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14か月ぶりに染める(イヌビユ)

 2022-11-30
今年もベランダのプランターでイヌビユが大きく育ちました。去年は数が多かったんですが、今年はでかいのが2本。
まず、きゅうりのプランターに生えたイヌビユ。なんか、根っこが複雑でしたが多分一本です。
きゅうりのプランターにイヌビユ

こちらは棉のプランターから生えたイヌビユ。
綿のプランターにイヌビユ
そのほかにも小さいのがちょっと生えていましたが、とりあえずそれは置いておいて。

収穫したのがこの量です。316gありました。
収穫したイヌビユ

ところで、1年以上染めをやっていなかったらしく、前回の染めが2021年9月で、染めたのはやはりイヌビユでした(笑)。イヌビユは育っちゃうから秋になると染めねばってなるんですね。去年はその前に玉ねぎの皮でも染めたようですが、今年も玉ねぎの皮もたまっています。近々染めなくては。

さて、二番液までとったら染液が6L位できたので、200g位染められそうだな、と毛糸を200g、玉からかせにして、先媒染しました。
去年は酢酸銅を切らしていてみょうばん媒染したのですが、その後も酢酸銅を買えていないもので、今年もみょうばん媒染をしました。
今年も、前処理・媒染・染色・後処理と、『My草木染め手順書』にしたがって真面目にやりました。

結果、鍋から引き上げるときに、染液がかなり透明だったので「お、被染物に無事色が入った感じ」と思ったら、やっぱりいい感じに色が入ってました。
イヌビユで染めた毛糸
写真ではいまいちですが、色合いは薄い黄色です。薄いレモンイエローかなー。


染めたもの
ハマナカ ホームメイド ピュアウール 中細(40g 190m) 200g
媒染剤
生みょうばん。助剤は酒石英。
参考書籍
作成した『My草木染め手順書』。この手順書のもとになっているのは手持ちの染めの本。


参考用語
か行:かせ
さ行:先媒染、酢酸銅、酒石英、助剤、精錬
た行:たま
ま行:みょうばん媒染
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ウール糸をイヌビユで染める

 2021-09-14
玉ねぎの皮以外にも、染めなくちゃ!と思っていた染材がありました。
これです。
イヌビユプランター
他のプランターに出てきたものを、空いたプランターに移植してまで増やしていたイヌビユです。
プランター二個で10本育ちました。ちなみにほかの雑草も移植していたのですが、最終的に残ったのはイヌビユとカタバミ位でしたね。丈夫ですね。

そうはいっても、雑草プランターには肥料をやらないからか、今年は花が咲きませんでした、イヌビユ。花と言ってもなんか穂みたいなやつですが。あと枯れっぽかったかな…。
ほかの棉のプランターにも小さいのを合わせると3本育っていたため、全部で13本。160gありました。

枯れっぽかったせいか、一番液と二番液をとった染液がいつもより緑ではない気がしました。でも染まりました。
イヌビユで染めた毛糸

被染物は、以前に染め用に買った一玉40gの毛糸を、かせにしておいたもの2かせ。
イヌビユは銅媒染をよくしていましたが酢酸銅を切らしていたので、生みょうばんで先媒染しました。

前処理・媒染・染色・後処理と、『My草木染め手順書』にしたがって真面目にやりました。
や、いつもけっこう不真面目なんです…。前処理を湯通しで済ませたり(今回は、エスポールで精錬しました)、後処理を省いたり(今回は酢酸処理をしました)。

まあよく染まったんじゃないかな…。

染めたもの
ハマナカ ホームメイド ピュアウール 中細(40g 190m) 80g
媒染剤
生みょうばん8g。助剤は酒石英2g。
参考書籍
作成した『My草木染め手順書』。この手順書のもとになっているのは手持ちの染めの本。

参考用語
か行:かせ
さ行:先媒染、酢酸処理、酢酸銅、酒石英、助剤、精錬
た行:銅媒染
ま行:みょうばん媒染
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桃の残液で染める

 2020-04-17
桃でウールを染めた結果、染液はまだ色が残っていました。
それはもう…残液でも染めるでしょう!
というわけで翌日、染めるものを見つけて投入しました。
桃の染液
その後、銅媒染。驚くほど濃い茶色に見えましたが、その後引き上げて洗ったら、落ち着きました。
奥にあるのが、みょうばんで媒染したウール糸を桃で染めたもの。
右側二つが今回桃の残液で染めたものです。茶色。まあ使い勝手はよさそうな色かな…。
桃の残液で染める


染めたもの
織り機を譲っていただいた時にいただいたループ糸。FA509と書いてあったので、おそらく後正さんの、毛80ナイロン20の糸ではないか? 200g
染料
桃の枝 272gでアルカリ抽出して染めた後の残液
媒染
染め直後に銅媒染
参考書籍
作成した『My草木染め手順書』。この手順書のもとになっているのは手持ちの染めの本。


手順書を見ながらやったのに、最後に酢酸処理をするのを忘れました…。昨日はやったのに…。
今日は後媒染だったのでうっかり…。

もっと見やすくしよう、手順書。


参考用語
あ行:アルカリ抽出
さ行:酢酸処理
た行:銅媒染
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久々に草木染め。桃でウールの糸を染める

 2020-04-16
外出を自粛している今日この頃。花見もままなりません。
先日、桃の枝を売っていたので、購入。家の中で花見を楽しみました。もちろん、花が終わって葉っぱだらけになったら草木染めをするつもりでした(笑)。
だって在宅勤務だと、一日3時間以上時間の余裕ができますしね(通勤時間が往復で3時間以上)。
桃の花

ところが花が終わりかけて、一部葉っぱが出始めたころ、家の中に毛虫が…。緑色のと茶色い毛虫が…。
どう考えても桃の枝についてるんですよ。どこにいたんだろう…。

それで母が「もういやー!」と言い出しまして。葉っぱがもっと出るまで待ちたかったのですが、待たずに枝を切り刻んで染めに入りました。

桃の花でウール糸染め
一番液と二番液で染料液が6Lくらいでしたが、無理やり250g位染めました。浴比1:30未満(苦笑)。
しかし、なかなかによく染まっています。

実は温度計をとめるために使ったクリップを途中で液の中に落っことしたらしくて、その周囲がちょっと黒く染まってるんですけどね…。そこだけ何媒染になっちゃったんだろう…。


染めたもの
糸のきんしょうさんのタスマニアウール250g
染料
桃の枝 272g
抽出
アルカリ抽出
媒染
2017/4/8にみょうばん媒染してあった
参考書籍
作成した『My草木染め手順書』。この手順書のもとになっているのは手持ちの染めの本。


久しぶりに手順書見ながら染めてみたら、手順がわかりづらいところがあったので、修正を加えています…。


参考用語
あ行:アルカリ抽出
ま行:みょうばん媒染
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藍の生葉染め ウール糸

 2017-08-09
藍の生葉で染めたウール糸がどうなったかというと、こうなりました。
藍の生葉染め ウール糸
右が最初に染めたもので左が後で染めたもののはず。…この写真で見ると後で染めたものの方がより浅葱色でしょうか。絹よりはどちらも青く染まりました。

ちなみに糸はどちらも、ハマナカ ホームメイド ピュアウール 中細(40g 190m)。
先日、期限切れになりそうなポイントを使って、染め用に買っておいたものです。玉だったので、かせにしてありました。いやー早速出番があって何よりです。

なお、右のかせが乱れていますが。写真に写っていないところはもっとひどく乱れています。乾いた後、ほどきましたが3時間位かかったでしょうか…('' )。ちゃんとかせが乱れないように染めないとダメですね…。(これでこりたので、残液で染めた左の方は、スズランテープで数か所まとめてから染めました…。乱れませんでした)


追記。かせの乱れ具合から言って右が最初の染めたものと思ったのですが。
現在、最初に染めたものは青いままで、残液で染めたものはけっこう緑になっています。あれー?
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不味い煎茶で毛糸を染める

 2016-09-19
東京スピニングパーティーからこっち、染めなくちゃ気分になっていたので、とりあえずこの連休で染材を何か一つは使おうと思っていました。で休みに入って、染材が入っている箱を開けたら、煎茶の缶が目に入りました。
その昔母から「このお茶まずいからあげるわ。染めに使って」と煎茶を缶ごともらったんですよね。

よし、こいつを使おう!と思いました。量が155gあったので、毛糸150g位染められそうです。
タリフマーケットで購入してきた国産紡毛糸が150gだったので、それを染めることにしました。

お茶で染めている『草木染め大全』を見たところ、銅媒染がよさそうかな。ということは後媒染にするから、と、染料の抽出⇒染め⇒銅媒染⇒酢酸処理、の順でやりました。
煎茶で毛糸染め
茶色く染まっています。ちなみに左側の小さいかせは、銅媒染前のものです。つまり無媒染。サンプル用に媒染前に一本抜きました。

染めたもの
タリフマーケットで購入した国産紡毛ウール 155g
染料
煎茶
媒染剤
酢酸銅5%水溶液、助剤に酒石英
参考書籍
作成中の『My草木染め手順書』。この手順書のもとになっているのは手持ちの染めの本。
『草木染め大全』

参考用語
さ行:酢酸処理
た行:銅媒染
は行:紡毛糸
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白樺の皮で毛糸を染める

 2016-03-30
母から色あせたブルージーンズと汚れた白ジーンズを「染めて」と前から頼まれていまして、藍があるからそのうち藍で染めようと思っていました。
日曜日、桜の残液で染める傍ら藍染めをしようと思って、ジーンズや、その後残液で染めるつもりで色々なものを用意したのですが。
肝心の藍の染料を見たら、200g染められる量でした。

いくら細い母のジーンズといえども、1本400gはあります…。やっぱりたっぷりの量で染めたいですよねえ。

というわけで断念。
しかし「この火の付いた私の染めゴコロをどうしてくれる!!」…と思ったところ。染材入れ箱に入っていた白樺の皮に目が留まりました。「よし!お前で何かを染めてやる!」という気持ちになったのでした。
白樺の皮
この白樺の皮が一体何かというと、父が昔どっかに行った時にもらってきたのです。
「何か作れば」と言ってくれたような気がしますが、白樺細工は別に趣味にしていないし、織る緯糸にするのもどうだろう。草木染めしてみるか、ととってありました。

検索したところ、中性抽出で色が出たという記事を2個くらい見つけたので、水だけで中性抽出しました。
白樺の皮抽出中
うん、無事、色が出ています。
ちなみに右奥に映っている小鍋は、桜の残液で真綿を染めているところです。

白樺の皮は50gあったのですが、すっごく乾燥しているので100g位は染められるかな、と思い100gの被染物を探しました。
…先日タリフマーケットで購入してきた国産紡毛糸の片方が100gでした。それを染めることにして、毛糸をまずはみょうばん媒染。その後染め。

白樺の皮で染めた毛糸
こんな感じに染まりました。ちゃんと色出てますね!

染めたもの
タリフマーケットで購入した国産紡毛ウール 100g
染料
白樺の皮
媒染剤
みょうばん媒染
参考書籍
作成中の『My草木染め手順書』。この手順書のもとになっているのは手持ちの染めの本。

参考用語
あ行:藍染め
は行:紡毛糸
ま行:みょうばん媒染
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栗の渋皮の残々々々々々液でウールシルク糸を染める

 2012-10-15
栗の渋皮の残々々々々々液で、10/13から10/14にかけて、またウールシルク糸を染めました。

img816_DSCN2884.jpg

まだ、染まりそうな気はするのですが、ちょっとは薄くなってきたし、ウールシルク糸が残り0になったので、そろそろ染めるのは終わりにしようと思います。

今度から栗の渋皮染めをするときは、被染物を沢山用意せねば……。


染めたもの
ウールシルク糸 25g
染料
栗の渋皮の残々々々々々液1000ccに水200ccを足した。
媒染剤
生みょうばん30gと酒石英7gで、ポロワススライバー100gとウールシルク糸250gを先媒染したものの一部。
参考書籍
『草木染め大全』



参考用語
か行:原毛
さ行:先媒染、酒石英、スライバー
は行:ポロワス
ま行:みょうばん媒染

栗の渋皮の残々々々々液でウールシルク糸を染める

 2012-10-14
栗の渋皮の残々々々々液で、10/13の日中、またウールシルク糸を染めました。
img815_DSCN2883.jpg

染める糸の方がなくなってきました……。


染めたもの
ウールシルク糸 50g
染料
栗の渋皮の残々々々々液1200ccに水300ccを足した。
媒染剤
生みょうばん30gと酒石英7gで、ポロワススライバー100gとウールシルク糸250gを先媒染したものの一部。
参考書籍
『草木染め大全』



参考用語
か行:原毛
さ行:先媒染、酒石英、スライバー
は行:ポロワス
ま行:みょうばん媒染

栗の渋皮の残々々々液でウールシルク糸を染める

 2012-10-13
栗の渋皮の残々々々液で、10/11にまたまたウールシルク糸を染めました。
img814_DSCN2878.jpg

ちょっと薄くなりました。水を多めに足したのがよかったのか、さすがに染める力が弱まってきたのか……。

でもまだ染まりそう……。


染めたもの
ウールシルク糸 30g
染料
栗の渋皮の残々々々液1000ccに水500ccを足した。
媒染剤
生みょうばん30gと酒石英7gで、ポロワススライバー100gとウールシルク糸250gを先媒染したものの一部。
参考書籍
『草木染め大全』



参考用語
か行:原毛
さ行:先媒染、酒石英、スライバー
は行:ポロワス
ま行:みょうばん媒染

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