸銅が無難。(2007/12/14記)
どうよくせんしょく【同浴染色】
染色と媒染を、一つの容器で、同時に行うこと。(2007/12/14記)
とおしはば【通し幅】
筬に経糸を通す幅のこと。出来上がり幅+織り縮み分。織り縮み分は、材質によっても違うが、出来上がり幅のおよそ5%位をみる。(2005/09/28記)
どーせっとだうん【ドーセットダウン】
羊の品種の一つ。英国南部のドーセットが原産。ダウン種。弾力性に富んでいる。(2018/9/16記)
どかごんぐ【ドカゴング】
柄糸が織物の表面に浮く織り方で、縦に同じ列を浮かしてできる縦縞模様で柄を出す。浮き織りの一種で、スウェーデン南部の伝統技法の名称。
参考:『木枠で手織り―スウェーデンスタイルで始めましょう』
(2006/3/6記)
とくべつそしき【特別組織】
三原組織でも変化組織でもない組織のこと。蜂巣織り、ハック織り、模紗織り、梨地織り、昼夜織りなどのほか、混合組織も特別組織に入る。(2005/11/6記)
とっぷ【トップ】
原毛の加工状態の一つで、スライバーをコーミング機にかけて、ゴミを取り除いたもの。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2006/09/27記)
とばしおり【とばし織り】
経糸をとばして織る方法。経糸が浮くことになる。「浮き織り」の2番目の説明と合致する??(2009/4/29記)
とびしゃもんおり【飛び斜文織り】
変化斜文織りの一つで、正則斜文から規則的な飛び目を作ることで、斜文線をくずしたもの。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2006/05/07記)
どらいすでーる【ドライスデール】
羊の品種の一つ。白髪っぽい毛で、繊維は非常に太いが、中が中空になっているため、繊維の太さの割には軽い糸ができる。
参考:ポンタさんの羊の手帖
(2007/9/30記)
とらっぴんぐ【トラッピング】【Trapping】
多分ノルウェー語。綴れ織りで、左右の緯糸の引き返す場所を、トラップ(階段)のように段々に変えることで、斜線や曲線を描く。
参考:『BILLED VEV―矢吹恵子の絵織物バッグ』
  『ハンドウィービング―手織りの実習』(トラッピングという名称は出てこない)
(2009/5/2記)
とるこむすび【トルコ結び】
パイルの結び方の技法の一つ。一番一般的に使われる技法。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
   『手織りの布がある暮らし 贈り物のゆくへ』……「いろいろなもじり」として出てくるが、「いろいろな結び」か何かの誤字だと思う……。
(2006/4/16記)
とわいにんぐ【トワイニング】
ローパイル織りの技法の一つ。二本以上の緯糸を、経糸間を上下させながらねじる方法。
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』(2005/09/29記)
とんぼ【トンボ】
組織織りの一つ。4枚綜絖で織れるらしい。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/24記)

 2018-09-16

ろ【絽】
紗と平織りを交互に組み合わせたもの。経糸をからませた中に複数の緯糸を入れるもの(平絽)と、経糸をからませた中には緯糸を一本入れ、平織りを何段か織って、また経糸を絡ませるタイプのもの(ほら絽)とがあるらしい。ゴーズとも言うらしい。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
(2006/3/24記)(2008/3/30追記)
ろうけつぞめ【ろうけつ染め】
ろうで防染して染めを行うもの。ろうの部分が染まらずに残る。(2007/10/1記)
ろーずぱす【ローズパス】
綾織りの綜絖の通し方の一つ。例えば32141234のような通し方。その通し方で織ったもの。スウェーデン語ではローゼンゴン。
参考:『The Handweaver's Pattern Directory』
   『手織り大全』
(2005/10/02記)(2007/12/16修正)(2016/06/18修正)
ろーとんおり【道屯織】
首里織の一つで、経糸を部分的に浮かせて織ったもの。
参考:『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』
   『すぐわかる染め・織りの見わけ方』
(2006/3/24記)
ろーらっぐ【ローラッグ】
カーディングしたものを棒を使ってロール状に巻いたもの。日本語では「篠(しの)」という。
(2007/02/12記)
ろくろ【ろくろ】
滑車のこと。
ろくろしき【ろくろ式】
高機の種類の一つで、開口装置がろくろ装置のものをいう。
ろくろ棒に紐を一回転させ、ひもの両端に綜絖を一枚ずつ吊り下げる。綜絖枠が踏み木と連結していて、片方の踏み木を踏めば片方の綜絖枠はあがるが他方の綜絖は下がる。これによって経糸を開口させる。日本に昔からある織り機は大抵このタイプ。海外の織り機は天秤式が多い。(2005/10/11記)
ろまのふ【ロマノフ】
羊の品種の一つ。ロシアが原産。多産。毛皮用の羊とのこと。(2018/9/16記)
ろむにー【ロムニー】
羊の品種の一つ。その原毛は紡ぎやすくてやわらかい。フエルト状になりやすい。服地やラグに向く。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2006/09/27記)

 2017-09-18

むなぎ【胸木】
織り機の部分。織り機の手前側(織り手側)の一番上のもののこと。経糸は千巻から出て胸木で曲がり、筬と綜絖を通って、間丁で曲がり、男巻きにつながる。(2017/9/17記)
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 2017-09-18

けーぶるおり【ケーブル織り】
経糸を途中で外して交差させることで、編み物の縄編み(ケーブル)のような模様をつける織り方。経糸を途中で外せる咲きおりならではの織り方で、『手織り入門―いろいろな織り方がわかる12のレッスン』の中でそう呼ばれている。
(2006/01/26記)
けーれむ【ケーレム】【Kelim】
多分ノルウェー語。織りの途中で、別糸を経糸に巻きつけたりすること。それだけならコイリングと同じように思えるが詳細は不明。
参考:『BILLED VEV―矢吹恵子の絵織物バッグ』
(2009/5/2記)
けんちょう【間丁】
織り機の部分。織り機の奥側(織り手の反対側)の一番上のもののこと。経糸は千巻から出て胸木で曲がり、筬と綜絖を通って、間丁で曲がり、男巻きにつながる。(2017/9/17記)
げんもう【原毛】
紡ぎに用いる動物の毛。羊毛(ウール)など。(2005/10/12記)
けんろうど【堅牢度】
染めたものが、外部からの刺激により、どれだけ色落ちするかの度合い。日光堅牢度・洗濯堅牢度、など。(2007/12/14記)

 2017-09-16

ぐっばてっけ【グッバテッケ】【Gubbatäcke】
⇒バウンドローズパス(2008/5/17記)
くらっくるおり【クラックル織り】
三枚綜絖の山形斜文織から変化した織り。緯糸は3本の経糸の上に浮くが4本以上浮くことはない。オーバーショットと同様、地織りとして平織りを入れながら織る。
参考:『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
(2016/06/12記)
くりあ【クリア】
アルパカの毛のうち、生後6ヶ月までのベビーアルパカの毛のこと。通常のアルパカの毛より更に細く柔らかくなめらか。「クリア」は元々スペイン語。(2007/12/11記)
ぐりーじー【グリージー】
刈り取ったままの原毛の状態。ゴミや脂がついている。勿論かたまっている。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2005/10/28記)
くりんぷ【クリンプ】
ウール特有のちぢれのこと。これのおかげでウールは空気をためこむことが出来、暖かい。(2006/09/14記)
くるまひ【車杼】
杼の一種。車がついていて、緯糸を巻いた小管(ボビン)を入れて、経糸の間を滑らせて使う。ボートの形をしていることから、ボートシャトルと言う。(2008/5/15記)
ぐれんちぇっく【グレンチェック】
暗色2本明色2本の千鳥格子の繰り返しと、暗色4本明色4本の千鳥格子の繰り返しとで、大きな格子を作ったもの。スコットランドのアーカートのグレン(谷間)で作ったことから、グレナカート・チェックと呼ばれている。グレンチェックはその略称。綾織り。スーツ地などによく使われている。(2008/3/16記)
くろすびーむ【クロスビーム】【cloth beam】
織り上がった布を巻く棒⇒千巻き(2017/9/16記)

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